トップガンマーヴェリックの謎を解け‼ #∞(おまけ)
トップガンマーヴェリックの謎は解けたのか?
~そーね、だーいたーいね♪
本日(日付変わったので昨日11月22日です)18時35分から加古川イオンシネマで18回目のトップガンマーヴェリックを見てきました。
関西では、もうトップガンマーヴェリックを上映している映画館は、大阪以外だと数えるほどになり姫路から神戸の間ではイオンシネマ加古川のみ(かな?)。それも本日が最終日。
大阪にしても間もなく上映終了になりそうで、私が映画館でトップガンマーヴェリックを観るのはこれが最後になると思います。
最後の鑑賞は、今でおこなってきた考察の細部を事前に予習することなく、自然体で臨みます。
Don‘t think.Just feel it! です。
アイスマンとマーベリックの面会シーン。悩めるマーベリックへ向けるアイスの表情。
私の頭の中には、All you need is believing him.というマーベリックへのアイスの声が浮かびます。
マーベリックとルースターの感情の機微を賞味するのが今回の目玉。17回目で気付いたことの追体験ですが、この二人、もう最初から最後まで微笑ましいったらありゃあしない。
ちょっと困ったのは最後のF-14対第5世代戦闘機のドッグファイト。
緊迫したシーンのハズなのに、自然と頭の中で“ナラズ”と“ズモーノ”のセリフをアフレコしてしまいました。
妄想空間ででっち上げた“コラム4”のズモーノ目線のストーリですが、映画のシーンとのシンクロ率はなかなか高かったようです。
いよいよエンドロールに突入です。前から思っていたのですが、主要登場人物のキャスト紹介の映像はみんないい顔なんですよね。
その中でもケイン少将は特筆もの。
おじいちゃんが笑ったよ。
劇中では始終苦虫をかみつぶしたような顔をしていたのに。
きっとケイン少将は最後に『パイロットたちもなかなかやるじゃないか。』と言っていたのでしょう。
そしてとうとう最後の“みんな、何百回も何千回もがんばったんだよ。”のテロップが流れておしまいに。
今回は誰一人としてエンドロールが終わるまで席を立つ人がいませんでした。おお同志たちよ。
そういえば最後にどうしてもやりたかった事やっとくか、とparamountの山頂が出たときに一人スタンディングオベーション。もちろん拍手は控えめに。
この拍手が一人、また一人と伝わり最後は全員で大喝采!
になることもなく静かに画面が暗転。終わった。
と思った瞬間に、またスクリーンにマーベリックの顔が!
ファイナル予告を最後に流してくれたのですが、これはDVD、Blu-Rayのコマーシャルでした。
イオンシネマでは毎回これ流しているのかもしれませんが、これまでの17回の鑑賞はすべて、エンドロール終了、暗転、照明点灯でしたので、
一人スタンディングオベーションに答えてくれたようでちょっとうれしかったのです。
最後に
人間ドラマをテーマとして人間ドラマそのものを描いた作品や、なかなか難解だけど頑張って繰り返し見ると何か深いものが見えてくる(なかなか見れませんけど)作品はよくありますが、素直に面白くて、ついつい何度も見ているうちに自然と深いドラマが見えてきたトップガンマーヴェリックという作品に巡り合えたのはとても幸せなことでした。
また、おそらくそこに見えてくるドラマは、私の感じたものとは決して同じものではなく、人によってはマーベリックとペニーの物語であったり、家庭におけるアイスマンであったりと、いろいろなものがあるのだと思います。
このように、観る人にやさしく、そして懐が深いこの作品には、年齢を重ねたマーベリックの生き方が乗り移っているようで、『トップガン・マーヴェリック』というタイトルは決して主人公の名前を冠しているだけでないような気がしてきました。(だって前作のトップガンも主人公は今回以上にマーベリックですから!)
結論:トップガンマーヴェリックは非常に希少かつ貴重な映画界の財産である。
そういえば、ミュージカルならキャッツなどの定番は半永久的に劇場で上演されていますし、モナ・リザはルーブル美術館に行けば見ることができます。
トップガンマーヴェリック、今回で映画館で見るのは最後になるといいましたが、また大画面で見たくなることは必至ですので、日本にある映画館の一つや二つは週に1回の上映を、半永久的に続けていただけることを願ってやみません。
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