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Women Tech Terrace 2023に行ってきた

こんにちは。ととです。
2023年4月9日(日)に開催された、Women Tech Terrace 2023にオフライン参加してきました!

このイベントは、"女性エンジニアによる女性エンジニアのためのカンファレンス"ということで、発表者も女性で、参加者もほぼ女性、
たぶん運営の方もほとんど女性だったのではないでしょうか。

念の為はじめに言っておきたいのですが、
「男性ってズルいよね!」みたいな話は、セッションだけでなく参加者同士での会話でも終始全くありませんでした。
私にとっては「いつものカンファレンスより、自分に(属性が)近い人がたくさんいて、共通の話題も多いな」という、そんなイベントになりました。

セッションの感想

一つ一つの発表のメモが、とっても長いので、特に記憶に残っている発表3つと、概要と感想だけです。ご了承ください。

佐藤 祥子さん

How to Build Confidence and Achieve Challenges 〜挑戦する思考〜

Shokoさんパワー炸裂!という感じの、とにかく、超!パワーを貰えるセッションでした。
懇親会でも「パワーもらったよね〜」って、話題になるほど!

  • どんな自分になりたいのか

  • 今と違うなにかを手に入れるのに、必ず挑戦が必要

  • 挑戦にはどうして不安が伴うのか

  • 挑戦につきまとう不安への対処法

私も近々、大きな引越が待っていたりと、大きな変化 / 挑戦が待っているので、「不安もいっぱいだけど前向きに頑張ろ!」と思いました。

高木 里穂さん

環境が変わっても好きを仕事にしつづけるためのエンジニアキャリア戦略

経歴見てすごい人だな〜と思っていたけど、「私はこういうことが好き!で、こういうことが苦手!むしろコンプレックス!」という話がぽんぽん出てきて、肩の力を抜いて聞けました。

  • 不確実な世の中で生きるキャリア戦略を考えよう

  • 自分の好きなことや得意なことって、褒められて「え?こんなことで?」って思ったりするようなことだったり、むしろコンプレックスやトラウマになっていることかも

  • ロールモデルは複数もとう

  • ドリームキラーに気をつけよう

私にもきっと、「私は努力だと思わないけど他の人よりできる(むいている)こと」ってあるから、それを探していきたいな〜と思いました。
とりあえず、近々ストレングス・ファインダーをやります!

橋爪 友莉子さん

Women in RecSysから考えた女性の技術コミュニティとその意義

わかる〜!がいっぱいのセッションでした。

  • 海外でも女性技術コミュニティは色々ある

  • 女性技術コミュニティの存在意義

    • 元々は「無理して"女性"エンジニアを増やす必要ないのでは?」等思っていた(わかる)

    • でも、今は以下のように考えている

      • ライフステージにおける悩みを相談できる

      • 開発には女性視点も必須で、そのために女性エンジニアは増えてほしい

女性側としても、「別に"女性だから"って優遇/支援しろっていうのはちょっと…」みたいな気持ちがあったり。
でも、増えることでこういうメリットがあるのを感じてるって聞けて、そうだよなぁとも改めて思えました。
実際、懇親会では仕事や転職を両立させるの、小学生からのほうが難しいとか聞けたり……

書ききれなかったこと

技術的な話もあって、今回は特にデータ分析系の話が多かったです!
こんな分野でも女性が活躍してるんだ〜!!と思えましたし、内容は専門外でもとても面白かったです。スライドがとても見やすかったおかげです。
あとGitHubCopilotの話を聞いて、普段の仕事であるiOSアプリ開発でも使えるようにならないかなぁと……やってみたい。

パネルディスカッションの感想

Top DE&Iカンパニーリードと語る、IT企業の多様性推進を加速させるために

会社でDE&Iを進めていらっしゃる3人のお話を聞けました。
お悩みがすごいリアルで、「うわこんなに頑張って、色々考えて、そして文化って変えていくんだな」と思いました。
興味深くて、聞けてよかったな〜と思いました。

特に印象に残ったのはこの3つです。

女性エンジニアが働きやすくなるためには

  • 女性は理系が苦手という偏見を取り除いていく

    • そもそもエンジニア人材市場に女性が増えないと、社内のエンジニア男女比を揃えることは難しい

  • 長時間労働が評価に直結する社風を変えていく

アメリカのDE&Iの施策を持ち込んでも浸透しない

  • 日本ではアメリカと違ってダイバーシティを気にしなくてもわりと生きていける

    • だから、その意識が自然発生することはない

  • 漫画を例にするなど、日本のコンテキストに添った施策を探すことが必要

システムに組み込む必要がある

  • DE&Iにパッションがある人が辞めたらDE&Iが落ち込むことがある

  • レビュー項目に組み込むなどシステムに組み込んでいかないと、すぐ後退してしまう

最後に

私、普段はiOSアプリ開発のイベントにはちょっとずつ参加して、お知り合いも増えてきたのですが、こういった女性テックイベントにオフラインで参加するのは初めて。
知り合いを誘ったりもせず単身参加だったので、すごーく緊張して参加しました。
が、わりとそんな人も多くて、私以外でも懇親会ではじめましてで仲良くなった人も多かったんじゃないでしょうか。(私はそう見えました)
なので、思い切って、懇親会では、「さっき登壇してた人だ!」とか「あの人他のイベントで見たことある!」とか「Twitterフォローしてる人だ!(私のことは知らないかもだけど)」とかいう方に、話しかけにいきました。
「さっき"挑戦する"パワーもらっただろ!」ということですし。
そしたら、ちゃんとお話してもらえて(ちゃっかり名刺も交換してもらって)とても嬉しかったです。
そして、「ああ私もこういう人になりたいなぁ」と思える人がたくさんできました。
私もいつか、誰かのロールモデルの一人になりたいなぁ。

スタッフの皆さま、スポンサーの皆さま、本当にありがとうございました。

私の他の女性テックカンファレンスの参加レポートはこちら


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