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英語を英語として理解する方法

英語学習の考え方のひとつとして参考になればと思い、留学生活2年目くらいに気づいたことについて紹介します。

それまでは英語を日本語に変換して理解し、日本語で考えた言葉を英語に変換して伝えるということを行なっていました。

でもある時ふと、「英語圏にいて英語ネイティブの人と関わるだけなら、もしかして日本語に変換する必要ないんじゃない?」って思ったんです。

そこからは英語を英語のまま理解することを意識し始めました。

分かりやすい簡単な例で言うと、「Good mornong」は日本語訳すれば「おはよう」になりますが、わざわざ日本語にしなくても理解できますよね。「good morning」=「おはよう」ではなくて、「good morning」=『朝の挨拶』『良い 朝』と理解すれば良いんです。そうすればいちいち日本語にするとなんて意味?なんて考えなくなりますよね。
(細かく言えばgood morningの前にはYou’ll have aとかHave aがあって良い朝をみたいな意味になるんですが、日本語のおはようの語源とかだってなんとなくこんな感じだろうくらいの理解ですよね)

単語はこの考え方である程度いけます。日本語に直すとなにか?よりも、どんな場面で使われていて、どんなニュアンスが含まれている単語なのか、そういったところに着眼点を置くと英語を英語として理解するということがなんとなく分かってくると思います。そして単語の意味は英英辞典で調べるのが基本です。あとは例文をたくさん見ること。

次は文章の考え方です。
中学の英語で長文を日本語訳させられませんでしたか?日付と自分の名簿番号が同じ日は先生にあてられるんじゃないかとヒヤヒヤしてませんでしたか?
あれこそが英語を日本語にいちいち変換させる脳みその思考回路を作っている悪の根源だと思います。
例えば
I went to Sydney to study English when I was 18 years old. って文章。
「私は18歳のとき、シドニーに英語を勉強しに行きました。」でも「私は18歳でシドニーに行きました。英語を勉強しに」でもどちらでも意味通じますよね?どちらが綺麗な日本語かは別として。でも後者の解答だと丸がもらえるか怪しい気がします。

英語を英語として理解する場合、
「私 行った シドニーに 勉強しに 英語を 18歳の時」って日本語で言われて理解できるようになる必要があります。
なぜならこれが英語圏の人が、伝えたいことを伝える順序だからです。
そしてこれができないと会話にはついていけないです。逆にいちいち日本語に変換しながら会話できる人は同時通訳者になれるくらい頭の回転が早い人だと思います。

英語は基本、主語(名詞)と述語(動詞)がめちゃくちゃ大事です。というかここさえ掴めればほぼ理解できます。あとの目的語やら形容詞やら副詞やらは付け足し付けたしの装飾に近い感覚です。

でもいきなり文章は無理なので、まずは単語で意識づけをしてみてください。

赤ちゃんだってまずは単語から覚えますよね。突拍子もない時になんか惜しい単語言ってきて笑っちゃうこととかありませんか?あれってまさに単語の使われ方や場面を赤ちゃんなりに感じ取って発言してるからだと思います。

英語を英語とイメージのみで理解する。

是非試してみてください!!

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