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子育ての勘違いを直して、子どもの笑顔を増やそう。【嫌われる勇気】②

この文章は続編です。
①から読んでからの方がきっと分かりやすいし、何より僕が嬉しいです。▽僕らの子育ての勘違い①

約3500字で、5分〜6分で読めます。
それではまったり続きをどうぞ。


僕らは我が子を愛するだけじゃいけないみたい。

不良。不登校。引きこもり。ニート。

なんとなく「うちの子はならないだろう」と
正直、僕は思ってしまっている。

だってこんなにちゃんと愛しているから
これだけ愛を与えているから大丈夫と思っている。

もちろん少しは不安はある。
もしそんな風になったとしたら僕らはどう対応すればいいのだろう?って。

もしくはそうならないために
事前にできることはあるのだろうか?

これも『嫌われる勇気』をみて答えがあった。

その答えが僕ら親の唯一のやるべきこと
と言っても過言ではないと思う。

さてここから僕らがすべき唯一のことを
読みやすいくまとめていきます。

少しでもあなたの心が軽くなりますように。
まったりと読んでくださいねぇ☕️



ちゃんと育ててるはずなのに。

そもそも
グレるとかヤンキーとか世間的には問題児といわれる子になぜなってしまうのだろう?

よく本やテレビで聞く例を2つ並べてみる。

まずはベタなところでいうと
親が子どもに虐待している場合。

手を出しているのは当然あかんし
ネグレクトみたく放っておくのもあかん。

シンプルに愛がなさすぎるときは
やっぱり子どもは荒れて育つ。

これは「そりゃそうだ」って感じ。

でもこんな話もよく聞く。
愛情を持っているのに子どもが荒れていく話。

愛しているから
小さい頃から親が勉強する環境を作る。

愛しているから
身体に悪いものを食べさせない。

愛しているから
ゲームや漫画を与えない。

愛しているから
将来こうなって欲しいと伝える。
その準備を親がする。

そんな風にいっぱい愛して、
子どもの将来が明るくなるように
お金も時間も使ってる。

でもこんなに愛情をかけても…
悪さをし始めたり、不登校になったりする子がいる。 #ドラマの医者の息子も大抵荒れるよね

あれ?ちゃんと育ててるはずなのに。
そこに「愛」はあるはずなのに。

あれ?愛情だけで育ててもダメみたいだ。

僕もむむさんのこといっぱい愛しているけど
それだけじゃ足りない。

さて、僕らに本当に必要なことは何だろう?



子どもを「信頼」しろ!

もう答えを言ってしまいますね。
タイトルでバレてますが言いますね。

それは…『信頼』すること。

え!もうむむさんのこといっぱい信頼してるよ!
と、自分では思っていたけど、

僕は勘違いしていた。
僕がこれまでしていたのは「信頼」ではなく、
それは「信用」だった。

ん?なになになに?と、思うよね。

違いはこの話を例にすると
分かりやすいかなと思う。

2歳の息子むむさんが
水の入ったコップを運びたいと言った。

「あぁ…こぼしそうだな」と僕は不安になる。

「こうやって持つんだよ」「ゆっくり歩くんだよ」と
何度も何度も教える。

コップを両手でしっかり持って
えっほえっほとゆっくり歩くむむさんを見て、
そこでやっと安心して、やっとむむさんを信じる。

このときしていたのが「信用」だった。
これだといけない。

僕らがしなくちゃいえないのは「信頼」
「信用」ではなく、「信頼」。

違いはというと…


ただただ、信じる。

「信用」は
何か“条件”ありで信じること。

信用の分かりやすい例が「銀行」。

銀行はお金を貸すところ。
けど全員に貸すわけでない。“信用”がある人にだけ貸す。例えば、「公務員」。

安定した職業で、しっかりお金が返せるという条件があって信じられるから、お金を貸す。

逆に働いてない人は
“信用“されずに貸してもらえない。



先ほどの僕の例に当てはめてみる。

むむさんが“こぼさない”という条件を付けてから
やっと僕は信じた。だからあれは「信用」だった。

となってくると「信頼とは?」が想像がついてくる。

そう。「信頼」は条件なしで信じること。

子どもが何をするとか、うまくいくとか、失敗するとか関係ない。ただただ、信じるだけ。

極端な話、裏切られても信じ続ける。
それが「信頼」。

僕らは「信用」ではなく、子どもを「信頼」し続けることが一番の仕事であり、唯一の仕事。

そうすれば、子どもは「無敵」になれるんだ。



僕らは我が子を疑っている。

「信頼じゃなきゃダメなの?信用じゃダメなの?」
そう。信用じゃダメなんです。
きっぱり言います。ダメなんです。

だって条件がなくちゃ信じられない
ということは疑ってる同じだから。

信じられず疑ってるから、条件を付けている。

むむさんのことを心のどっかで疑ってたから
コップを運ばせるのを躊躇したし、自分が安心するために条件を付けた。


嫌われる勇気にはこんなことが書いてあった。

「信頼」の対義語は、「懐疑」である。

そう。「信頼」の逆は、「疑い」。

人を信頼してないと、
「疑ってる」のと同じだと本に書いてあった。
だから「信用」も疑ってるということ。

あ、そっか。
信頼しなくちゃいけない理由が少し分かったぞ。

疑われるってめちゃくちゃ辛いからだ。

人って想像以上に敏感だ。
疑われてたら、「あ、この人私のこと疑ってるな」ってすぐに分かる。

疑われてるって分かったら不安になる。
その人のこともなんとなく信頼出来なくなる。



疑わない方法はひとつだけ。
「信頼」すること。

条件なんて付けずに、ただ信じる。

お水をこぼしてもいいじゃない。
下手でもいいじゃない。
失敗していいじゃない。
何度でも挑戦すればいいじゃない。

それでも僕らは我が子を信じる。
疑わない。この子なら大丈夫って。

信頼するのは怖いのも分かる。
今回はそこに「勇気」が必要になってくる。

やっぱり僕らは少しの勇気が必要みたいだ。



「信頼」されてる子どもは最強になれる。

ここでこの文章の初めの話に戻す。
子どもはなぜ不良や引きこもりになるのか?

それは「信頼」される経験が少ないから。

親に暴力やネグレクトを受けた子どもも
親が過保護すぎる子どもも、信頼される経験を出来ていない。

人はたった1人にでも「信頼」されたら
勇気が出る。

逆にいうと信頼されなければ
不安で、不安でしょうがなくなる。

僕のこともっと注目してよ。
僕のこともっと信じてよ。

子どもたちの心の叫び。

子どもたちは注目される方法を
問題行動ということしか知らないから
やんちゃしたり、引きこもりになったりする。

もっと見てほしいだけ。
もっと信頼してほしいだけなんだ。


そういえばドキュメント番組とかで

ヤンキーが、学校の先生とか、お寺の住職とか
たった一人の恩人と出逢えたことで劇的に変わるの見たことあるな。

お、繋がったぞ。
そっか。それも「信頼」だ。

「お前なら大丈夫」って言ってくれて、万が一また悪いことしてしまってもただ抱きしめてくれる人が出来たから。

そりゃ変わろうとするな。

だってそんな人を
何度も何度も裏切るのは至難の業だもん。

何度裏切っても信頼してくれる人を
また裏切るの想像してみて。

きっと出来ない。

変わるきっかけを見つけたらそこからは最強だ。

失敗してもいいと思えるようになる。
失敗してもいいなら挑戦できるようになる。

そう。子どもは勇気を手に入れた。

信頼できる人が一人いれば
子どもは最強の勇気を手に入れることが出来るんだ。



だからまず僕ら親が信じる。

一つ前の記事でやった「課題の分離」。

子どもが勉強するかしないかは「子どもの課題」。
親はコントロールできない。

その後勉強しなくて、将来困るか困らないかも
子どもの課題。

そこには親の勇気が必要だった。

でも勇気が出ずに、
「私は親だから、やっぱりほっとけない!」と
何かしら子どもの課題に踏み込んだら…

そう。今回の話に繋がる。
子どもは「信頼されてない」と感じる。

「信頼されていない」とどうなるかは
この記事で書いた通り。

そう。
やっぱり僕らがまず信じる。それは僕ら親の課題だ。

子どもの課題は、子どもの課題。
僕らのすることは「きっと大丈夫」と見守るだけ。

あ、もちろん「勉強したい!」と子どもが言ったら
塾や家庭教師などの方法を準備する「手助け」はしても大丈夫!

「この子が出した答えだから、信頼して助けよう」
それも親の課題だから。

どうだろ?
少し繋がったかな。

『嫌われる勇気』はまだまだ大切なことが書いてあったけど、これ以上書くとごちゃごちゃになりそうだから今回はここまで。

まず「課題の分離」と「信頼」
この2つを意識するだけで
僕はめちゃくちゃ心が軽くなった。

少し勇気が必要だけどね。


『嫌われる勇気③』は
また少し期間をあけて書きます。

次はまた別なことをまとめます。

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では次の文章で会いましょ〜

ととさん。

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