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meijiミルクチョコを使って簡単テンパリング♪

こんにちはパティシエールのtotoです。

今日は目からウロコの即席テンパリングのお話です🍫

チョコ=カカオバターが入っているものは基本テンパリング(温度調節)と言うものをします。それが製菓用チョコレートのクーベルチュールというチョコでもスーパーで売ってる明治のチョコや森永チョコでも。
コーティング用の目的で作られたチョコはしなくても溶かすだけで使えますが。


普通のお菓子教室で教えてくれるテンパリング方法は水冷法と言って、
湯煎でミルクチョコを45−50度にして完全に溶かしたのち、
冷水にボールを当てて25ー6度くらいに下げる。
その後再度湯煎につけて最終的に29ー30度にあげたら
テンパリング終了というものです。
⚠️チョコのメーカーによって温度が多少変化します。

めんどくさいですよね、フツーに。

しかも温度調節しただけで100%テンパリングが成功するという訳でもありません💦


科学的なことを言えばシアストレスという摩擦がテンパリングにとってめちゃくちゃ重要

つまりゴムべらでしっかり擦るような動作をするとテンパリング化が進みます。

テンパリングがうまく取れていないと、
パキンと割れない。冷蔵庫から出した途端に溶ける、または柔らかくなる。型からキレイに外れない、口溶けが悪い。
光沢がない。

とまあまあ問題が多く発生します。

明治チョコでもテンパリングはしないといけませんが、実はめちゃくちゃ簡単な方法があります💡



それは電子レンジでテンパリングする方法



電子レンジなんて邪道だと思いがちですが、実はめちゃくちゃキレイにテンパリングできます🎵


ただし以下のことを注意しないといけません。

①電子レンジで全て溶かしきった状態が32度以上にならないこと。明治ミルクチョコ一枚で目安600wで1分ほど

②テンパリングが取れてる板チョコを使う。暑いところで一旦溶けて固まったもつはNG!

③しっかりゴムベラで擦りながら混ぜる。


この3つを守れば簡単にテンパリングがとれます✨

レンチンしても塊のチョコは溶け残っているのでしっかりゴムベラで摩擦するように擦りながら滑らかにしていくとよりいっそううまくいきます😃

この方法でテンパリングをとると流動性があまりなく、少量の時にしか向きませんがちょっとチョコペンで絵を書いてお菓子にデコレーションしたいときとかはかなり便利。

もちろん製菓用のクーベルチュールでもできますよ❤️








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