もう半分、あと半分。🍋高校生島暮らし日記#1
男もすなる日記というものを、女もしてみんとてするなり。 ー安芸日記ー
なんつって。
スウェーデンから帰ってきて遂に一ヶ月が帰ってしまった。
時間が経つのは早いぞ、早すぎるぞ。あっという間に死んでしまいそうだ。
スウェーデン留学の様子を綴ってきたワタクシですが、
このままnoteを続けていこうと思い、「高校生島暮らし日記」ということで週2回日常でのあれこれを発信していきます。
高校2年生の私は今、10月1日でちょうど高校生活の半分を終えてしまったのだ。
高校生でいられるのはあと半分になってしまったのである。
あー早い。あー早い。
高校一年生の春からの1年半は本当に本当に激動の日々であった。
整理も兼ねて高校生活の半分を振り返る。
一年生
・広島の離島の高校に進学
・陸上部と茶道部と音楽部と
・島の海岸でバイト
・人生の中で一番みかんを食う
・島にある3つの高校との共同プロジェクトに参加
・トビタテ!留学JAPANに応募
・広島空港プロポーザル大会で「広島空港キャンプ」が最優秀賞受賞
(空港にイベントの企画を提案するコンクール)
二年生
・同級生と「O7summit」という活動を始める
・激動の六月を生き延びる
(O7の活動→トビタテ研修会in東京→文化祭→旅する櫂伝馬*1泊2日の学校行事)
・生徒会長になる
・トビタテに合格してスウェーデン留学
来週ついに広島空港キャンプの開催!
私の大好きなジョン万次郎の人生に匹敵する濃さじゃないか。
とんこつラーメンのこってりの中のこってりだ。
私が島に来て一番良かったなと思うこと
自分が『井の中の蛙』であったことを高校一年生のうちに気づけたこと。
家族という基本的な考え方が似ていて、過ごしていて快適な温室空間で育った普通のこどもだった私はまさに井の中の蛙。家族や地元という井戸の中が世界の全てだった。だけど地元にいるとき、自分は人よりもいろんな人と関われているから、井の中の蛙ではないだろうと思っていた。
だけど、世の中は、世界はもっと広かった。
島に来て、これまで出会ったことのない人たちとたくさん出会った。
何かもが新しくて、面白くて、勉強になって最高の環境だ。
でも、時々その新しさ、人同士の考え方・価値観の違いによって、
納得できなかったり、誰かと口喧嘩したりすることがある。
そんな時、私の頭には山崎まさよしの『セロリ』の冒頭の歌詞が再生される。
”育ってきた環境が 違うから 好き嫌いは否めない”
そうだよ。育ってきた環境が違うなら、
その人を形成するものが違っていて当然なんだ。そう思ってももやもやする時は、本当は自分の方が正しいのになとか思ってもいいと思う。あとで後悔しろ、って思ってもいいと思う。
そんなスタンスでもいいから、
積極的に井戸の外に出て、違いを感じ、誰かとぶつかり合っていこう。
大海原を、荒波を知る蛙になってやる。瀬戸内海で。(笑)
もうちょっと洒落た文章を書きたかったのだが、
時間がないので今日はそのまま、ストレートに自分の思いを綴ってみました。
最後に。
私は星空を見ている時よくこんなことを考えます。
世界は自分が思っているより本当に広くて、広くて、
どんなに長生きしようと一生のうちに世界の全てを知ることはできない。
そんな中で私は何を知ろう。この面白い世界の面白い何について知ろうかと。