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生まれたところや、皮膚や、目の色で…🇸🇪スウェーデン留学#7

Hej! こんにちは

私の留学も第二章に入り、

現在Stockholmを離れて、Karlsahamという
スウェーデン南部の小さな町でこの記事を書いています。

Karlsahamについてはまた今度。


今日は人種について。

スウェーデンには色んな人種の人がいて、
パッと見ただけではスウェーデン人なのか、
私では観光客なのか判断できかねます。

スウェーデンは日本よりも国際色豊かで、
日本という北欧から遠い国から来た私も、目立っていない気がします。

スウェーデンに様々な人種の人がいるのは、
immigration 移民を多く受け入れていることが理由の一つで、
スウェーデンの4人に1人が外国にルーツを持っているそうです。

さて私がStockholmから列車に乗って、Karlsahamに向かっている時のこと。

トイレに行きたくなって、通路で車内のトイレの順番待ちをしていると、
ある女の人から声をかけられた。スウェーデン語で。

多分、内容は(前の人が全然出てこないから)
「誰か入っているように表示されてるけど、誰も入ってないんじゃない?」って感じだと思う。

英語を理解するのに精一杯の私は、スウェーデン語がわからないので、

「ごめんなさい。スウェーデン語わかんないです」と英語で伝えると、

「Do you speak English?」と尋ねてくれた。

その後、トイレ問題は終結し、
私は初めてのスウェーデンの列車トイレで無事用を足すことができた。


(ちなみにトイレのを流す時の音は、中川家の礼司がいつもやってる
スーーーーーー〜ー カコンっ という感じではなかった。日本の新幹線のトイレの音よりもおとなしめ。)

席に戻った後、そういえば、
スウェーデンの人に最初話しかけられる時って、
大体スウェーデン語だなと思った。

明らかにスウェーデン人に見えないなら(私)、
初めから英語で話しかけてくれれば良いのに と
一瞬思った。

だけどすぐ、それは間違いだと気づいた。


ザ・ブールハーツの『青空』という曲にこんな歌詞がある

♩生まれたところや 皮膚や 目の色で

一体 このぼくの 何がわかると言うのだろう


多くのスウェーデンと見た目が違っていても、
自分のことをスウェーデン人だと思っている人、スウェーデンに国籍がある人、
色んな人がいる。

それなのに、
勝手にこの人は外国人っぽいから英語で話しかけようというのは、偏見だ。


スウェーデンでは、スウェーデン語で話しかける。

このちょっとしたスウェーデンの人の気づかいで、誰かが傷つかなくてすむのだ。

私は、スウェーデン語がよく理解できないけど、
やっぱり現地の言葉で話しかけてもらえると嬉しい。

このことは全世界共通で言えることで、他の物事にも同じことが言える。

雨にも負けず、風にも負けず…

生まれたところや、皮膚や、目の色など外見や外からの情報だけで、

相手を判断しない。そういう者に私はなりたい。

いつになるかわからないけど、
今度スウェーデンに来る時は、スウェーデン語を操られるようになって、
スウェーデン語で受け答えができるように帰国後、勉強頑張ろう。

電車とバスで目的地へ


今回はここまで。

Hejdå! バイバイ!