School is School🇸🇪スウェーデン留学＃8

Hej!　こんにちは。

この前、Karlshamnにある高校に行ってきました。

スウェーデン語で書かれたこの学校の名前を、
Google翻訳にぶち込んでみたところ、中等学校と翻訳されたので、
多分高校だと思います。

初めて訪れる海外の学校は、驚き桃の木山椒の木でした。

朝のホームルーム

教室を見渡すと、始業の日とあってか、
日本の学生と同じく、スウェーデンの学生も久々の登校で少し緊張している様子。

（スウェーデンの学校は6月から始まった、長い長い夏休みを終えて今日から再開）

それに加え、見慣れない外国から来た生徒（私）もいる。

転校を一度もしたことがない私は、
転校生ってこんな気分なのかなーと思いながら、
前に立って軽く自己紹介をした。

生徒の反応は微妙で、何だか日本っぽいなと思った。
勝手なイメージだけど、アメリカだと口笛やフゥゥーー〜みたいな反応が返ってきそうな気がする。

そこから全体で自己紹介。

何人かの人は恥ずかしがっているのか、
短い文章で回答していて、声もちっちゃかったけど、発音はめっちゃ良かった。

ホームルームで担任の先生が、
プロジェクターでパソコンの画面を映そうとしている時に、
後ろから「Excuse me」と呼ぶ声が。

後ろには、優しそうな女子二人組が座っていて、話を聞くと、
一緒にランチ食べない？　とのことだった。

本当に嬉しかった。

返事はもちろん「Yes！」

休み時間

廊下でさっきの二人組とおしゃべり。何と二人は同い年。
二人は日本のアニメや漫画が好きで、話が盛り上がった。

Attack on Titan（進撃の巨人）、Demon Slayer（鬼滅の刃）
DEATH NOTE（これはそのままやな）、
日本の漫画の凄さを思い知る。

ちなみに好きなキャラクターはと聞いたら、
進撃の巨人はリヴァイとエレンで、鬼滅の刃は胡蝶しのぶと冨岡義勇だったかな。

スウェーデンの小さな町で、こんな話ができるなんて、
改めて日本の漫画すごい。

社会？の授業

一時間弱二人と話した後、社会の授業の受ける。
実は、スウェーデン語で授業名が書いてあって翻訳しようと思ったけど、
写真撮り忘れてしまったから、今となっては何の授業だったのか分からない。

内容的には、社会だと思う。

学期最初の授業だから、先生と生徒が雑談をちょっとした後、授業スタート。

この授業はずっとグループワークっていう感じで、
先生が黒板に書いた質問をグループで考えて、全体に共有するというもの。

ずっとスウェーデン語で授業が進んでいくから、
何が行われているのかよく分からない。

まあ、授業の雰囲気だけでも経験できるだけで良いやぁと思っていたところ、
救世主現る。

板書を英語に翻訳して書いてくれた

さっき話していたこのうちの一人が、
板書をスウェーデン語から英語に翻訳して、それを紙に書いて渡してくれたのだ。

そして、もう一人の子の方も、
google translationを使って、難しい単語を日本語に翻訳してくれたのだ。

なんて、優しいんだ。

おかげで、内容が理解できました。

質問の内容が思いの外、難しくて驚いた。
さすが国同士の距離が近いヨーロッパというか、移民を多く受け入れているスウェーデンというか。

①Should people be able to cross the boarder？

②Who should be able to cross the boarder？

③Should same rules apply to both countries？

日本は島国だから、授業でもあまり取り上げられないし、
自分でも考えたことなかったな。

スウェーデン語で初めてノート取ってみた

スクールランチ

さっきの二人とランチ。

校内に食堂あったけど、今回は外にキッチンカーの方でランチをGETし、
公園のベンチに座って食べました。

校内の食堂。おしゃれ。

私はランチに一円も（1クローナ）も払わなかった。
二人が奢ってくれたわけでもない。

何とスウェーデンの高校では、授業料、教材費に加え、昼食代も無料なのだ。
これにはめっちゃ驚かされた。

逆に日本の高校の話すると、二人も驚いていた。

モリモリポテト

昼ご飯はポテトとコーラ。

ポテトが昼食になるんだなーと思ったところで、海外に来たんだなーと感じた。

本当はもっと二人と話していたかったけど、
私は別の授業を受ける予定だったので、ここでお別れ。

素敵な時間をありがとう。

英語の授業

先生は基本英語で授業の説明をしていて、
生徒が理解できていないかなーと感じたら、スウェーデン語にシフトチェンジ。

基本生徒は先生の話を聞いていたけど、隠れてスマホを触っている人も。

それを見つけた先生が話の中で、

「School is School」と生徒に伝えていた。

学校は学校だから、授業中は授業に集中するために、スマホはをしまいましょう。と。

中々生徒がスマホをやめないので、何回か生徒に言っていた。

先生は大変そうだったけど、
日本の先生もスウェーデンの先生も同じことで頭を悩ませていて、
何だか安心した。スウェーデンの学校もやっぱり学校だ。

海を挟んで遠く離れたスウェーデンの学校の先生も、
日本の先生と同じことで頭を悩ませていて、生徒も同じことをやっている。

説明が終わると、また自己紹介タイム。
名前と自分が話す言語について言うというものだった。

みんな日本の一般的な高校生では考えられないほど、
多くの種類の言語を操っていた。

スウェーデン語、ノルウェー語、英語、ドイツ語、フランス語、スワヒリ語、…

さすがに日本語はなかったな。

話を聞くと、両親のどちらかが外国の人だったり、
家族でスウェーデンに移り住んだ子だったり、
海外にルーツを持つ子が5割近くいるように感じた。

今日の授業は、この質問を教室を自由に歩き回って色んな人に聞いて、その回答を書いて、数人分集めるというもの。

私も何人かに質問できた！

さすがに相手を伝えてもらっても、正しい綴りで書けないから、書いてもらった。

ちゃんと授業に参加できてよかった。

この紙は記念にずっととっておこう。

私の高校体験は、英語の授業をもって終了。

驚きも、学びも、良い人との出会いもいっぱいあった時間でした。

最高に楽しかった！

↓校舎古い建物らしいけど、めっちゃ綺麗で素敵だった。

感じたこと・驚いたこと

・海外にルーツを持っている子がたくさんいる
→顔を布で覆っている女子生徒もちらほら

・教科書代がかからない。生徒は昼食代は無料。

noteを書いている今になって気づいたけど、そういえば始業の日なのに、
日本の学校の始業式のようなものはなかったな。

校長や先生からの話は生徒から賛否両論あるけど、
私は学校の始業終業に式がある方が好きだな。

だるいなーと思いながら、体育館に集まって話を聞くことで、
学校が始まるなーとか、休みが始まるなーとか感じられて良い。

今回はここまで。
今ままで一番長い文章だったな。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

では、また。Hejdå！