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翻訳会社が東京ゲームショウ2024に出展します!~申し込みから幕張メッセに荷物を発送するまで~

 ご無沙汰しております。中日翻訳者の戸谷真希です。
 東京ゲームショウ2024まで残すところ18日となりましたね。みなさんもうチケットは購入されましたか? 実は弊社(株式会社戸谷翻訳事務所)、東京ゲームショウ2024のビジネスソリューションエリアに出展することになっているんです!

ターンキーブース出展です!

 ここでは申し込みの流れや、印刷物の準備にかかった費用、出展直前に買いそろえたものまでを順番に記載していきたいと思います。


東京ゲームショウ2023に参加して

 ビジネス向けの展示会とは違い、スーツを着ている人はまばらで、Tシャツにスニーカー(会場、広くて暑かったですからね)という方がほとんど。着かれたら壁にもたれかかって座っている人も見られました。
 でもブース装飾やノベルティは展示されているゲーム同様作り込まれていて……なんというか、すごく大人の文化祭
 2023年はビジネスデイにゴールドパスで来場者として参加したのですが、この雰囲気がとても好きで……好きで好きで、「来年は出展社として参加したいなあ」と思うようになりました。

ちなみに、ゴールドパスって?

 ビジネスデイに参加するためのチケットのひとつで、購入するとビジネスマッチングシステムを使うことができるようになります。
 ビジネスマッチングシステムとは他の出展社・ゴールドパス所持者にアポイントを取り、ラウンジで商談することができるサービスです。
 
去年はビジネスデイの2日間参加し、1日4つ、計8つアポイントを取って東京ゲームショウに臨みました。そのうち企業間の契約を結べたのが3社、お仕事につながっているのが2社です。なかなかよい結果だと思いますが、いかがでしょう? ちなみにゴールドパスのお値段は27,500円です。

東京ゲームショウ2024に出展したい

 出展場所選定、ブースに使う印刷物や装飾物の準備、それからビジネスデイのさらに2日前から行う出展準備などなど……出展社は時間をかけて、みんなでひとつひとつ「東京ゲームショウ」を手作りした上で、商談に臨んでいる――東京ゲームショウ2023では、私はこれがとてもうらやましかったのです。ただ商談にお邪魔させてもらうだけじゃなくて、もっとどっぷり東京ゲームショウに浸かりたい! そう思ったのが出展を決めた一番の理由といっても過言ではありません。
 もちろん会社としてもっと戸谷翻訳事務所をみなさまに知っていただく必要もありましたので、費用面、来場者数を鑑みても、1年に1回の大々的な営業活動の場にはうってつけだと判断しました。(ホントだよ)

いざ、申し込み

 2月29日に、東京ゲームショウの出展社申し込みサイトから出展申し込みができるようになりました。ちなみに期限は5月24日まで。

 期限を過ぎて申し込むと、ブース位置を決定する「小間位置選定会」(今年は7月4日開催)で、ブース選びの順番を後ろにされてしまいます。ご注意ください!
 ちなみに私は履歴を見たら、2月29日当日に申し込んでいました。やる気たっぷりですね……。

 でも、普通小間で出展するのか、ターンキーブースで出展するのかについては、結構悩んだのを覚えています。


これが装飾前の普通小間(一般ブース)。


 ターンキーブースが1小間250,000円(出展料込み)だと考えると、1小間95,000円は安いと思ってしまいそうですが、出展には別途出展料がかかるので、一般価格だと全体で445,000円です。おお……。
(CESA:一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会の会員になっていればもう少しお値段が下がります)

 それに上記のパッケージブースに装飾をくわえていくわけですが、その装飾も「どこまで」装飾するかによってお値段もさまざまです。10万円(上記画像のパッケージブースに簡単なポスターなどを貼った程度)から、1小間100万円以上と銘打ってる装飾施工企業(ほぼ店舗装飾と同じ程度)もあります。

 また、会場からのレンタル品も増えますし(モニターやWi-Fi、テーブル一式などなど)、人件費やホテルの宿泊代など入れると、1小間で200万はかかりそうですね。

 一方、ターンキーブースはというと……出展料+パッケージブースで250,000円、装飾がだいたいポスターパネル2枚に簡単なPOP、パンフレットなどを作っても350,000円程度。そこに人件費やホテル宿泊代などをくわえても、おそらく100万は超えない(という私の概算です)。

 こんな感じで、まずはターンキーブースで出展することに決定しました。

小間位置選定会議

 私、この小間位置選定会議をずっと「参加できるかどうかを決める抽選」だと思っていたんですよね。実際は、申し込み時点で参加は確定していて、「出展社がどこで展示をするのかを決めるための抽選会」です。

 今年は7月4日、東京のベルサール飯田橋ファーストという場所で開催されました。まずは出展要項をもとに出展に関しての説明会が行われ、いよいよ小間位置選定会議です。

 抽選の優先順位は、まず前述したCESAの会員であるかどうか、期限内に申し込んだかどうか、前年度の東京ゲームショウに出展していたかどうかで決まります。
 優先順位が同率となった場合、機会抽選で順番を決めていくのですが、戸谷翻訳事務所はというと、すごく後ろのほうでした……抽選まで2時間以上は待ったかな……。
 私たちが抽選するころには、角位置、通路側はすべて埋まってしまっていました。出展要項がこの会議後、システム上から見られるようになることを考えると、行かなくてもよかったかもしれません。(ちなみに欠席の場合は、運営さんが優先順位順に適当な場所を選んでくれます)
 もちろん少しでもよい場所を取れる可能性があるなら行った方がいいと思います! あと、行けば東京ゲームショウのポスターがもらえますよ。

 戸谷翻訳事務所の小間位置はホール5C4-034です!
 遊びにきてくださいね!

印刷物の準備

 小間位置選定会議の後(本当は前でもよかったんですが、勘違いがあったのでこのタイミングになってしまいました)は、印刷物の準備です!
 印刷物は愛知県名東区にある「ながくてデザイン」さんにお願いしました。小回りがきいて、素敵なデザインを提案してくださるので、弊社の印刷物はなにからなにまでながくてデザインさんです。

 展示パネル、卓上ミニのぼり、卓上パネル、ポケットフォルダ、三つ折りの価格表、ノベルティのタオル、ブーススタッフのポロシャツ(デザイン費込み)、既製品の貴名受、パンフレット立て込みで360,000円でした。もっといくかと思ってました。


同業者のみなさまのアドバイスもあり
洗練されてていい感じです!

 実はポケットフォルダを作ったのは、訳文サンプルは自分でコピーしたものをそれに挟み込んで、会場で配ろうと思っていたからなんです。

これがポケットフォルダです


 でもいざ自分で作ってみると、A4用紙6枚になり、しかも見栄えが悪い。そのうえ、ポケットフォルダは300枚作ったので、300×6で1,800枚も紙をコピーして挟み込む作業が発生する……これはムリだな! となり、結局ながくてデザインさんに訳文サンプルのチラシもお願いすることになりました。二つ折り加工+印刷代込みで43,000円です。お客様が一番に目にするものなので、安いものです!

その他、Amazonで買ったもの

 印刷物がぞくぞくながくてデザインさんに集まって来たのが9月第一週。
 そこから、大きなものは会場の幕張メッセに直送してもらうことにしました。ホール番号や小間位置を書いておくと、会場付近に設置された受取場まで運んでくれるようです。

 ふと不安になり出展要項をめくってみると、台車の貸し出しは行っていないとのこと。台車購入確定です。また、ブース設営に関する必要アイテムは以下のサイトを参考にさせていただきました。

 すっごくわかりやすかったです!!
 最後に私が東京へ発つ前に購入したものたちを挙げていきたいと思います。

 あと、ブースでパンフレットを配りやすいように、ポスティングバッグも買っておきました!

 これで多分、荷物の開梱、パネル貼り、ブースの修理、パンフレットの配布、荷物の封入、発送まで対応できると……思うんですけど……どうでしょうね……?

 こういったこまごましたものたちもすべて郵送して、当日はほぼ手ぶらでいくつもりです。荷物が届かなかったらどうしようかとも思ったのですが、あまり考えすぎないことにしました。

 次回はブース設営完了後に投稿します!
 お楽しみに!


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