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求人広告出稿についてのノウハウ

こちらの記事では、求人広告掲載を考えている企業様が自社運用でできる求人方法をご紹介したいと思います。

自社運用のメリットとしては、以下のとおりです。
・採用コストを削減できる
・採用ノウハウを社内に蓄積できる
・採用ノウハウを集客などにも転用できる
・広告に関するノウハウも蓄積できる

逆にデメリットもあります。
・従業員の作業量が増える
・問題が発生した時はすべて自社の責任
・外注による経費削減ができない

上記を比較していただければお分かりかと思いますが、デメリットを許容してもいいほどのメリットが得られます。

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◆自社で求人広告を作成

【無料で出稿できる媒体】

自社で求人広告を出稿する場合は、人件費がかかっているため、以下のような無料で出稿できる媒体を利用するのがおすすめです。

・インディード(indeed)
・エンゲージ(engage)
・Googleしごと検索(Google for jobs)

他にも無料で求人広告を出稿する方法はありますが、今回は費用対効果を見た上で私がおすすめする方法に絞ってご紹介致します。
無料求人サイトのまとめサイトはこちらです。
参考URL:https://saiyohack.com/archives/free_publish

以下で特徴を解説していきます。

【各媒体の特徴】

・インディード
(indeed)
インディードはCMなどでも有名な広告媒体となっており、弊社でもかなりの頻度で利用しています。
求職者の応募数も職種によっては超有料級なので、ぜひ一度お試しください。
参考URL:https://saiyo-kakaricho.com/wp/webma/indeed-published/

エンゲージ(engage)
自社専用の採用ページが作成できるサービスになります。
多様なテンプレートからデザインを選択でき、自社にあったページを作成することができます。
求人サイトとは別になるのですが、ホームページと連携することで、会社の採用ページとして利用することもできます。
参考URL:https://en-gage.net/content/how-to-place-a-job-advertisement

Googleしごと検索(Google for jobs)
自社サイトに採用ページがある場合に、出稿することが可能です。
少々手間はかかりますが、Google検索などでヒットするので、求人サイトにたどり着く前の求職者の獲得ができそうです。
またGoogleに表示されることで、認知度も高まるのでこちらの対策もおすすめです。
参考URL:https://ds-b.jp/ds/publics/index/442/


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◆求職者が集まりやすい求人原稿作成方法

【求職者が集まる原稿作成のポイント】

求人タイトルに求職者に響くワードを入れる
 例)在宅勤務可、シフト自由、高時給・・・
【】などで目立たせる部分を囲む
【高時給】エクセルを使った簡単な事務作業<年齢不問>
などと具体的な内容を簡潔に記載する。

どんな仕事をしている会社なのか明確に伝える
 例)インターネット関連のサービスを提供している会社で、仕事の内容はデスクワークで、エクセルを使用したデータ管理の仕事をしていただきます。
 ※なるべく具体的に記載

職場の雰囲気を明るく伝える
 例)服装、髪型は自由です。個々人のライフスタイルを尊重してますので、ある程度融通の効く職場なので、スタッフ全員が活きいきと仕事に専念しています。

項目ごとに具体的に伝える
私がいつも使用している項目を記載しておきます。
<仕事内容>・・・ここで仕事内容と職場の雰囲気を記載しています。上記でお伝えしたようにより具体的に求職者がイメージしやすいように記載するとベストです。またどのようなスタッフがいるかなども記載しておくと、より職場をイメージしやすくなりますね。
<給与>・・・具体的な給与の他、昇給するタイミングや交通費、その他手当などのプラス要素も記載しています。
<勤務時間>・・・時間帯別に休憩時間なども記載して、なるべく求職者がルーティーンを把握できるようにしておくといいです。残業がある場合はどの程度の残業があり、残業時の時給なども記載しておくとベストです。
<福利厚生>・・・こちらに社保関連やその他社員向けのサービスなどがあれば記載します。
<勤務地>・・・具体的な所在地を記載します。駅から徒歩〇分なども記載しておいた方がいいです。こちらもGoogleマップなどを埋め込みできるサイトであれば埋め込んだ方がわかりやすいですね。
<求める人材>・・・こちらで求職者を絞り込みます。業種によりけりですが、弊社では高卒などの資格よりも求職者の性格面の方を重要視しています。有資格者でもコミュニケーションがとれない、暗すぎる、元気がない、というような方も雇用したことがありますが、失敗することが多いです。
<採用担当から一言>・・・ここはあまり気にされない方が多いと思いますが、求職者へのメッセージになるので、PRや歓迎の意思をお伝えするのがいいですね。

◆求人広告の代わりになるもの

現在は、求人募集といっても様々な方法があります。
一昔前では求人募集は地元に特化した紙媒体のものが主流でしたが、WEBの利用が増加したことで、徐々に求人サイトへの掲載などが一般的になってきました。しかしWEBサービスの中でも多彩なサービスが出てきたことで、求人サイトへ掲載するという方法も古くなりつつあるのではないかと思います。
私が知っているところでは、代表自身のInstagramFacebook、TwitterといったSNSを活用して求人募集している会社も多数あります。
SNSは求人だけでなく、集客や販促などにも活用できるので、育てれば育てるだけ企業にとっての財産になります。
SNSのアカウントも集客用、PR用、求人用などで分けて運営するのもいいかもしれませんね。

◆まとめ

求人といえば、昨今話題となっている「求人広告詐欺」と言われている事象ですが、掲載する企業側も”契約書の読み落とし”や”業務の丸投げ”など他力本願になっている部分が顕著に見て取れますので、求人広告を自社運用に切り替えることで、このようなトラブルも回避できるのではないかと思います。
いつの時代も主体的に行動できる人間や企業が勝ち抜いていくと思います。上記のようなトラブルは論外で、契約更新の管理もできない企業では、何をするにもリスクが大きすぎます。
新しいことを始める際に私が心掛けていることは、スタッフが何をどうすればいいか導線を引いてあげることです。本人に調べながら進めてもらって経過を観察していきます。
このような方法であればスタートも小さくできますし、日常の業務の合間にやっていれば、気づいた時には自社にとって役立つツールになっているのではないでしょうか?
今回の記事が皆様の業務改善の一助になりましたら嬉しいです。

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