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創業資金の借入レポート

昔、私が起業した際も何の迷いもなく国民金融公庫に借入の申請をしました。
当時は株式会社の設立の要件のハードルが下がり、第1次のITバブルも重なり独立起業すること方が増えていた時期でもあった。

当時も「創業資金○○○○万円まで国民金融公庫で借入可能』とパンフレットに書いてあり、税理士さんや行政書士さんに良く勧められたものです。
考え方ですが、何の実績も無い経営者にお金を貸すって凄い。逆を言えば何の実績も無い経営者に貸してはいけないのでは無いか?

数年も経営してみると分かるが、最初に借りたお金が今あれば事業が伸びるのに…と思いながら、借金返済をしている方が多いです。

現在は副業や、起業セミナーや、SNSとうで情報や経験を積む事が可能なので、以前よりはそんな失敗は減ったはずだが、それでも状況は同じだ。

そもそも創業資金の借上の必要性を考えた方が良い。
資金がある程度あって起業するのと、借入でスタートする時点でほぼ、先は見えている。
中には、借金から大逆転で成功した経営者はたくさんいらっしゃるが、経営者全体でみれば少数である。
よい事例ばかり眺めて希望があり過ぎても先には進めない。
(創業資金の借上はしない方がよい事例は別で書いていきます)

私がこれまで沢山の経営者さんとお話をしてきた実感として、いくつかの傾向やパターンがある。

成功者の傾向

まず、1番最初に言えるのは、皆さん明るく誰とでも気さくに話をされています。
なんだ…って感じた方は要注意ですよ。
サラリーマンと違って経営者はもっと競争の世界です。皆さんと明るく誰とでも気さくに話をするって意外に大変ですよ。
少し言い方を変えると、見方は居ないより居た方がよいけれど、絶対につくってはならないのが敵です。
見方は嫌でも後からついてきますが、敵が多いといくら、こちらが真っ当な商売をしついても確実に邪魔をしてきます。
誰からも愛されたり、理解して貰うのは不可能ですが、敵を作らない事は出来ます。
そこが、貴方の周囲の信頼に繋がります。

次に感じるのは自分でリスクを背負ってると言う事です。
これも、よく言われる事ですが、背負得てない経営者が沢山いらっしゃいます。(私も幾度も注意されました)
リスクを背負ってるとは、最後で背負う事だからです。創業当初の経営者に多いのは、何かを始める際にリスクを背負ったら気になっているだけで、実際に背負っているのは、賭け事の勝ち負けのリスクと同じです。賭け事は負けても自分の腹しか痛まないけれど、経営においてのリスクは自分だけでは無く、多くの人方を巻き込みます。
商売をしていて、当初の計画通りに全てが進む事は、ほとんどありません。
計画通りに行かない時に、先頭に立って軌道修正や結果を残せるかがら重要だからです。
これを、一生懸命にやると必ず助けが入ります。
これを、理解するには多少時間がかかりますが、常に頭に入れていて欲しいです。

また、違う機会に様々な経営者の事例を書かせて頂きます。

旅人

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