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茶室と畳の魅力を探る!ポップなスタイルで紐解く畳の世界

茶室の心、畳の魅力を探る!

こんにちは、畳の魔法に魅了された皆さん!今日は、日本の伝統文化の中心である茶室と、その魂を形作る畳にスポットを当てます。畳一枚一枚に隠された物語、品質の秘密、そして茶室を特別な空間に変える魔法について、ポップで楽しいタッチでお届けします。畳の世界に一緒に飛び込んでみませんか?さあ、畳の上でのんびりとした時間の旅へ出発しましょう!

目次
・畳って、なんでそんなにスペシャル?
・畳のサイズってバラバラ?
・炉畳と台目畳って何?
・畳替えの大変さって?
・まとめ:畳の魅力再発見!


畳って、なんでそんなにスペシャル?

畳はただの敷物ではありません。茶道では、畳一枚一枚がもの語るアートピースとして重要視されています。品質が高ければ高いほど、お茶の時間はより豊かになります。畳の種類も多岐にわたり、それぞれに特別な役割があります。畳の品質と種類について、その重要性と特徴を詳しく見ていきましょう。
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畳のサイズってバラバラ?

畳のサイズが一律ではないことは、茶室の畳において特に顕著です。一般的な家庭用の畳とは異なり、茶室用の畳は「京間サイズ」と呼ばれる特定の寸法が一般的です(地域により差あり)。京間サイズは、長さが約190.8cm(6.3尺)、幅が約95.4cm(3.15尺)と定められています。このサイズは、茶道の作法や空間の美学に根ざした伝統的な寸法です。

しかし、現代の住宅事情や個々の茶室の設計によっては、京間サイズが適合しない場合もあります。そんな時、畳はカスタマイズが可能です。例えば、マンションや現代的な住宅では、畳のサイズを小さくしたり、形を変えたりして、空間に合わせることができます。

また、フローリングの上に直接敷くことができる畳もあります。これは、伝統的な和室がなくても、茶道を楽しむための空間を作ることができるという大きな利点があります。このタイプの畳は、持ち運びが容易で、設置も簡単なため、一時的な茶室の設置や、茶道の練習用としても非常に便利です。

さらに、畳の素材や厚みにも選択肢があります。伝統的ない草畳から、耐久性に優れた合成素材の畳まで、使用する環境や目的に応じて最適な畳を選ぶことができます。厚みに関しても、薄型の畳から厚みのあるものまで、座り心地や見た目の好みに合わせて選ぶことが可能です。

このように、畳のサイズや素材は多様で、それぞれの茶室や使用目的に合わせてカスタマイズすることができるのです。畳一枚一枚が、茶室の雰囲気を大きく左右する要素となり、茶道の世界をより豊かに彩ります。


炉畳と台目畳って何?

茶室の畳には、特に重要な役割を果たす「炉畳」と「台目畳」という二つの特別なタイプがあります。これらは茶室の機能と美学を形作る重要な要素で、茶道の世界において欠かせない存在です。

炉畳とは

炉畳は、その名の通り、茶室に設けられた炉の部分に特化した畳です。炉は、茶室の一角に設けられた暖房用の穴で、ここで茶を湯せんするための火が使われます。炉畳は、この炉を取り囲むように設計されており、通常の畳よりも小さく、炉の形状に合わせて特別に加工されています。炉畳の存在は、茶室の機能的な側面だけでなく、空間の美的側面にも大きく寄与しています。

台目畳とは

一方、台目畳は、茶室の畳の中でも特に目立つ位置に設置される畳で、通常の畳よりも少し短いサイズが特徴です。この畳は、茶室の中で茶道の作法が行われる主要なスペースを提供します。台目畳の存在により、茶室には独特の奥行き感や広がりが生まれ、空間全体のバランスが整います。

炉畳と台目畳の役割

炉畳と台目畳は、茶室の構造と機能に深く関わっています。炉畳は、茶の湯を行うための中心的な場所を提供し、台目畳は、茶室の美学と作法の空間を形成します。これらの畳は、茶室の伝統的な美しさを際立たせ、茶道の儀式に不可欠な要素となっています。

炉畳と台目畳の存在は、単なる床材以上の意味を持ち、茶室の文化的な深みと歴史を反映しています。それぞれの畳が持つ特別な役割とデザインは、茶道の世界において、静寂と和の精神を体現しています。



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和室がないお家でも、日本の伝統文化であるお茶を楽しむことは可能です。その秘訣は、「ユニット畳 高床式ユニット畳 畳収納ボックス」にあります。このセットは、1畳タイプ4本と半畳タイプ1本の組み合わせで、洋間でも簡単に小上がりの和空間を作り出すことができます。
メリット:

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  2. 収納機能付き:畳の下には収納スペースがあり、茶道具などをすっきりと収納できます。和室がないお家でも、茶道のための空間を効率的に作ることが可能です。

  3. 日本製の品質:国産のい草を使用し、日本製の確かな品質。モダンなデザインが洋間にも馴染みます。

デメリット:

  • 重量:商品の重量が約68kgと、移動や設置には少し手間がかかります。一度設置すると、頻繁に動かすことは難しいかもしれません。

この「ユニット畳 高床式ユニット畳 畳収納ボックス」を使えば、限られたスペースでも、日本の伝統的なお茶の時間を心ゆくまで楽しむことができます。和の雰囲気をお家に取り入れたい方には、まさにぴったりのアイテムです。
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畳替えの大変さって?

畳替えは、一見単純な作業のように思えるかもしれませんが、実際には非常に繊細で複雑なプロセスを要します。特に茶室の畳の場合、その大変さは一層顕著になります。畳替えの際には、精密な採寸、畳の質感や色合いの選定、そして畳の適切な配置といった多くの要素が絡み合います。

精密な採寸が必要

茶室の畳替えでは、まず最初に正確な採寸が必要です。茶室は、しばしば複雑な形状をしており、部屋の四隅が完全に直角であるとは限りません。また、古い建物では壁が完全に垂直でなかったり、時間の経過と共に建物自体が若干歪んでいることもあります。そのため、畳をピッタリとフィットさせるためには、微妙な角度や寸法の違いを正確に測定し、それに基づいて畳を製作する必要があります。

畳の質感と色合いの選定

畳の質感や色合いは、茶室の雰囲気を大きく左右します。畳のヘリ(縁)の色選びは特に重要で、茶室全体の雰囲気を引き立てる役割を果たします。落ち着いた色味のものが一般的ですが、茶室のスタイルや使用される茶道具によって最適な色や質感が異なります。これらの要素を適切に選ぶことは、茶室の美的価値を高める上で重要です。

適切な配置と納め

畳を茶室に納める際には、畳の配置も重要な要素です。特に炉畳や台目畳のような特殊な畳は、茶室の特定の場所に正確に配置する必要があります。これらの畳は、茶室の機能的な側面だけでなく、美的側面にも大きく寄与するため、その配置は慎重に行う必要があります。

畳替えは、単に古い畳を新しいものに交換する作業以上のものです。特に茶室における畳替えは、精密な採寸、質感と色合いの選定、そして畳の適切な配置という、複数の要素が絡み合う繊細な作業です。これらのプロセスを通じて、茶室はその美しさと機能性を保ち続けることができるのです。

まとめ:畳の魅力再発見!

私たちが今回一緒に探求した茶室の畳の世界は、単なる床材を超えた深い文化と伝統を持っています。畳一枚一枚に込められた職人の技術、繊細な美学、そして茶道におけるその重要性を理解することで、私たちは畳の真の魅力を再発見することができました。

畳の多様性とカスタマイズ

畳のサイズや素材の多様性、そしてカスタマイズの可能性は、畳が単なる敷物ではなく、それぞれの空間に合わせたアートワークであることを示しています。畳一枚一枚が、茶室の雰囲気を大きく左右し、茶道の体験を豊かにする要素となっています。

炉畳と台目畳の特別な役割

炉畳と台目畳は、茶室の機能と美学に深く関わっており、茶道の儀式において中心的な役割を果たします。これらの特別な畳は、茶室の伝統的な美しさを際立たせ、茶道の世界に静寂と和の精神をもたらします。

畳替えの繊細なプロセス

畳替えのプロセスは、単なる物理的な作業を超え、精密な採寸、質感と色合いの選定、そして畳の適切な配置という、複数の要素が絡み合う繊細な作業です。これにより、茶室はその美しさと機能性を保ち続けることができます。

畳は、日本の伝統文化の中で重要な役割を果たしています。その繊細な美学と機能性は、茶室だけでなく、私たちの日常生活にも深く根ざしています。畳の世界を深く理解することで、私たちは日本文化の豊かさと、その繊細な美をより深く感じることができるのです。




【執筆者】前田畳店 代表 前田昌俊
・岩手県盛岡市で60年以上続き地元の皆様に愛され続けている 前田畳店の二代目店主
・畳、襖、障子、壁紙、網戸の張り替えと襖紙販売店『和紙屋』代表
・現在登録者3500人の襖系Youtuber https://youtube.com/@tatami777
・畳技能士資格、畳職人指導員資格と壁装技能資格を保有
・『お客様への真心』が仕事の原点。これからもその信念を大切に貫く50歳

【当店の紹介】
盛岡で創業60年の信頼と実績!
たたみ、ふすま、しょうじ、カベ紙、アミ戸の張替えリフォームは
畳製作技能士一級・畳訓練指導員、壁装技能士1級、2級在籍の

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