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畳で遊ぼう!赤ちゃんも高齢者も安心の滑り止めマット活用法

「赤ちゃんが畳で遊んでいるその時、突然の転倒が起きたら?」日本の家庭における畳の部屋は、伝統と安らぎの象徴ですが、赤ちゃんや高齢者にとっては、思わぬ危険の元にもなり得る事もまれにあります。

この記事では、家庭内での転倒事故を防ぐための鍵となる、畳用の滑り止めマットの重要性に迫ります。これは単なる安全対策ではなく、愛する家族を守るための必須アイテムです。さあ、安全で快適な住まいを実現するための第一歩を踏み出しましょう。


【執筆者】前田畳店 代表 前田昌俊
・岩手県盛岡市で60年以上続き地元の皆様に愛され続けている 前田畳店の二代目店主
・畳、襖、障子、壁紙、網戸の張り替えと襖紙販売店『和紙屋』代表
・現在登録者3500人の襖系Youtuber https://youtube.com/@tatami777
・畳技能士資格、畳職人指導員資格と壁装技能資格を保有
・『お客様への真心』が仕事の原点。これからもその信念を大切に貫く50

目次
・畳と転倒事故
・畳用滑り止めマットの重要性
・★おすすめの滑り止めアイテム
・まとめ
・FAQ

畳と転倒事故

1. 畳における転倒事故の現状 畳は日本の家庭において伝統的かつ一般的な床材ですが、同時に赤ちゃんや高齢者にとっての転倒事故の危険性を秘めています。特に、畳の滑りやすさや段差は、これらの転倒事故の主要な原因となっています。2022年の労働災害発生状況によると、全体の死傷者数の中で特に「転倒」による事故が多く、全体の約26.7%を占めていることが分かります。労働災害発生状況 - シモン

2. 高齢者と転倒事故 高齢者の間での転倒事故は、特に重大な問題です。厚生労働省が公表したデータによると、死傷者数の中で60歳以上が約4分の1を占めており、年齢が上がるにつれて転倒事故のリスクが高まっています。令和4年の労働災害発生状況を公表 - 厚生労働省

3. 赤ちゃんの転倒事故 赤ちゃんにとって畳は遊びや学びの場である一方で、安全面においては注意が必要です。畳の特性上、不安定な歩行を始めたばかりの赤ちゃんが転倒しやすい環境となっており、転倒による怪我のリスクが高まります。日経クロステックの記事によると、転倒・転落・墜落が原因での不慮の事故死者数は、交通事故の死者数を大きく上回っていることが報告されています。交通事故の約3倍の死者が出る、同一平面上での転倒 - 日経クロステック

以上の情報を踏まえると、畳の部屋における転倒事故は、特に赤ちゃんと高齢者にとって重要な問題となっており、これを防止するための対策が求められます。次のセクションでは、このような転倒事故を防ぐための具体的な方法として、畳用滑り止めマットの重要性について詳しく掘り下げます。


・畳用滑り止めマットの重要性

1. 家庭内安全の確保 畳は日本の家庭で広く使われていますが、マットなどを敷いていると時に滑りやすい性質が赤ちゃんや高齢者の転倒事故に繋がることがあります。畳用の滑り止めマットは、このような事故を防ぐ上で極めて重要な役割を果たします。マットが提供する追加のグリップと安定性は、特に歩行が不安定な赤ちゃんや体力が衰え始めた高齢者にとって、必要不可欠な安全対策となります。

2. 滑り止めマットのメリット 滑り止めマットは、マットの下に敷き、畳の表面を覆うことで、表面の滑りを減少させます。これにより、歩行中や立ち上がりの際の転倒リスクが大幅に低減されます。また、マットは畳を直接的な摩耗や汚れから守るため、畳の耐久性を高め、長期間にわたって畳の美観を保持する助けともなります。さらに、マットによって衝撃が吸収され、万が一の転倒時の怪我のリスクも軽減されます。

3. 正しいマットの選び方 畳用滑り止めマットを選ぶ際には、いくつかの要因を考慮する必要があります。マットの素材は肌触りが良く、かつ耐久性のあるものを選ぶと良いでしょう。清掃が容易な素材を選ぶことも、日々のメンテナンスを考える上で大切です。最後に、デザインや色は、部屋の雰囲気に合うものを選ぶことで、安全性を保ちながらも美観を損なわない選択が可能になります。

畳用滑り止めマットは、家庭内の安全を守るだけでなく、畳自体の保護にも役立つ重要なアイテムです。次の章では、これらのマットの具体的な製品例とその特徴について詳しく紹介します。


★おすすめの滑り止めアイテム


まず始めに置き畳が滑る時に活躍する商品です。
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「萩原 滑り止めシール 約10×10cm 8枚組」は、家庭内での安全を向上させるために設計された便利なアイテムです。これらのシールは、ラグマット、置き畳、玄関マット、キッチンマットなど、さまざまな敷物の下に貼って使用することができます。各シールは約10×10cmのサイズで、8枚のセットとして提供されます。

製品の組成には、PEフィルムとポリウレタン吸着樹脂(PU樹脂)、そしてポリウレタンフォームが使用されており、優れた吸着力を持っています。これにより、敷物の滑りを効果的に防ぎ、転倒のリスクを減らします。生産国は中国で、品質と機能性を兼ね備えた製品です。

この滑り止めシールは、特にフローリングに置き畳をしていて小さな子どもや高齢者がいる家庭、またはペットを飼っている家庭に最適です。家庭内での安全対策を強化しながら、敷物の美観を保ちたいと考える方にもおすすめします。簡単に貼ることができ、また取り外しも容易なので、日常生活での安全対策に気軽に取り入れることができるでしょう。

「萩原 滑り止めシール」は、日常生活の安全を考慮した家庭にとって理想的な製品です。シンプルで効果的なこのアイテムは、家庭内の事故防止に大きく貢献することでしょう。



次に紹介するのは畳に直接敷くタイプのマットです。

タンスのゲンの「ジョイントマット 43cm 厚み10mm 3畳用 24枚組」は、家庭内での安全と快適さを向上させる理想的な選択です。このマットは、特に小さな子どもやペットがいる家庭、または滑りやすい床面での転倒事故を予防したい高齢者の家庭に最適です。各マットのサイズは43×43cmで、厚みは1cmあり、24枚のセットで3畳分の広さをカバーします。PE樹脂製で、耐久性がありながらも足触りが柔らかく、床の保護と衝撃吸収に優れています。

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利用者のレビューによれば、このマットはペットが滑りにくいだけでなく、掃除も簡単で美しい見た目を提供します。また、床暖房との相性も良く、冬の寒さ対策にも役立ちます。ただし、テーブルや椅子の跡がつきやすいため、その点は留意する必要があります。

このマットは、お手入れが簡単で、水拭きや重曹での清掃が可能です。長期間の使用による一部のへたりには注意が必要ですが、全体としてはコストパフォーマンスに優れた商品です。家庭の安全と美観を重視する方に特におすすめします。


一般的に畳の上にカーペットを敷きますがその下に滑り止めを挟んでおくとカーペット自体の滑りが軽減されるので次はそちらの商品の紹介です。

「Athvcht 滑り止めシート 200cm x 200cm」は、家庭内での安全と快適性を向上させるために設計された汎用性の高いアイテムです。このシートは、95%の環境に優しいラテックス素材で作られており、耐久性が高く、異臭がない点が特徴です。▼Amazonアソシエイトを使用

カーペットやラグ、キッチンマットの下に敷くことで、滑りを効果的に防止し、しわの発生を防ぎます。これにより、転倒のリスクを減らし、掃除も容易になります。また、テーブルクロス、ソファカバー、玄関マット、布団、マットレスの下敷きとしても使用可能で、自由にサイズを調整できます。

床のキズ防止にも役立ち、丁寧な仕上げにより床を傷つける心配がありません。取り付けは簡単で、直接カーペットの下に敷くだけです。洗濯も可能で、繰り返し使用できるため、コストパフォーマンスも高いです。

この滑り止めシートは、特にカーペットやラグが滑りやすいフローリング床や畳の滑りが気になる家庭、小さな子どもや高齢者がいる家庭、ペットを飼っている家庭に最適です。また、地震対策としても役立ち、家具や布団のズレを防ぎます。快適で安全な家庭環境を維持するために、Athvchtの滑り止めシートは理想的な選択肢です。


まとめ

本記事では、畳の部屋における赤ちゃんと高齢者の安全性に焦点を当て、畳用滑り止めマットの重要性について詳しく探求しました。畳は日本の家庭における伝統的かつ一般的な床材であり、その柔らかさと自然素材が提供する利点は多岐にわたります。しかし、滑りやすさや段差は転倒のリスクを高める可能性があり、特に赤ちゃんや高齢者にとっては注意が必要です。

畳用の滑り止めマットの導入は、このようなリスクを軽減する簡単かつ効果的な方法です。マットは畳の上での安全性を高めるだけでなく、畳自体を摩耗や汚れから守り、その耐久性を延ばすのにも役立ちます。また、赤ちゃんの安全を考慮した畳の活用は、健康的で安心できる生活空間を提供し、赤ちゃんの成長と発達にとって理想的な環境を作り出します。

最終的に、家庭内での安全は何よりも重要です。畳用の滑り止めマットを含む適切な安全対策を講じることで、家族全員が安心して生活できる環境を作ることができます。赤ちゃんや高齢者のいる家庭においては、これらの対策が特に重要です。

この記事を通じて、畳の部屋での安全対策の重要性を理解し、適切な対策を講じるための知識とアイデアを提供できたことを願っています。

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FAQ

Q1: 畳用滑り止めマットはどのような種類がありますか? A1: 畳用滑り止めマットには、様々なサイズ、厚み、素材のものがあります。一般的には、PE樹脂やポリエステルなどの素材が使用され、畳のサイズに合わせてカットできるタイプのものが多く見られます。

Q2: 赤ちゃんにとって畳の部屋は安全ですか? A2: はい、畳は赤ちゃんにとって比較的安全な選択です。畳は柔らかく衝撃吸収性が高いため、転倒時のリスクを軽減します。ただし、環境により滑りやすくなる事がありますのでそんな時は滑り止めマットの使用をお勧めします。

Q3: 高齢者の家庭で畳を使用する際の注意点は何ですか? A3: 高齢者の場合、畳の部屋では滑り止めマットを使用することを強く推奨します。また、畳の段差に注意し、転倒防止のために手すりやサポートグッズを設置すると良いでしょう。

Q4: 畳用滑り止めマットのお手入れ方法は? A4: ほとんどの畳用滑り止めマットは水洗いが可能です。定期的に洗濯し、乾燥させることで清潔に保つことができます。しかし、素材によっては水洗い不可のものもあるため、購入時の指示に従ってください。

Q5: 畳のメンテナンスにはどのようなことが含まれますか? A5: 畳のメンテナンスには、定期的な掃除、湿気防止のための換気、直射日光を避けるための対策などが含まれます。また、畳が摩耗したり汚れたりした場合は、張り替えを検討する必要があります。

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