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現実逃避のひとり旅【伊東と湯河原】クチコミの悪い宿に泊まってみた。

2024年5月9日 木曜日
どんより曇り空☁️

世間の連休が終わり
次のムーブに突入しようとしている今日この頃。

さっそく愚痴になって申し訳ないが
今年に入ってからお仕事の調子はぜんぜん良くない。
来店客数が減り売上が落ちてお給料に響きまくってるから
旅に出るのを控えている日々です。

それでも素泊まりで安く泊まれる宿にお泊まりして
温泉に浸かって現実逃避をしていたい。
そんな欲望を素直に受け止める。
はい。ダメな大人です。

今回のお泊りは2年ぶりの湯河原。
その前に初めて伊東にお出かけして来ました。

JR横浜駅

JR横浜駅
10時24分発
伊豆急下田行き
特急踊り子5号に乗車。

特急踊り子5号
旅のお供
午前中から失礼します。

もともと熱海に行こうかと思っていたから
えきねっとの特急券は熱海までしか買ってなかったので
いったん熱海に途中下車。

11時20分
JR熱海駅に到着。

JR熱海駅

伊東線に乗り換え。

その前に伊東線ホームにある
駅そば食べた。

こちらの駅そばが好きです。
今回は春菊天そば食べました。

春菊天そば

そば食べてたら次の電車の時間ギリギリになったので
急いで食べ終えて伊東線ホームに待機していた電車に乗った。

JR熱海駅

11時32分発
伊豆急下田行きに乗車。

JR伊東駅

11時56分
JR伊東駅到着。

伊東ヤギゾー
顔ハメパネル

初めて降りる伊東駅
なんとなくお店がある方に歩いてみる。

連休明けの平日ゆえに人は少なめ
思ったよりも寂びれた感じの街並み。

あんまり見るところもない感じだったので
さっき駅そば食べたばかりなのに
さっそくお昼ご飯を食べに行くことにした。

駅のロータリーにあるウェルカムボード的なやつ
JR伊東駅 駅舎

事前に調べておいた伊東名物の「うずわめし」を食べてみたいと思い
【楽味家まるげん】さんにお邪魔しました。
ちなみに駅の近くにある【まるたか】ってお店も同系列のお店です。

居酒屋さんがランチ営業している感じです。
湯の花通り沿いにあります。

「うずわ」とはソウダカツオのことだそうです。

伊東名物うずわめし

時刻はちょうど12時のお昼時
混んでるかなぁ?と思いつつ入店したら
すぐに案内してもらえた。

店内には先客でほぼ席が埋まっていた。
連休明けの平日でもそこそこの混み具合。

さっそく
名物の「うずわ定食」と「イカメンチ」
せっかくなので
しずおか割(緑茶ハイ)を注文した。

しずおか割(緑茶ハイ)

お茶の風味がよくお酒が入っていることを忘れさせてくれる美味しさ。

イカメンチ350円

前々から食べてみたかったイカメンチ
まぁこれは普通に美味しかった。

注文してほどなくして「うずわ定食」が運ばれてきた。
食べ方の指南書を頂き
老眼であんまりよく読めなかったけど
なんとなくそれっぽい順番で食べた。

うずわ定食の正しい食べ方
うずわ定食 1280円

初めて食べたけど
青唐辛子と一緒に食べるとピリッと辛くて美味しい。
ご飯との相性がよくどんどん食べられる。
ご飯のお替りが出来るので遠慮なく2杯目をおかわりした。

うずわ出汁茶漬け

2杯目は出汁茶漬けにして食べた。
熱々ごはんの上にうずわを乗せて
店員さんが出汁をかけてくれる。
その時、うずわが固まってしまうので
箸でかき混ぜるようにお願いされる。

出汁は魚醤の香りがして気持ち一癖あるように思えたが
実際、食べてみると匂いは気にならないから不思議だった。
ここにも追い青唐辛子を混ぜてピリッとさせながら食べた。

美味しくて
あっという間にペロリと食べてしまった。

お腹も満足して
流石に運動しないといけないと思い散歩がてら
近くの文化施設の「東海館」に行ってみた。

東海館
拝観料200円
土日は温泉利用も出来るみたい。

立派な建物だなーって思いながらも
わざわざ中の見学はいいかって思えて外観だけ眺めてきた。

お隣はゲストハウスとしてお泊りが出来ます。
川沿いからの東海館

またしばらく歩いたところに元交番の
伊東観光番(観光案内)の建物。
こちらも外観だけ眺めてきた。

伊東観光番

そこからすぐに海の方に行けたので海岸沿いを歩いて
海を眺めてきた。

先に見える島は初島かな?
波の音がとても良かった

再び駅周辺に戻り駅前の通りをひと通り散歩してみた。

14時から共同浴場が開くので
駅から少し離れたところにある【弁天の湯】に行ってきました。

民家の脇道入ったところにあるよ
弁天さまが目印

番台で入浴料350円と
必ず石鹸で体を洗ってから入浴してほしいとのことだったので
30円の石鹸も購入した。

先客は5名ほどでみんな洗い場で体を洗っていた。
横に見習って先に体を洗う。
ささっと洗い終えて入浴

気持ち熱めのお湯で気持ちが良い。
ゆっくり体を洗っている人ばかりだったので
湯船には足を伸ばしてゆったり浸かることが出来た。

駅近の共同浴場にも行きたかったので
こちらのお湯はそそくさとお暇。

続いて駅前にある【子持ち湯】に
お邪魔しました。

ビルの地下にあるよ

こちらは地下に降りて
番台で入浴料350円を支払って脱衣所へ。
おっ!こちらは誰もいないから貸切状態だ。

てなことで
こちらは思う存分ゆったりとお湯を楽しんだ。
こちらのお湯も気持ち熱めだけど
弁天の湯より柔らかい印象。

湯船は弁天の湯より小さい。

電車の時間もあったので
あまり長湯はせずにお暇。
再び駅に戻って次の目的地の湯河原に向かう。

JR伊東駅

JR伊東駅
14時55分発
熱海行きに乗車。

リゾート21黒船列車がやってきた。

リゾート21黒船電車
ロゴがいいよね。

せっかくなので
1号車の先頭の席が空いていたので
こちらの席を確保した。

運転席は撮影NGだったので特等席の景色の写真は断念。

温泉上がりのビール

せっかくの特等席だったけど
湯上りのビールを楽しんでいたら
すぐに寝落ちしていて
あっという間に熱海に着いた。

JR熱海駅

15時21分
熱海駅に到着。

東海道線に乗り換え。

JR熱海駅

JR熱海駅
15時26分発
籠原行きに乗車。

JR湯河原駅

ひと駅なので
あっという間に
15時30分
JR湯河原駅に到着。

湯河原駅開業99年目だそうです。
顔ハメパネル
JR湯河原駅 駅舎
駅前の手湯
ちょろちょろ出るタイプだった。

約2年ぶりの湯河原。
特に行きたいところはない笑
前回の湯河原旅の時にそう思えた。

ただ今夜の宿は素泊まりで夕ご飯がないので
駅周辺で早めの晩御飯を食べておきたい。

でもまだ時間が早いので
散歩がてら五所神社にお参りしてきた。

駅から歩いて10分ぐらいで
五所神社に到着。

五所神社
16時ごろはあまり人がいなかった
拝殿
御神木の楠
立派な楠です。

五所神社に2年ぶりにお参りを済ませて
晩ご飯を求めて再び駅に戻る。

16時台でご飯食べれるところがあまりない中
湯河原名物「担々焼きそば」が食べられる
【餃子の一番亭】さんにお邪魔しました。

17時まではメニューが限られている時間帯でしたが
餃子と担々焼きそばは注文出来たので
瓶ビールとともに早めの晩ごはんにありつけた。

駅から徒歩3分ぐらい
瓶ビールはサントリー
餃子5個
担々焼きそば大盛り 中辛

餃子も担々焼きそばも美味しかったけど
特に印象が残るタイプではなかった。

お会計を済ませて駅に戻る。
ちょうど待機していたバスに乗り込む。

JR湯河原駅バスターミナル
2番乗り場
17時20分発
奥湯河原行きのバスに乗車。

JR湯河原駅バスターミナル
2番乗り場
この時間は空いていた。

バスに揺られること15分ほどで
最寄りのバス停に到着。

桜山入口バス停

桜山入口のバス停で降りて
ここから急坂を登って行く。

ここからしばらく坂道を登る。

事前の調べで
けっこうな坂道なのはわかっていたけど
実際歩くとやはり大変でした。
途中2回ほど分かれ道があり
夜、暗くなってからだと絶対に迷うと思えた。
ちなみに分かれ道は2回とも左に行けば迷いません。

息を切らせながら
バス停から10分しないぐらいで
なんとか辿り着いた。

玄関のところで
写真撮っていたら
声をかけてくれた人がいて
誰かと思ったら民宿のご主人だった。

今回お泊まりする宿は
【温泉民宿美湯香】さん

民家のような入口。

湯河原でいちばん安く素泊まり出来る宿だったので
こちらの宿を選んだのですが
悪いクチコミがけっこう多い笑

悪いクチコミを見ると心配しかないし
一応良いクチコミもあって
それを見ると期待しかない笑

とにかく温泉だけはハズレがないようなので
温泉三昧して寝れればいいや。

3階が玄関です。
人の家の感じがすごい。

チェックインは2階の茶の間で
女将さんからご利用にあたりひと通りの説明があります。
クチコミ通りめっちゃ早口だった笑
主にお風呂を利用することに対しての説明です。
説明が終わりご主人が部屋に案内してくれた。

お部屋は1階の和室のお部屋。
正直、古いしキレイとは言えなかったです。
部屋の掃除はいまいちでホコリや毛がまだ落ちている。
いちばんツライのはニオイでした。
部屋は喫煙OKなので染みついたニオイがあります。
エアコンをつけてみたけどエアコンのニオイもきつかった。
この日は気持ち肌寒い感じの気温だったのでエアコンを使わず済んだけど
夏や冬の時期はつらいかもね。
正直、悪いクチコミの気持ちもわかった。

昔の学生の下宿先みたいな和室
部屋の鍵は南京錠

トイレは共同です。
こちらもニオイはけっこうきつかった。

共有スペースは流しと冷蔵庫。
冷蔵庫の中の飲み物は飲んだらお会計時に自己申告制で
宿泊費と一緒に支払うシステムです。

共有スペース
レトロすぎる冷蔵庫
こちらのドリンクは有料
アルコール類300円
ジュース類100円
お会計時に自己申告制

こちらのお風呂は源泉かけ流しの加水なしの温泉。
熱すぎる場合は加水をしても大丈夫です。

お風呂はひとつだけなので
誰かが利用している場合は利用しない約束があるので
貸切で利用することが出来る。

入浴のルールは
外の渡り廊下に出る入口にスリッパを置いておく。
外履きを履いてお風呂に移動する。
お風呂場の内鍵をする。
利用時以外は電気を消す。

貸切で入れる源泉かけ流しの温泉

ひとりで利用するには贅沢な広さの湯船。
この日は特に加水することなく丁度良い温度だった。

お風呂への渡り廊下からの景色

ひとっ風呂浴びて
冷蔵庫の缶ビールを開ける。
ゴロゴロする。

湯上がりのビール

ひとっ風呂浴びて
湯上りのコーラを飲む。
ゴロゴロする。

湯上りのコーラ

温泉と睡眠を繰り返して
いつもよりぐっすり眠ることが出来た。

2024年5月10日 金曜日
いい天気

7時半ごろ起床して
朝ごはんの前にひとっ風呂

素泊まりだけど朝食付き。
ありがたい。ありがたい。

8時に食堂に行って
朝食を頂きました。

鯵の干物 ごはん 納豆
味噌汁 小鉢 目玉焼きサラダ

この日は僕以外でもう一人男性の方が宿泊していたようです。

朝食あとに女将さんと少し会話したけど
話してみると感じが良い人でした。

朝ごはんのあとに
もう1回温泉に浸かって
9時過ぎにチェックアウトした。

帰りの坂道はすいすい下って行ける。

桜山入口バス停

桜山入口バス停
9時29分発
湯河原駅行きのバスに乗車。

朝のバスはそこそこ混んでいた。

15分ほどで湯河原駅に到着。

湯河原温泉の暖簾
JR湯河原駅

JR湯河原駅
10時06分発
小金井行きに乗車。

JR大船駅

11時07分
JR大船駅に到着。

京浜東北根岸線に
乗り換え。

JR大船駅

JR大船駅
11時11分発
遅延のため
11時17分発
大宮行きに乗車。

JR石川町駅

11時39分
JR石川町駅到着。

無事に横浜に帰ってきて
この日の仕事は半休が取れたので
いったん自宅に戻り昼寝をしてから
夕方仕事に向かった。

伊東 商店街の手湯

総括】
クチコミの悪い部分はそれなりに理由があったけど
素泊まり1泊5千円ほどで良い温泉が楽しめるなら
お値段相当だと思えた。
僕自身は悪い宿だと思わなかったです。

ただお部屋のニオイとお掃除はもっと気にしたり
お布団と枕のカバーだけでも
新しいのに変えた方がいい。
それだけでも悪いクチコミは減ると思います。

温泉はとても良いので
またの機会があれば泊まっていいかな。

ご利用の際は自己責任でお願いします笑

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