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温度差について考える!〜暑い!ってなんだろう?

気温差がやばい!
今日なんか朝と昼が15度も違う!

でも実は気温差を考えるにあたって重要なのは、差の大きさではなくて毛穴拡張ポイントを超えるかどうか?ところなのです。

人間の体は摂氏17度を境に毛穴、汗腺を開いたり閉じたりします。
17度以上になると毛穴を開き放熱体勢に入り、17度を下回ってくると毛穴を閉じて保温態勢に入るわけです。

仮に真夏だと昼間40度、夜25度で気温差15度、また真冬に昼間10度、夜−5度でも同じく気温差は15度ですが、この場合毛穴は冬は閉じっぱなし、夏は開きっぱなしでいいわけなので、体にとっての仕事は少なく負担はそんなに大きくはありません。

ちなみに今日の朝が13度くらい昼が23度くらいだとすると、気温差そのものは10度の差ですが、朝は毛穴を閉じる、昼は毛穴を開く、夜また毛穴を閉じる…と忙しくなり、体にとっては大きな負担となります。

今年は3月終わり頃から、かれこれ2ヶ月近くこの「最高気温と最低気温が17度を挟む日」というのが続いています。

どおりでぎっくり腰や寝違いも多いわけだ!

そうなのです。このような17度を境にした気候が続くと、コントロールしている自律神経も疲弊し(中略)ぎっくり腰や寝違いが増えるのです。

つまり、体のことを考えると最高気温が28度いったとか、暑くなりましたね〜ではなく、最低気温が17度を超えるまでは本格的に「暑い」とは言えないわけです。

気温に対するさまざまな錯覚…よく考えなければ!です、人の世は面白いですね!皆様体にはお気をつけください。
身体のこと健康のこと不調のこと、お気軽にご相談ください!

(株)ニューログリア脳神経科学研究所
代表取締役 小林昌彦
オーストラリア王立メルボルン理科大学医学部卒業
スリランカ国立アンパーラ病院にて神経内科医として勤務
MENSAジャパン会員
現在自然医学の治療院として、古代インド医学アーユルヴェーダ、東洋医学、古代インディアン医学などを研究統合して実践しています。
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