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長編連載小説『破線』第147話。

 警視庁の捜査班はすでに動いていた。辺りの川や沼をくまなく探す。実際、時間の問題だった。高橋が自供するのも、ほぼ時間の問題だろう。実際、捜査班は動き、川や沼に潜って、辺りを人海戦術で探し始めた。高橋の自供を取るのと同時に、身柄を押さえているから、ウタうのは、時間の問題だ。また、ウタえば、ウタったで、警視庁の刑事たちは、追及の姿勢を鋭くするだろう。もう、高橋は終わりだった。後は、警視庁の取調室で、きつい取調べが待っている。(以下次号)

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