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長編連載小説『カフェ』第131話。

 佐紀の店にいて、実際、コーヒーは飲み放題だから、俺は、ここに何時間でもいるのだ。実際、俺もオヤジだから、コーヒー1杯で粘る。俺の仕事は外回りだ。実際、疲れる。俺たちの仕事は、実際、終わらない。俺たちは、仕事が続けば、徹夜だってする。実際、オフィスは回り続ける。俺も、深夜仕事をしたかと思ったら、夜討ち朝駆けで、朝、普通に仕事に出る。家には、寝に帰るだけなのだ。(以下次号)

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