長編連載小説『カフェ』第133話。

 戸田のいい加減さに、反比例するように、俺は仕事をするにしても、全力でやる。上司はいい加減で、適当だ。俺は、戸田の腹の内が分からない。また、分かるわけもない。別に、どうだって良い上司なんだし、俺は相手しない。また、自分が相手されない事が分かってないようだった。戸田は、万年、いい加減な感じなのだ。実際、デスクは汚れ放題、汚れているし、片付けも出来ない。いい加減で、適当なのだ。(以下次号)

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