見出し画像

学校が嫌だ!!日本の学校はどれくらいヤバいのかという問題と教育現場の現状

日本の学校ではいろいろな問題が起こってますね。前から起こっているんですが、神戸の件が特にひどかったわけですね。あの教員間のいじめは「カレーをやめる」という結論に至るまで、教育現場は大丈夫かと思わせるものでした。

人間なので良い先生もいれば悪い先生もいるわけですが、実際の教育現場はどのようになっているのでしょうか。いろいろと統計を調べてみました。

教員に採用される方の人数はどうなっているの?

教員採用試験を受験する人数はどうなっているでしょうか。実は人数は減っており、倍率が下がっています。

全国66県市のうち、半数以上の県市で1次選考合格倍率(総受験者数÷総合格者数)が下がった。前年より大幅に低下したのは福島県(今年2.4倍、△0.9ポイント)、鹿児島県(2.1倍、△0.9ポイント)、川崎市(1.7倍、△0.6ポイント)、兵庫県(3.1倍、△0.6ポイント)、横浜市(1.3倍、△0.6ポイント)、宮城県(1.9倍、△0.5ポイント)など。
1次受験者は13万2389人で前年より9832人減少(昨年度教育新聞調べとの比較。鳥取県は昨年度西日本豪雨による日程延期のため除外)。1次合格者は6万8325人で前年度より923人増加した。(昨年度教育新聞調べとの比較。石川県は昨年度1次.2次の区別がないため含まない。鳥取県は昨年度延期のため除外)。
約7割の県市で倍率が低下した昨年度に引き続き、3年連続で低下した形だ。

つまり受験者数が減っているわけで、やはり大変だという考えが多いわけです。こうした状況では良い人材はなかなか集まらないかもしれません。

教員の労働時間は?

日本の教員の労働時間はかなり長いと言われています。どうやら世界一にもなったようです。しかし、なぜこれほどまでに長くなってしまうのでしょうか。単純に仕事が多いというのもありますが、保護者対応や教育委員会の対応などでもかなり時間を割かれているようです。

あと部活動ですね。こちらもかなり時間を取られているようです。

福原直英キャスター:
そうなんですね。清水校長もおっしゃっていましたけれども、こちらのOECDの調査結果にも出ています。事務業務にかかる時間は平均が2.7時間なのに対し、日本はその約2倍の5.6時間。課外指導の時間も平均が1.9時間なのに対し、日本は7.5時間と4倍近くと突出しているんです。

不祥事で懲戒免職になる教員は多い?

こうした労働時間も長く大変で、人気も下がってきている教員という職業ですが、今回のカレー事件のように問題を起こして、懲戒免職なる人はどの程度いるのでしょうか。

平成29年度の「地方公務員の退職状況等調査」によれば、平成29年度離職者のうち、懲戒免職で辞めた教員は146名で0.3%でした。

これを見ても分かりますが、今回のような不祥事を起こす教員は割合としては少ないと言えます。ただし今回も懲戒免職にはなっていないので、不祥事を起こしても懲戒免職になっていな人が多数いることも予想されます。

http://www.soumu.go.jp/main_content/000591345.pdf

保護者の教員に対する満足度は?

ベネッセが行っている調査によれば以下のような結果が出ています。

画像1

https://berd.benesse.jp/up_images/magazine/VIEW21_kyo_2018_01_data.pdf

満足度が高いですね。だんだん良くなっているの可能性は高いです。以前はもっとひどかったのかな…。そういう意味では教育そのものについて保護者の方は悲観的ではないのかもしれません。

まとめ

簡単にまとめてしまったのですが、日本の学校がさまざまな問題をかかえているのは間違いありません。しかし、神戸のような問題が毎年起こっているわけではないのは確かです。

教員の働き方改革は必要です。それと同時に、問題が起こらないような教育現場を作っていく必要があるでしょうね。保護者としてはそうした学校現場になるように協力できればと思います。

マガジンの紹介

落ち込んでいる人が少しでも元気になる記事を書いています。自分もメンタルが不安定になることがありますが、なんとか頑張っています。

中学受験に携わって約20年。現場で学んだことをお伝えします。

楽天ルームも運営しています。男性目線の商品を並べていますので、ぜひお立ち寄りください!


これからも記事を更新できるように、サポートをお願いします!サポートされるとかなり喜びます。