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長編連載小説『流刑地』第119話

 実際、活発なロシア人少女は、目が曇ってない。あたしはそう思っていて、実際、トルーニャが何も曇った考え方をしてないと思った。実際そうだ。大学に行きながら、オフィスに仕事に来ている。感心だった。別に、あたしも、トルーニャが若い事は、ある意味、武器だと思った。女子大生とか、元が若いわけであって、あたしは、何ら抵触なく付き合えている。存在が曇ってないのだ。また、あたしは、そんなトルーニャが好きだった。ある意味、ロシア全土は、そうやって回っている。(以下次号)

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