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長編連載小説『流刑地』第122話。

 仕事も、学業もバリバリのトルーニャは、コートコーナーで、コートを見ながら、金髪碧眼の青い瞳を輝かせている。良い目だ。また、あたしも、この子の目が好きである。実際、全く濁ってない。ロシア人というのは、実際、こういった感じだ。惹かれる物がある。また、コートコーナーにいても、目が爛々と光っている。ロシア人特有の目だ。あたしは、この子が大好きなのだ。(以下次号)

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