民主主義という病

民主主義という病を患っている。

民主主義は誰もが幸せになれる社会を作るための仕組みではなくて、みんなが納得できるやり方で決めようと言っているだけでしかない。王様や権力者に決められてしまうのではなくて。

もともと、不条理に殺されないといけなかったり、不条理に差別されたりしていた暮らしから、最低限の生活と自由を民衆に与えるために生まれたものであって、声の大きい一部の人が嫌だと思うことを解決するための仕組みではない。

だから、知事が公用車で別荘に帰っていた。けしからん。とか、ジュゴンを守るために海の上に米軍基地を作らないで。とか、まあ、それなりに嫌な気持ちになっている人はいるのかもしれないが、そんなものは民主主義に持ち込んではいけない。と思う。

仕事がないのは政府のせいだとか、保育園がなくて働けないから保育園を作れとか、欲望がエスカレートし過ぎているのではないかと思う。

そして、民主主義が全てを解決してくれる。それでも民主主義ならきっと何とかしてくれる。と盲目的に信じてしまっているがために、民主主義が幅をきかせてしまい、声の大きい老人が住みやすい世の中になって若者の将来はあまり考えられなくなってしまう。

民主主義で社会を作るのは、そろそろやめにした方がいいのかもしれない。

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