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子どもは「愛」でてきている

次男坊は3歳。
まだまだ手がかかる。
やってあげなきゃならないことばかり、と思ってた。
けど昨日、公園に行くとき、あぜ道を、小さな息子と手を繋いで歩きながら、たわいない会話に2人して声を上げて笑った時、なんとも言えない幸せな気持ちが溢れてきた。

その夕方、別の公園に行った。
最近見かけなくなった、鉄筋で枠が作られた球体の遊具あり、息子は私にそれに乗るよう誘った。不安手にぐらつくそれに乗って、腰掛けると、息子は一緒に乗ることはせず、外からそれを回そうとした。息子の力では回らないと思ってたけど、息子が、よいしょと鉄の棒に力をこめると、ゆっくりと回り出した。
息子が動かす遊具に乗って、私の身体が動く。
いつも私が抱っこしたり、私が息子を動かす側なのに、今、息子が私を動かしてる。
そのことに感動した。
そしてそれは、とても気持ちのいい、幸せな感覚だった。
まるで息子の優しさを、全身で受け取ってるような気分だった。
そして分かった。
いつも私がしてあげてばかりとおもってたけど、いつも私は息子から受け取ってるんだ、ってこと。

ようやく気付いた。心から腑に落ちた。

日常が始まると、また忘れてしまいそうだから、今日ここに記しておく。

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