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50代近くになって、初めてウェブ担当になって約5年のオジサンです。 進化する市場やテク…

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50代近くになって、初めてウェブ担当になって約5年のオジサンです。 進化する市場やテクノロジーに戸惑いつつ、日々デジ勉に励んでおります。 インプットだけではいかんと思い、アウトプットをぼちぼちとしていきたいと思います。

最近の記事

アナログおじさんのデジ活日誌『ネットビジネス進化論』

タイトル通り、ネットビジネスの進化について、歴史を踏まえてわかりやすく解説されています。 検索、決済、コマース、ゲーム、SNS、ブロックチェーン、AIなどなど幅広く取り上げられているので、おじさん的には良い入門書だと思います。 著者曰く、ネットビジネスの進化とは「小分けにしたものを速くとつなげる」だそうで、6項目に分けて解説されています。 ①権力=つながりの場所をおさえる (ポータル/検索、ID/決済、信用経済とスモールビジネス) ②コマース=物や予約をつなげる (C

    • アナログおじさんのデジ活日誌『プロジェクトマネジメント』

      いくつかプロジェクトに関わりましたが、そもそも「プロジェクトマネジメント」自体をちゃんと勉強した覚えがないまま実践しておりました。 これではマズイと、書籍を探してみました。 とりあえず全体像をざっくり理解したかったので、ラクして「マンガでわかる」版をチョイス。2011年初版でしたが、「今も売っているのは支持されている証拠!」と前向きに解釈し、まとめてみました。 まずは、プロジェクト計画書の作成 1.目的・目標(成功基準)の明確化 2.プロジェクト体制を明確にする 3.要求

      • アナログおじさんのデジ活日誌『生き残るアパレル 死ぬアパレル』②

        世の中「デジタル化」が合言葉のようになっています。 先日は政府も、DX推進委員会を設置し、デジタル化を加速させると発表されていました。(書面やファックスなどアナログ原則の廃止など内容は、突っ込みどころ満載のようですが…) 著者は、アパレル業界のデジタル化について 「アパレル企業は、変化する消費者や消費行動に目を向けず、ハイテク技術ばかりを追いかけている」 とバッサリと斬り捨てています。 確かに、次々と新しいテクノロジーが登場し、それを活用した事例をイベントなどでよく目にしま

        • アナログおじさんのデジ活日誌『生き残るアパレル 死ぬアパレル』①

          コロナの影響が続く中、大手アパレルが経営破綻するなど、アパレル業界は厳しい状況に直面しています。 しかし、アパレルの苦境はコロナ以前からの減少であり、そもそものビジネスモデルが破綻していたと著者は指摘。 大きな要因のひとつは、消費者の変化。 「消費者に『欠品』という概念がなくなった」 「服が売れないのは、自分磨きの方がコスパが良いと気づいたから」 それに加えて、 「作りすぎによる余剰在庫」が最大の問題だそうです。 以前、2018年のアパレル業界の推定消化率が約47%と、

        アナログおじさんのデジ活日誌『ネットビジネス進化論』

        • アナログおじさんのデジ活日誌『プロジェクトマネジメント』

        • アナログおじさんのデジ活日誌『生き残るアパレル 死ぬアパレル』②

        • アナログおじさんのデジ活日誌『生き残るアパレル 死ぬアパレル』①

          アナログおじさんのデジ活日誌『デジタルマーケティングの教科書』

          3年前、著者の牧田先生の講演会をきっかけに購入しました。 発行が2017年とちょっと古いですが、「教科書」と銘打っているだけあって、従来型のマーケティング基礎から、近未来の予測まで書かれていて、今でもたまに読み返したりしてます。 デジタルマーケティングの定義について、このように書かれています。 消費者に最適な購買行動を提供する一連の行動。 その目標は、消費者との関係性を深め、消費者の「代理人」になること。 つまり、何かを購入する場合、「あの人(企業)に頼もう!」と想起され

          アナログおじさんのデジ活日誌『デジタルマーケティングの教科書』

          アナログおじさんのデジ活日誌『2025年、人は「買い物」をしなくなる』

          少々、タイトルが釣り気味にも感じましたが、これまでのネット通販の流れとこれからの展望がまとめられていて、おじさんには読みやすい一冊でした。 キーワードは「デジタルシェルフ」、つまり「デジタルの棚」。 電子化であらゆるものが「商品棚」になり、日常のあらゆるシーンに「買い物」が組み込まれていくことだそうです。 「買い物をしなくなる」というわけではなく、「従来型の買い物」はなくなっていくと理解する方がよいと感じました。 印象に残ったのは、 「ショッピングの歴史は、棚を奪い合う歴

          アナログおじさんのデジ活日誌『2025年、人は「買い物」をしなくなる』

          アナログおじさんのデジ活日誌『みずほ銀行システム統合、苦闘の19年史』

          開発費用は4000億円台半ば。 スカイツリーにすると、建設費7本分。 動員した人員は、35万人月。 2011年6月から2019年7月という長期間にわたった、みずほ銀行のシステム統合の内幕が描かれています。 アマゾンでは、おそらくエンジニアの方たちだと思いますが、「もっとドロドロした暴露本と思っていたが期待外れだった」というレビューが目立ちましたが、アナログおじさんにとっては十分ドッロドロな濃い内容でありました。 全体は3部構成となっており、 1部 2019年に完成した新シ

          アナログおじさんのデジ活日誌『みずほ銀行システム統合、苦闘の19年史』

          アナログおじさんのデジ活日誌『アフターデジタル』

          昨年話題となった本ですが、デジ活するうえでは避けられない一冊。 中国の事例を元に、初心者でもわかりやすい内容となっています。 まずはタイトルの意味するところ リアル(店や人など)でいつも会えるお客様が、たまにデジタルにも来てくれる状態、これが「ビフォアデジタル」。 一方、デジタルで絶えず接点があり、たまにデジタルを活用したリアルにも来てくれる状態を「アフターデジタル」と定義しています。 オンラインとオフラインの主従関係が逆転した世界といえます。 中国の事例として、平安保

          アナログおじさんのデジ活日誌『アフターデジタル』

          アナログおじさんのデジ活日誌『90日で成果を出すDX入門』読書録

          50代近くになって、初めてウェブ担当になって5年が経ちました。 進化する市場やテクノロジーに戸惑いつつ、日々デジ勉に励んでおります。 しかし、インプットはするものの頭に残ってない、血肉になってない感が続いており、ふと「アウトプットもしなければ!」と思い立ち、noteを開いてみた次第です。 今回は、Kaizen Platform須藤憲司さん『90日で成果を出すDX入門』。 事例も多く、表現も平易なので入門編としては最適と思います。 また、ツールなど手法論ではなく、DX化を阻

          アナログおじさんのデジ活日誌『90日で成果を出すDX入門』読書録