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4.23(64/89日目) San Jordi記念日

Sant Feliuのホテルをチェックアウトして、昨日観戦したWRCの表彰式のシャンパンの残り香を嗅ぎ、バスでLloret de Marに向かう。

バスターミナルの人にLoret de Mar直通のバスがあるか聞いたが、やはりジローナを経油しなければならないらしく仕方なく一旦ジローナに向かった。

またもジローナのバスターミナルで朝食を食べた。前回まではトルティージャサンドを食べていたが、今回はプラトー(プレート料理)に挑戦。
ミネラルウォーターと合わせて800Ptsと少し高かったが、ハンバーグ、ポテト、クリームコロッケ、ナスの揚げ物などが一皿に乗っていてボリュームもあり、かなり美味しかった。
特にバンバーグにかけられたスパイスが絶妙にピーマンと合い、まさに"muy bien"であった。 

Lloret de Marに無事到着し、宿を探すためインフォメーションオフィスに地図をもらいに行くが、シエスタ中のため16時までクローズ...。

再開を待つ間にとりあえずビーチまで歩いてみると、目の前に広がった光景にびっくり。リゾート地というのは知っていたが予想以上にリゾート地で、海岸沿いにみやげ屋やゲームセンター、レストランがズラッと並び豪華なリゾートホテルも十数軒はあった。

海岸沿いの遊歩道を歩いているうちに、こんなザ・観光地に自分のような貧乏旅行者が居てもいいのかと吾り、泊まるのはやめてバルセロナに戻ることにした。 

結局WRCの表彰式のシャンパンの香りは1mmもなく、変わりに潮の香りとパエリアの魚介のいい香りが漂っていた。

16時、バスと電車を乗りついでバルセロナに戻ってきた。何度目のバルセロナかは数えていないが、来たというより戻ってきた感が強い。

ランブラス通りは、なぜかいつもより活気があるように感じられた。テレビ局が生中継をしているし、出店もたくさん出ている。ついでに何かのデモ行進もやっていてワイワイ騒いでいる...。

今日は何かの日らしい。

自分がイタリアに行っている間にFCバルセロナがリーグ優勝したので、その次の日はすごい盛り上がりだったと新聞で読んだが、まさかそれが今日まで続いているとは思えない。いやその可能性もなくはないが...。

カタルーニャ広場の安宿を数軒回ったが、ミラノのデジャヴとなり全て断られた。
もう野宿はゴメンなので、他の街に移動するしかないと思いつつ歩いていると、レイアール広場周辺にも安宿が集まっているという情報を思い出したので行ってみることにした。

すると最初に入った広場入口付近のペンションPension Colin RESIDENCIA JUVENTUDで、ツインの部屋でよければ2,500Ptsで泊めてくれると言う。
2階は普通のペンションだが、名前の通り3階はドミトリーのユースホテル(1,400Pts)になっているようだ。少し予算オーバーだが宿のオジさんは陽気な雰囲気の人で英語も話せる。電話や自販機、洗濯機まであり、サロンにはなぜかビリヤード台まである。さらに(自分は持っていないが)クレジットカードも使えるらしい。
バス・トイレは共同、洗面台の水はけはいまいちだが居心地は悪くなさそうなのでここに決めた。 

荷物を置いてランブラス通りに出ると、出店のほとんどが本屋で、薔薇を売る人もたくさんいた。"San Jordi"と書かれた看板などが目に止まったので、意味は謎だかおそらく今日はSan Jordi記念日だと思う。

スペイン版母の日なのか?本の記念日だろうか?デパートの中まで本屋だらけだった。 

路上の生バンド演奏はいつも通りやっていたのでそれをしばらく聞いてホテルに帰った。 

5日前にFCバルセロナが優勝した時の街の盛り上がりはどんな感じだったのだろう。スケジュールが被らなければ是非見て見たかったが残念だ。

安田さんなら目撃していたかもしれない。
元気にしてるだろうか。

本日の出費

朝食 800Pts
昼食 600Pts
夕食 500Pts
ガム 10Pts
宿 7,500Pts

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