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ピアノを始めてみた感想

諸事情で使われなくなった電子ピアノがあるので、独学で練習を始めてみた。
これまで楽器を習ったことはないが、独学で軽くギターを練習したことは1~2年前にある。その時はFコード(指の配置が難しい)を何とか押さえられたところで辞めてしまった。今はうっすらとしかコードを覚えていない。
ピアノに関しては、元々練習してみたい、と思っていた。最近YouTubeで「Kohsei Piano Man」氏(下記参照)の一連の動画を見て衝撃を受け、大人から始めてもここまで上手くなるのか・・・と思い、やってみることにした。四十の手習い(大分、過ぎているが・・・)。
https://www.youtube.com/@kohseipianoman7288
モノを習得するときの手法として、誰かに習う(教室とか塾とか)・独学に大きく二分されると思うが、ピアノ教室に通うのはスケジュール上、難しく、費用もかかるため、独学することにした。
Amazonなども参照して色々な独学用のピアノ教本をピックアップし、パラパラと眺めてみたが、「楽譜がよめなくても90分でいきなりピアノが弾ける本」が最も取っつきやすいと判断し、これに沿ってやってみることにした。
8月5日頃と昨日(8月14日)の、現在までに2回練習(少なっ)。初回は2時間、昨日は1時間の計3時間ほど。
実際にやってみて、まず感じたのは、両手を同時に動かすことは意外と出来ること(ただし、連続して弾くのは難易度が高い)。また、ギターと比べ、和音を出すことがやはり容易であると感じた(もともとそのように設計されているのだろう)。
また、たどたどしくではあるが、それっぽいメロディーを引けるだけで楽しい。教本に出ていた久石譲の「Summer」と坂本龍一の「戦場のメリークリスマス」を主に練習。知っているというか、理解できるメロディーを自分が弾いている、ということ自体に快感を感じる。
とはいえ、(やれば面白いとは分かっているものの)練習を始めるまでの心理的ハードルは一定程度、ある(そのために初回→2回目が10日くらい空いた、ということも)。ただ、これは回数を重ねることで解消されていくもののようにも思う。
目標は「トルコ行進曲」かなと思うが、もっと中間目標を設定しないことには挫折してしまいそうな気がしなくもない・・・
最後に、「超一流になるのは才能か努力か?」という本を出されているアメリカのアンダース・エリクソン教授の本にもあるが、プロレベルの演奏家になるには1万時間の限界的な練習が必要とのことらしい。冒頭で紹介した「Kohsei Piano Man」氏はその途中まで行っているのではないかと思われるが、とりあえずはもう少し目標を下げてやってみようかと・・・思う。1万時間=3時間×333日×10年、なので・・・

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