秋のカフェ・ラテ事件を読んだバイヤー猫

初めまして

noteの皆さん初めまして。バイヤー猫が本を読んで感想を書いたみたいなので、私が記事にします。
私も本を読まないことはないのですが、基本ゲームと動画、配信を見ることに時間を費やしているので、本当に読みたい本がないと読まないようになってしまいました。
以前は書評ブログなんてカッコつけてブログを更新しておりましたが、ドメインの更新を忘れており、記事もドメインもインターネット焚書坑儒を食らってしまいました。
そんな中せっせと本を読んでいるバイヤー猫を見て、バイヤー猫に感想書いてもらって、それを記事にしちゃえばいいじゃない？と、思い提案したところ、ノッてくれました。
という訳で、感想をどうぞ。

秋のカフェ・ラテ事件 (コクと深みの名推理 3) (ランダムハウス講談社文庫)

秋のカフェ•ラテ事件　

クレア•コイル　著　小川敏子　訳

あらすじ

NYの秋のファッション•ウィーク期間中にはファッションショーが行われる。
20年前に一世を風靡したデザイナーのロッティが、コーヒーの名店ビレッジブレンドの極上のコーヒーにインスパイアされた新作ジュエリーにより表舞台に返り咲く。記念パーティーが開催されるビレッジブレンドで、ラテに毒物が混入され、殺人事件に発展。
ビレッジブレンドのマネージャーであるクレアが、無実の罪で逮捕されたバリスタを救うため奮闘する。

シリーズ未読だけど・・・

コクと深みの名推理シリーズ3作目。（1も2も未読。まぁいっか精神で読む）表紙のネコのイラストの可愛らしさと、秋という季節、そしてカフェラテで事件とは？というまさしく表紙読みの一冊。結果、猫はクレアの飼い猫ジャヴァが登場するけれど、ご飯とちょっと撫で撫でするの2回程度の登場。
珈琲の焙煎の種類や、珈琲に合うクッキーのレシピがネコのイラスト付きで紹介されているのは最初のイメージ通り。ストーリーの端々で登場する珈琲の知識も読んでいて楽しめた。
全体のストーリーは表紙のイメージとは全く違かったので、そういう意味ではちょっと残念。

表紙のイメージから一変

クレアはシングルマザー。子育てがひと段落しているところに元夫で共同経営者のマテオとの関係に悩んだり、娘ジョイの素行問題などなど、事件とは別問題も絡んでくる。昼間の連続ドラマを観ている気分で楽しめる。
クレアが少しずつ糸口を掴んでいくところは読んでいて面白いし、特別能力が優れている訳ではないので、同じ土俵で一緒に解決に向けて奮闘している気持ちを味わえる。
勝手に抱いた表紙のイメージを払拭して、1からシリーズを楽しむのも有りかもしれない。
ただ、既に19冊刊行されているので、思い出したら読んでみようくらいに留めておく。

更新者あとがき

いかがだったでしょうか。とてもかわいい表紙に釣られたものの、何と猫の登場回数2回。表紙とタイトルからは、かわいい猫ちゃんがカフェラテこぼしちゃってあっちっち！あら大変！ここにカフェラテおいてたのは、誰かな～みたいな感じだと思ったら、内容は昼ドラ。
すでに19巻刊行されている人気作。世の中には知らないシリーズもまだまだあるんだろうなぁ・・・。
バイヤー猫に評価を聞いてみたところ、
評価は★★★☆☆
で面白かったの？と聞いたら、普通！とのことでした。
次回更新未定ですが、また更新します！noteのこともうちょっと調べます