初めて避難所に行ってわかったこと
今回の台風19号、僕は関東の大きな河川の近くに住んでいまして、一晩、避難所に避難していました。
自分のアウェアネス(気づき)では、家にいても大丈夫だったのですが、12日午前中、地域に避難勧告レベル4が出されたので、準備を整え、雨風が弱いタイミングをみて避難所に行きました。
避難するときの持ち物は、前もって準備していましたが、いざ行ってみるとこれがあったら良かったなと思うものがあり、それを備忘録的にまとめておきます。
避難所に関しての記載は今回僕が行ったところを基準に書いてますので、場所によっては違うこともあるかと思います。
僕が避難したところは、普段は学校です。
食べ物は持参が基本。
避難が長期化しない限り食べ物は用意されないので、各自持参したものを食べるのが基本のようです。
お水も、すぐに全ての人にいきわたるわけではない。
お水に関しても、ある程度は持っていくことをお勧めします。僕が避難したところでは、備蓄されていた500mlのペットボトルが配られましたが、収容しているすべての人に、すぐにいきわたるわけではなさそうでした。(これは避難所の規模と収容人数によると思います。)子供やお年寄り優先です。
今回は断水が起きていなかったので、水道から飲むこともできました。
床が硬いのでマット必要。汚れが気になる人はシートも。
僕が入ったのは、普段学校として使われている建物で、教室に入りました。
床はフローリングで硬いです。マットなどが配られるわけではないので、床に直に座ることになるため、そのままだと痛いです。
僕はキャンプ用のエアーマットを持って行きました。中にスポンジクッションが入っていて、キャップを開けると自然と空気が入っていき膨らみます。(急ぐ場合は自分で空気を吹き入れることもできます。)
↓こういう感じのやつ。僕のは古いので、今のタイミングで新しいのにしようと思いました。
上のはマットに枕がついているタイプですが、そうでない場合は空気を入れて使う旅行用の枕があるといいですね。バスタオルで枕の代用をしようとすると、最初はいいのですが、次第に硬くなるので痛くなります。
それと、床の掃除がされていないのか、鉛筆の削りカスだったり、消しゴムのカスだったりが沢山おちていて、掃除機をかけたいくらいでした。
なので、レジャーシートか、ゴミ袋を敷くなどした方がいいかもしれません。
上履き用のスリッパを持っていく。
スリッパが用意されていましたが、僕が行ったときにはすでに足りなくなっていて、スリッパなしで、靴下のまま歩かなければいけませんでした。
上着についていた雨水などが落ちて、床が濡れている場所もあるため、上履きがないと不快です。
ブランケットもあった方がいい。
ブランケットが配布されたのですが、一人1枚とはならないようです。(想定した収容人数より多くの人が来たからかもしれません。) 持っていけるなら、ブランケットも持っていきたいです。
薄手のもの+防災用保温シート(銀色のやつ)で大丈夫かなと。
こういう小さく収納できるやつでいいかなと。
アイマスク必須
おそらく防犯上の理由や、何かあった時すぐに動けるように、照明は常についています。(停電していない場合。)
教室は蛍光灯がギラギラしていて、とても休まる感じではありません。
(特に僕は感覚過敏の傾向があるのでなおさら。)
アイマスクがあった方が、リラックスできるし、眠れるでしょう。
アイマスクがなかったので、もっていった上着を顔に被せて寝ようとしましたが、あまり快適ではありません。
あんな蛍光灯がギラギラしている中で、長時間すごさないといけないというのは、子供たちはとてもストレスたまるだろうなと。
耳栓
周りの人との距離も近いですし、常に人の話し声が聞こえる状態ではストレスもたまります。休みたい場合は耳栓があった方がいいでしょう。
災害時なので、完全に音を遮断してしまうのも危険かなと思うので、ある程度、外部の音を遮断してくれるものがいいと思います。
本や、トランプ、ゲームカードなど。
避難している時は、基本ひまです。災害情報を収集することも必要ですが、必要以上に情報にさらされて、不安やストレスをためるくらいなら、本を読んだり、ゲームをしてストレスをためないことが大事です。
スマホでゲームもいいのですが、スマホの電気を消費するのもお勧めできないので、小型のゲーム機とか、kindleとか電源が長持ちするものがいいかと思います。
避難所という非日常の場所はそこにいるだけでストレスがたまります。生き抜くためにはストレスは大敵です。
小さい子供がよく走り回っていましたが、おそらくストレスを身体から発散させる自然な行動だと思います。(恐怖を感じたときに身体が自然と震えるのと同じ。震えないようにするとPTSDになる可能性が高くなる。戦争、災害などでは子供より大人の方がPTSDになりやすい)
延長コード。マルチ電源タップ。
電源は部屋にいくつかある場合が多いと思います。体育館などでも、壁や床面に電源が設置されている場所もあります。でも人数分はないので、延長コード、マルチタップがあると他の人と共有できるので取り合いにならずにすみます。
ヨガ、アクセスバーズ、キネシオロジー、マインドフルネスなどストレス解放の技法
避難所はめっちゃストレスがたまる場所、そもそも不安を抱えた人が集まっているので、なにかストレス解放の技法を持っているといいですね。
僕はアクセス・バーズ他、いろいろな技法をこれまで学んできています。自分で出来たり家族にできるストレス解放の技法を持っているといいかなと思います。
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