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根元にある物

こう悪い状況が続くとみんな何かに迷い、何かに怯え、何も拭えない。

そんな時、信じられる物ってやっぱり自分なのかなって。

ブランディングって話にもなるかもしれません。

自分を支えてくれる物って自分が大事にしている物だと思うんです。

↓以前書いた自己紹介です。

何でこの仕事してるの?って聞かれた時いつも

この業界にいる変わったおじさんが好き

と答えます。

実際、洋服が好きかと言われたら、ブランドもデザイナーも詳しい人には足元には及びません。(横文字、カタカナ全般全く覚えられないです)

この業界で20年。

実際には親戚を通じて服を自分で選び始める頃から、この業界の人たちと仲良くさせて貰いました。多感な少年時代です。周りの大人って、親だとか先生だとか、普通の人ばっかり。

でも、あの人たちってめっちゃくちゃ笑うんです。当時の僕らと同じくらい。少年のように喋って、踊って、走り回って。

当時、代官山を代表するインディゴ文化を築いた人たち。本当にこの人たちは洋服の仕事してるのだろうか?って思うくらいリラックスした感じで、それでも鋭さがあって、ひとりひとりのパワーが強くて、何よりも本人たちが楽しそう。

そんな人たちに憧れて、抵抗もなくこの業界に入って、まだいるんだな。

多分、時代を越えて、当時のあの人たちと楽しい事を探しているんだろうな。

実は、僕が作った糸を何を知らずにあの人たちが使っていたらって思ったら。。。

めっちゃおもしろい!!

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