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“KANJI”への想い③

明けましておめでとうございます!

2023年
まるで未来みたいな数字だな
あっという間な年月の流れに
着いていけない松迫でございます。

今年はチャレンジをする年にしたい!
そんなありきたりな事を
大真面目に考えております!

クラウドファンディング初挑戦や
民泊事業の開始などなど
目論見がありますので
いつかここで共有したいと思います!
(宣言して退路を断つスタイル)


さて、今回は前回までの続き
私の経営する鹿児島市の小さなダイニングバー
お酒と果実KANJIのヒストリーについて
書き記したいと思います。

お正月料理のお箸休めに
もしもよければお付き合い下さい。


何者になるか

私は大学院を卒業後
鹿児島市中小企業の印刷会社の
新規営業部署に勤めます
(院卒なのになんで?は聞き入れない)

旧リクルート式の鬼のような研修により
多少の営業スキルと
超絶鋼メンタルを獲得します!
(1日100名刺獲得、1日300件テレクリetc...)

2年目に突入する頃
「俺は何のために働いているんだ?」
というありがちな問いに打ち当たります。

毎日浮かない顔をして
かまってちゃんオーラを放つ
面倒くさい新人社員の事を
見るに見かねた先輩が
こんなアドバイスをくれます。

「松迫くんは自分の感情について
 自分で理解をしていないようだね。
 まずはそこを見つめ直すことから
 始めてみたらどうかな?
 例えば、日常で起こる感情の変化が
 なぜ松迫の中で起こるものなのかを
 松迫自身で深掘りするとか。」

実践する事にしました。
日常の喜怒哀楽を敏感に察知し
それが起こる原因について考える。
例えば
○渋滞にハマってイライラする
→タイムスケジュールが狂う事が嫌
→時間を自由に使いたい人間なんだ
→親にルーズな事を怒られてたなー
○商談がクロージング出来て嬉しい
→売上作れて嬉しいってよりは、、、
→人様の役に立つ事が嬉しいんだ
→昔から裏方仕事好きだったよなー
などなど、、、

浅くとも一つか二つ深掘りして
自分の感情の原因とその背景について
一日中考察し続けました。

そんなこんなで(だいぶはしょる)
その結果なりたい自分像について
言語化できたものがあります

「日本一のNo.2になる」

自分がゴールを決めるよりアシストを
誰かを輝かせる場所や空間を
目の前の誰かを世界の中心に出来る存在に


飲食店とNo.2

そのなりたい姿を叶えるために
転職を決意し前職である
鹿児島大学近くに構えていた
居酒屋遊や家の店長に就任しました。

飲食業に入った理由は二つ
大学の同級生だったオーナーを
No.1に担ぎ上げる事。
お客様との距離感の近い飲食店の方が
ありがとうを純粋に伝えられる事。
それがNo.2としての自分に
近づける手段になると思ったからです。

つまり、"日本一のNo.2"について
2つの可能性を追いかけます。
①トップをNo.1に導けるNo.2
②顧客をヒーローorヒロインにさせるNo.2

私を迎え入れてくれたオーナーは
とてもエネルギッシュでカリスマ性があり
この人なら何かうまくやってくれると
感じさせてくれる人。

そして飲食業は
お客様と店員がありがとうで繋がる
承認レベルの高い空間。

どちらも私にとっては最高でした。

約4年雇われ店長として
飲食業に携わらせてもらいました。
最高に楽しくて充実していて
日本一のNo.2の姿に
近づけている気がしていました。

そんなある日
ある飲食業の先輩と飲んでいる時
「お前はオーナーを担ぎ上げてるつもり
 かも知れないけど、それはオーナーの
 為に全くなってないぞ。
 オーナーはお前から離れた方がいいし、
 お前もオーナーから離れた方がいい。
 それがお互いのため。独立しなさい。」

晴天の霹靂。

2店舗あった系列店の1店舗目にオーナーがいて
2店舗目の遊や家に私が立っていました。
系列店同士いい刺激をし合いながら
高め合えるという良い関係だった。
オーナーの夢を叶えるために
出来る事はやっていたつもりだった。

それは側から見ればただの仲良しごっこで
成長していた訳ではなかったのだと。

しかし実はそれに自分自身
気づいていなかった訳ではありませんでした。
このままのオーナーとの関係が正解なのか。
いつからか違和感が奥底に生まれていた。
でもそれに気づかないふりをしていた。

先輩の一言はこの違和感を表面化し
独立へのどデカい変化の起爆剤となります。

自分の理想とする"日本一のNo.2"とは
誰かを担ぎ上げる事ではなく
顧客をヒーローorヒロインにさせる
こっちの方なのかもしれない。

先輩と飲みながら恥ずかしげもなく
涙を流していました。
これまでの自分の非力さに。
オーナーを裏切る事になる無慈悲さに。
でも心は晴れやかに決断していました。

「俺、独立します!」


カンジ

そんな夜の帰り道。

空を見上げると
ふと父親の事を思い出します。

独立起業したかった想いがあった事
父 完ニを忘れないでいたいという事

「待てよ、、、
   父の名前"完ニ"に2が入ってるやん

どんな店をするか決めるより先に
屋号を"カンジ"にする事に決めたのです。

込めた想いは3つ
①父完ニを忘れない事
 父完ニの名前を汚さない経営をする事
②日本一のNo.”2”になる事
③感謝("カン"シャ)を"2"度する事
 (お客様が来た時と帰る時)

こうして
"カンジ"を何にするか
肉付けをする日々が始ます。


今日はこの辺でおしまい。
投稿毎に文字数が増えている事
ご了承下さいませ^^;

今回も拙い文章を
最後までご覧頂きありがとうございました!

この2000文字書くのに
1時間くらい掛かってますw
もっと早く上手に書けるよう
精進してまいります!
お付き合いいただけますと幸いです!

それでは、
2023年も何卒宜しくお願い致します!

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