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小説の情景描写で気をつけること

こんにちは。未来の直木賞作家、小説家の川井利彦です。

今回は「小説の情景描写で気をつけること」を5つご紹介します。

本題に入る前にお知らせです。

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著者、第二作目にして、初の書籍化。
本の中に残された一文からすべては始まる。

寛太と忠が万引きした本の中には、謎のメッセージが残されていた。消された形跡のある、まるで手紙の一文のようなメッセージを書いたのは、いったい誰なのか。そして消されたメッセージには、いったい何が書かれていたのか。ひょんなことから、それらを探すことになってしまった寛太と忠。そこにはある女性の暗い過去が関係していた。
果たして、寛太と忠は真実にたどり着くことができるのか。

「本からの手紙」
あらすじ

ぜひ一度読んでみてください!!


〇情景描写で気をつけるべきこと

それでは本題です。

小説の情景描写は、読者が作品の世界観に没入し、イメージを具体的に想像するために非常に重要です。

今回紹介する5つを参考にぜひ素晴らしい作品を書いていきましょう。

※今回の記事は「ChatGPT」が作成した記事を元に、加筆修正したものです。


1.詳細な描写

情景描写をする際には、繊細な描写や詳細な描写が必要です。

なるべく細かく、長くなっても構いませんので、詳細を描くことが重要です。
明るいのか暗いのか、嬉しいのか悲しいのか、読者に何を感じてほしいのか、明確しておきましょう。

せっかく情景描写を書くのであれば、意味のあるものにした方が、自分のためにもなりますし、読者のためにもなります

また、直接的な描写ではなく、間接的な描写にこだわることも必要です。
あまり直接的な描写にしてしまうと、インパクトが強すぎて、読者に強い印象を与えてしまうかもしれません。

情景描写はあくまで、物語を盛り上げるちょっとしたエッセンス的な立ち位置だと覚えておいてください。


2.言葉の選択

言葉選びも重要です。 読者がイメージしやすい言葉を選んで、シンプルかつ明確な描写をすることが大切です。

複雑な表現や抽象的すぎる描写では、何を伝えたいのか読者にわかりません。

人目見ただけで、情景が想像できる明快でシンプルな言葉を選ぶ必要があります。


3.五感を意識する

情景描写では、視覚だけでなく、聴覚、嗅覚、触覚、味覚など、五感を意識して描写することで、読者の感情に訴えることができます。

どんな色をしているのか、匂いや音、肌触りなど、あなたが普段感じている感覚、イメージをそのまま表現してみてください。


4.登場人物の視点に立つ

情景描写は、登場人物の視点から描写することで、よりリアルな世界観を共有することができます。

登場人物の誰の視点で描くのかによって、見える風景、感じ方も変わってきます。

主人公ばかりでなくても大丈夫です。
脇役であっても、彼らからの視点で見える情景が、物語にアクセントを加えてくれます。

全ての登場人物からの視点を描写する必要はありませんが、読者に世界観や心情などを伝えたい時に、有効利用していくと良いです。


5.テンポを意識する

情景描写が続くと、物語のテンポが遅くなってしまうため、テンポを意識しながら、必要な情報を適切に描写するようにしましょう。

無理にあれこれもと情景を描く必要はありません。

物語に彩を与える、おまけ的なものだと考えて下さい。

情景描写ばかり描いても、物語が進行せず、読者は飽きてしまいます。
必要以上には書かず、ここぞという場面に、差し込むことでより物語を重厚なものにすることができます。

あくまで主役は物語の進行や登場人物の言動です。
情景描写に重きをおきすぎないように注意してください。


6.まとめ

ここまで「情景描写で気をつけるべきこと」を5つ紹介しました。

1.詳細な描写
2.言葉の選択
3.五感を意識する
4.登場人物の視点に立つ
5.テンポを意識する

これらのポイントを意識しながら、情景描写を行うことで、読者に強い印象を与えることができます。

情景描写は、あくまで物語を盛り上げるための、ちょっとしたエッセンスだと覚えておいてください。
主役は物語の進行です。

情景描写に力を入れ過ぎて、長くなりすぎないよう注意してください。

かといって、情景描写が全くないと、物語が薄っぺらくなってしまう可能性もあります。

その辺のバランスがとても重要です。
適材適所で情景描写を挟み込む必要があります。

オススメのやり方は、場面の切り替え時に、情景描写を書くことです。
すると読者にも切り替わったことがはっきりと伝わり、メリハリをつけることができます。

章の始まりや場面転換の時に、有効的に情景描写を使っていきましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
小説家の川井利彦でした。



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