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「起承転結」を上手にまとめるコツ
こんにちは。未来の直木賞作家、小説家の川井利彦です。
今回は「起承転結」を上手にまとめるコツをご紹介します。
本題に入る前にお知らせです。
◎小説「本からの手紙」がアメージング出版から絶賛発売中!
著者、第二作目にして、初の書籍化。
本の中に残された一文からすべては始まる。
寛太と忠が万引きした本の中には、謎のメッセージが残されていた。消された形跡のある、まるで手紙の一文のようなメッセージを書いたのは、いったい誰なのか。そして消されたメッセージには、いったい何が書かれていたのか。ひょんなことから、それらを探すことになってしまった寛太と忠。そこにはある女性の暗い過去が関係していた。
果たして、寛太と忠は真実にたどり着くことができるのか。
あらすじ
ぜひ一度読んでみてください!!
〇「起承転結」を上手にまとめるコツを紹介
それでは本題です。
小説の「起承転結」を上手にまとめるためには、以下のようなコツがあります。
それぞれのパートで分けて説明していきます。
※今回の記事は「ChatGPT」が作成した記事を元に、加筆修正したものです。
1.「起」(物語の導入部分で読者を惹きつける)
まず最初にここで舞台と登場人物を設定し、読者の興味を引いていきます。
物語の導入部分なので、いかに読者にこの先も読んでみたいと思わせるかが重要です。
「起」では多少の説明文があっても問題はありません。
意味のない文章がダラダラと続いていくのはオススメできませんが、世界観や登場人物の背景を丁寧に魅力的に描いていくことで、先の物語をより魅力的に書いていくことができます。
2.「承」(物語を盛り上げる重要なパート)
この部分では、主人公の目的や目標を明確にし、物語の障害や葛藤を描写していくことが必要です。
伏線を張っておくのも効果的です。
ボリューム的には、この「承」が一番長くなります。
主人公を中心にして物語を進行させ、じっくり丁寧に、問題や困難、伏線を描いていきましょう。
物語全体を通して、この部分でいかに盛り上げて、読者に魅力的な物語だと思ってもらう必要があります。
「承」でいかに盛り上げるかによって、この後「転」と「結」がより素晴らしいものになります。
3.「転」(物語が大きく展開する)
ここでは物語が大きく動く場面を設け、物語の展開に変化を与えます。
読者が思い寄らない展開を描き、「結」に向けての勢いをつける必要があります。
びっくりするような、予想外の展開をぜひ考えてみてください。
物語が破綻してしまったり、支離滅裂な展開では、読者が離れてしまうかもしれませんが、誰も考えつかなかった全てがひっくり返るような展開は、とても魅力的にうつります。
またここで「承」ではっておいた伏線を回収しても構いません。
現代では「伏線回収」は大きなトレンドになりやすいです。
読者も求めていますので、よくよく考えて、あっと言わせる展開を描いてみましょう。
4.「結」(ラストシーンで全てが決まる)
いよいよ最後の「結」です。
ここでは主人公が目的を達成するか、あるいは失敗するかを描写する必要があります。
物語をラストを飾る非常に重要なパートです。
どれだけ素晴らしい「起」「承」「転」を描けたとしても「結」の部分で、尻つぼみになってしまったら、全てが台無しになってしまいます。
読者の心に刺さる、素晴らしいラストシーンを描くようにしましょう。
現代はハッピーエンドが好まれる傾向がありますが、私はバッドエンドでも構わないと思っています。
どんなラストでも、読者を楽しませることができれば問題はありません。
あなたがベストだと考える結末を書き切ってください。
5.まとめ
ここまで「起承転結」を上手にまとめるコツをそれぞれ紹介しました。
1.「起」(物語の導入部分で読者を惹きつける)
2.「承」(物語を盛り上げる重要なパート)
3.「転」(物語が大きく展開する)
4.「結」(ラストシーンで全てが決まる)
このように、小説の「起承転結」を上手にまとめるためには、物語の展開がわかりやすく、かつ読者の興味を引くように描写することが重要です。
また、物語の流れを考えながら、適度に緊張感やドラマティックな展開を大切にしてください。
それぞれが物語を魅力的に見せる重要な要素です。
どの部分が欠けてもダメですし、一つだけが優れていても物語は成立しません。
読者を楽しませるために、それぞれの意味をしっかり理解して、一つ一つ手を抜かず、丁寧に書いていくことが最も重要です。
このことを忘れないようにしてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
小説家の川井利彦でした。
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