誰でも簡単!オリジナル仮想通貨を発行する方法 - その4トークンの公開
この記事は「ブロックチェーンってすごいけど、一体なんだかよくわからない」「ICOがすごかったけどなんだったの?」「トークンエコノミーってなに?」と興味はあるけど腹落ち感がない方に向けて、「自分だけの仮想通貨(トークン)を誰でも簡単に発行する方法」をご紹介しています。
※ 今回発行する仮想通貨はいわゆるトークンと呼ばれるものです。開発者向けの環境で行い、あくまで発行や送金のみを行います。この記事は仮想通貨に関する投資を誘導するものではありません。
こちらはその4の記事なので、まだその3をやっていない方はそちらから試してみてください。
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STEP 04: トークンの公開!!
やること
1. コードをデプロイするための準備
2. オリジナルの設定をする
3. トークン公開
1. コードをデプロイするための準備
いよいよ最終ステップ!トークンを公開していきます。
作業は引き続きRemixで行います。
画面左のSolidityマーク(ファイルマークの下)ボタンをクリックします。
「Compile erc20.sol」をクリックします。
その後、画面左のEthereumマーク(Solidityマークの下)ボタンをクリックします。
「Environment」の項目を「Injected Web3」に変更します。
ここが「Ropsten」になっていない場合は、MetaMaskの設定が間違っていますので、MetaMaskの設定をRopstenに変更してください。
また、
「Contract」にある選択ボックスに「TokenERC20」が表示されていない場合は、ページ時代をリロード(再読み込み)または「Compile」をやり直してください。
ページを再読み込みしても、今までやった作業は記録されていますので、ご安心ください。
2. オリジナルの設定をする
「Deploy」の右端「 v 」をクリックします。
するとオリジナルの設定ができる項目が出現します。
さて、ここでやっと自分だけのトークンの設定を行っていきます。
3つの項目「InitialSupply」「tokenName」「tokenSymbol」を設定していきます。
InitialSupply
トークンの初期発行量(例. 10000)
自分の発行したい枚数を半角数字で書きましょう
tokenName
トークンの名前(例. TAKASE)
自分の好きなトークンの名前を英語で書きましょう。
tokenSymbol
トークンのシンボル(例. TKS)
自分でつけたトークンの短縮表記を書きます。ビットコインならBTC、イーサリアムならETHです。
3つの項目を考えたら、それぞれ記入していきます。
3. トークン公開
ついにトークンの公開です。ここまで設定できたら「transact」ボタンをクリックします。
すると、MetaMaskが起動します。
これはブロックチェーンにトークンのコードを登録するのに手数料を払ってくださいというものです。(もちろんRopstenのイーサリアムを使うので、お金はかかっていません)
「確認」ボタンをクリックします。
すると実際に登録が開始されます。
数十秒(遅い時は数分かかる場合もあります)待ちます。
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完了すると画面左下「Deployed Contracts」に表示されます。
これで、トークンの発行が完了です!!
そう、完了です!!!!
STEP 05: トークンで遊ぶ
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