学科試験の勉強方法~INとOUT~

さて学科試験で大事なのはしっかりした勉強スケジュールをどれだけ試験日前まで維持できるかということに尽きます。
学科試験は”理解・記憶”することが重要な試験です。その理解・記憶を繰り返しつづけていくことが重要なのです。

1.インプットとアウトプットそして
2.理解するということ
3.問題集先行ではダメ。

1.インプットとアウトプットそして
まず試験勉強で一番大事なのはしっかりとしたインプットです。これは知識をしっかりと記憶として定着させるということです。自分が持っているテキスト・学科試験に向けての教本などをしっかり読み込むことが基本となります。よくテキストを読まない人がいますが大抵良い点は取れません。まずはテキストなどを基本にインプットを徹底的に行うことが重要です。

次にアウトプットです。これは過去問題やその他問題集を解くことがメインになります。ここで重要なのがそれはアウトプットなのか、ただの勘なのかということです。
問題をとく時に、しっかりと根拠がわかって答えているのがアウトプット。わからないけどこれっぽいなと答えているのが勘です。これをしっかり意識できない人は点数は伸びません。

そして最後にまたインプットです。不正解だった問題はもちろんの事、根拠がわからなかった選択肢、勘で答えて当たった部分はしっかりその根拠がわかるまでインプットのやり直しです。これもテキストの該当部分をしっかり読み込み根拠をしっかりと理解します。

このインプット→アウトプット→インプットの流れの持続が重要です。

2.理解するということ
つぎに重要なのが「理解する」といことです。これはインプットする時に印象をより強くし記憶に留める力があります。
具体的には設備の項目のとき、それがどのような形でどんな場所・どんな機能を有しているのか写真等で確認して自分がインプットした情報と照らし合わせることです。ただ根拠を文章で覚えるのではなくより深く理解することが重要なのです。この理解が進むと問題の出し方が変わってもすぐ対応する事ができます。特にこの「理解」するということは、設備・施工において効果を発揮します。

3.問題集先行ではダメ
「問題集はやっているんですけどね、点数が伸びないんですよね・・・」
それは当たり前です。
少ししか知識ない状態で問題を解いているのですから点数は伸びないし、間違った部分を見直すだけで相当な時間がかかります。そして見直しの時に問題集の答え部分だけを確認しているだけなので、知識として定着もしません。ただどこを間違ったのか確認しているだけです。テキストを読み込んでから問題集です。

上記の説明から分かる通り、インプットなくして問題は解けません。そしてテキストを読み込んでいく勉強は時間も短く効率的に点数を上げることができます。みなさんもインプット→アウトプット→インプットの流れを守って勉強をしてください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?