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独学で一級建築士合格の手引き~製図試験編~

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一級建築士試験を独学で頑張るあなたへ。きっと役に立つ手引書です! これを見て合格へ一歩近づいてください!
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#要求室

製図試験の話 情報戦?

今、大手の資格学校だけでなくいろんな独学支援のサイトなどが多くあります。そこからのメールマガジンだけでもかなりの情報量になります。

それにインスタ・ツイッターなどで受験生が上げている図面や方法色んな所から様々な情報を得ることができます。
色んな情報があるので正直迷ってしまいますよね、それでこの時期になってくると増々焦りが出てきますので余計です。

○情報は取り入れ、やってみてから判断する

情報

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エスキスの話⑫マーカーでゾーニングを確認

さてエスキスを進めていくと、いろんな案ができてくると思います。それではその先を今回は書こうと思います。

○マーカーでグルーピングを確認

その先とは自分が作ったエスキスと作図がしっかりとゾーニング・グルーピング出来ているか確認する作業です。その作業にはマーカーを使用してください。自分がやったエスキス・作図どれでも構いませんのでマーカーを使って今回の試験で重要になってくるグルーピングなどを確認しま

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エスキスの話⑪縦動線はどうする?

さて今回は縦動線のお話。皆さん苦手だと思います。それは何故かと言うと1~3階まで位置を一緒にしなくてはいけないからです。だから難しい、位置が決まらない。そしてエスキスが上手くいかないという風になってしまいます。

以前書いた避難にも関わってくる問題なのでこちらも合わせて確認を。

○コアにはあまりパターンは無い

縦動線はメインコア(利用者用)・サブコア(管理用)の主に2つ考えられます。それに加え

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エスキスの話⑩「これでいいよね」はダメ。

さあエスキスの話でちょっとした考え方についてです。

○課題文はそのまま読み取る

製図試験の課題文はこういった建物を作ってくださいという要望書であり、かつ指示書でもあります。そのまま読み取って形にしていけばいいのです。

しかし課題をやっていくにつれ、(特に大手資格学校に通っている人は)今までの課題はこうだったからとか、こうしていたからと課題文にないものまで付け加えたりします。

でもそうやって

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発表課題の振り返り。

製図の勉強が始まって、もうすぐ一ヶ月が経とうとしています。そこで今回は課題文を振り返って事例研究などから気になった所を書いていきたいと思います。
あくまでこれは私個人の気になった所で試験予想とかではないのでそこを勘違いしないように。

○プールでは差異はつかない。

今年のメインはプールで間違いないのですが、受験生全員そこはみっちり勉強しているのでそこでは差がつきにくい。
そこで重要になってくるの

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エスキスの話⑨部屋に柱は?

前回は部屋を整形にするか否かの判断基準について書きました。
それでは今回はそれに関連して要求室内に柱が出てきたも良いか否かを考えて行きたいと思います。

○グリッドが合っていれば、柱はほとんど出てこない。

一級建築士製図試験においては決めたグリッドが課題文に合っていれば、ほとんどの部屋がグリッド内に納まり柱が要求室内に出てくることはありません。しかしエスキスを進めていく上で上手く配置できず要求室

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