小さなお店、集客の極意

私がかつて
仲間と開業した個店は、

商店街の外れに
ありましたので

お店前の人通りも
まばらで、

開店してしばらくは
なかなかお店に
人が入ってこない

という大きな悩みを
抱えていました。

それ以前の
全国チェーン店長時代は

ショッピングセンターの中にある
お店でしたので、

ショッピングセンターに
来ているお客さんに

いかに自店で買ってもらうか
を考えていて、

お客さんがいない、来ない
という状況は
ありませんでした。

「お客さんはいないものだし、来ないもの」
ということに

個店を開業してから
ようやく気づいたのです。

なんとか町の人たちに
私のお店のことを知ってもらい
来店してもらおうと

様々な手を打ちましたが、

その中でも
一番効果があったのは

来店したお客さんとつながって
ファンになってもらうことでした。

お店の前の人通りが
まばらとはいえ

一日の入店客が
ゼロではありませんでしたので、

数少ない入店客には
必ず声を掛けて会話し
仲良くなるようにしました。

そして、

お買い物の有無に関わらず
お店の会員になってもらい
個人情報をいただきました。

仲良くなってから
個人情報の記入を
お願いするので、

ほとんどのお客さんが
快く記入してくれました。

個人情報を
いただいたお客さんには

その日のうちに
お礼のハガキを出し、

その後定期的に
ニューズレターを送るなど、

ワクワク系マーケティング実践会で教わる
「絆づくり」の手法を忠実に実践して

お客さんとの絆を
深めていきました。

そうして
開店から3ヶ月もすると、

私たちのお店を応援してくれる
お客さんがちらほらと現れはじめ、

何度もリピートして
買い物してくれたり、

ママ友をどんどん
連れてきてくれたり、

といったことが
起こるようになりました。

そうして
開店から半年も経つと、

週末、店内が
お客さんであふれたり
といったことが起こるようになり、

開店からしばらく続いた
「お客さんがいない!」
という危機を乗り越えて

繁盛店になることができました。

お客さんが
全然来なくて苦しみ悩んだ
開店から半年ほどの間に、

何度も
めげそうになりながらも

その場の売上に走ることなく
ファンづくりに徹したことが、

その後長くお店が
繁盛し続けることに
つながりました。

ワクワク系マーケティングの
重要な考え方の一つに

「収益源は顧客の数」

というものがあります。

ファン客を増やしていくことで
買い物し続けてくれることは
もちろん、

友達を連れてきてくれたり

イベントを率先して
盛り上げてくれたりと

お店を応援して
支えてくれます。

また、

ファン客は
急に来なくなったり
ということがないので、

売上が読めるようになり
お店の業績も安定します。

それによって
商売に対する不安が減り
愉しく働けるようになり、

その愉しく働いている姿が
またお客さんを惹きつけて

ファン客が増えていく
という循環が

私のお店でも
生まれました。

「お客さんが減ってしまった」
「リピーターが来なくなった」

とお悩みの方は、

チラシや広告で
新規客を集めることも
大事ですが、

「収益源は顧客の数」

という考え方をもとに

「来てくれたお客さんとつながる手立てを打っているか」
「来てくれたお客さんがリピートしてくれているか」
「お店を支えてくれる顧客の数を把握しているか」

などを
一度振り返っていただければ
と思います。

お店を自分ごととして
強力に支えてくれるのは

「ファン客」という
存在なのですから。

 
ということで、
こちらの動画では

私のお店時代の集客の極意を
小阪裕司解説のもと
より詳しくお話ししています。

ぜひ最後までご覧ください!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓
https://youtu.be/PEaSEjq_7Uw

今回が2023年最後のメルマガです。

今年一年、
お読みいただきありがとうございました!

2024年もよろしくお願いいたします。

それではまた次回に。
 
 
 

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