ある人にしか見えない商売の世界

私は
全国チェーンの店長として
売上作りに苦しんでいた時に、

小阪の著書
『「惚れるしくみ」がお店を変える!』
を読んで
ワクワク系マーケティングと出会いました。

それまでの私は
「商品」「価格」「競合」
ばかり見ていましたので、

この本の冒頭に書かれていた
「パンダのぬいぐるみのPOP」
の話は強烈でした。

「「商品」「価格」「競合」は関係なく、
POP1枚で商品が売れるようになる」

という事実に
衝撃を受けるとともに、

「これをやれば売上を上げられる!」
「これをやるしかない!」
と思いました。

そこでまず、
会社としては禁止されていた
「手書きPOP」を
付けていきました。

それまでは
本部から送られてくる
「商品名・価格」
だけが書かれたプライスカードを

何も考えずに
付けていましたが、

手書きPOPを付ける
となると、

「何を書けばお客さんが関心を持つか?」
を自分で考えなければなりません。

POPに書く内容を考えて、
書いて貼ってみて、
お客さんの反応を見ては書き直す。

これを数ヶ月間、
ひたすら続けました。

POPに書いたことが
果たして良かったかどうかは
お客さんの反応次第ですので、

POPを書けば書くほど
お客さんの反応が気になり、

お客さんの様子を
よく見るように
なっていきました。

お客さんに
目が行くようになると、

「せっかく書いたPOPが
お客さんに見られていない」

「POPの中身ではなく、
POPを貼った場所が悪いのかも」

といったことにも
気付けるようになっていきました。

そうして私は、

ワクワク系マーケティングの
最も基本となるフレームワーク

「人にフォーカス」

を身につけていくことができました。

「人にフォーカス」
が身についてくると、

自分のお店が
「商品」「価格」「競合」
ばかり見ていた頃とは
違って見えるようになりました。

本部からの指示に対しても、

「商品や価格にフォーカスすると
この指示になるのは分かるけど、
人にフォーカスするとこの指示ではダメで
こうしたほうがいい」

と自分で考えられるようになり、

それにともなって
私の店の売上は
急上昇していきました。

小阪は著書
『「儲け」を生みだす「悦び」の方程式』
の中でこう書いています。

「ある視点からは「売れない」原因が「価格」に見えてしまう」
「人はみな、そこにあるものが同じように見えているわけではない」

ぜひみなさんは
「人にフォーカス」していただき、

お客さんをしっかり見て
日々のご商売を営んでいただきたい
と思います。

ということで、

合わせてこちらの動画を
ご覧いただくと

「人にフォーカス」
とはどういうことか?

より掴んでいただけると思います。

ぜひご覧ください。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓
https://youtu.be/uWU4fv0ww0U
  
  

それではまた次回に。

   

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