「お客さんが入ってこない!」を乗り越えた方法

私が個店を創業した時、

お店を開店して
最初に愕然としたのが

「お客さんがお店にまったく入ってこない」
ということでした。

今なら当時の自分に
「そんなの当たり前だろ!」
とツッコミを
入れたいところです(笑)

お店を一日開けていても、

入店するお客さんは
数時間に一人、一日で数人
ということもありました。

 

個店を創業する前の
全国チェーンの店長時代は、

イオンなどの
ショッピングセンターに
テナントとして入っている
お店でしたので、

ショッピングセンター内には
たくさんのお客さんがいて、

私のお店に入ってくるお客さんも
そこそこいらっしゃったので、

「お店にお客さんがまったく入ってこない」

という事態は
想定していませんでした。

ところが、

商店街のはずれに
オープンした個店では
お客さんがまったく入ってこない。

「これはまずい!」

とお店をオープンしてから気づき、
めちゃくちゃ焦りました。

そこで、

お店の前に置いた看板を
毎日書き換えたり、

チラシを配布したり
地域情報誌に広告を出したりと
色々やりましたが、

中でも
「これをやったからお店がなんとかなった」
「これをやってなかったらダメだった」

ということがあります。

それは

「入店したお客さん全員の連絡先をいただく」

ということです。

数少ない入店客に
売り込みをかけては

逃げられるということに
なりかねませんので、

まずは世間話をして
仲良くなって
連絡先をもらうことに
集中しました。

これは、
ワクワク系マーケティングの
「顧客リストが収益源」
ということと、

「そのためには絆づくりが必須」
という考え方があったからこそ
できたことでした。

今思うと、

当時の私が
ワクワク系マーケティングを
知らず、

数少ない入店客に対して
連絡先ももらわずに
売り込んでいたとしたら、

お店は存続していなかった
と思います。

連絡先をいただく方法は
LINE登録などではなく

お名前と住所と電話番号を
紙に書いてもらっていましたが、

雑談して仲良くなってから
お願いしていたので、

お買い上げがない
お客さんも含めて

入店したほぼ全員のお客さんが
快く記入してくれました。

そして、

その日のうちに
お礼のハガキを出し、

その後もレターを送るなど
絆を育んでいくことで、

多くのお客さんが
再来店してくれたり
友達を連れてきてくれたりして、

少しずつ一日の
入店客数が増えていき、

半年もたつ頃には
お店が賑わうように
なっていきました。

そうして、

お客さんが
まったく入ってこない日々

という窮地を
乗り越えることができました。

絆のあるお客さんは
ずっとリピートし続けて
友達も連れてきてくれるので、

顧客が徐々に
増えていく循環ができ、

その後は
日々の売上に一喜一憂したり
今後の売上に不安になることもなく、

愉しく堅調に商売を
営み続けることができました。

小阪の著書
『「儲け」を生みだす「悦び」の方程式』
の106ページには
こう書かれています。

「あなたのファンこそが、あなたが尊敬と愛情を持って「顧客」と呼べる存在です。彼らこそが、あなたの商品・サービスをリピート購入し、口コミ・紹介することであなたに見込み客を連れてくる、あなたの会社に安定的で豊かな「儲け」をもたらす、大切な存在です。」

お客さんと絆を育むことで
あなたの「顧客」を作って、

安定的に愉しく日々の
ご商売を営んでいただきたい
と思います。

ということで、
こちらの動画では

私、肥前の個店創業時のお話を
小阪の解説付きで
より詳しくしています。

ぜひ最後までご覧ください。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓
https://youtu.be/PEaSEjq_7Uw?si=3ylz1UQWGNrRoSZP
 
 
 
それではまた次回に。
 
 
  

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