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おススメのピラティススタジオとは


こんにちわ。

先日、「ピラティスを始めようと思うんだけど、どこかおススメのスタジオはありますか?」といったご質問を頂きました。

上記の様な質問は日頃から頂く事が多い為、おそらく同じ様な疑問を抱えた方は複数いらっしゃると思いますので、考え方を綴っていきたいと思います。

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なんでピラティスをしたいと思ったの?

こちらは質問返しになってしまいますが、「なぜピラティスをしようと思ったのか?」が大切なんですね!

1,ピラティスというものを極めたいのか?もしくはピラティスをしたいのか?

2,ピラティスが〇〇に良さそうと思って、何かの目的を叶える為の手段として始めたいのか?

大きくは、目的としてのピラティスなのか?手段としてのピラティスなのか?ということです。

目的としてのピラティスならピラティススタジオへ

こちらは当たり前ですが、ピラティスをする事が目的の場合、ピラティススタジオに行くのがおススメです。

その際は、スタジオとの相性もありますが、インストラクターとの相性もありますので、自分が通い易いと思う、いくつかのピラティススタジオで体験レッスンを受けてみて、気に入った所に通われるのが良いかと思います。

ピラティスの流派によって、いくつかの違いはありますが、共通点も多い為、好みによる所が大きいかと。

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アメリカの場合は、ピラティスの創始者であるジョセフ・H・ピラティス氏の意志を継承する「Pilates method Alliance(PMA)」という協会があり、認定資格などを発行している為、PMA-CPTなどの資格を持っている方は、一定の能力を有するということが認定されています。

しかし、日本の場合は、ピラティスに対する造形や知識が深かったとしても、英語が苦手だったり、日本でPMAの認定資格を持っていても、そこまでの大きなメリットが無かったり、継続の為の単位取得のコストが大きいなどの理由で、取っていない方も多くいる為、一概にはその資格の有る無しでは言えないかなと考えられます。

ピラティスインストラクターは健康やボディメイクの専門家では無い

そして、手段としてのピラティスの場合は、本当にピラティスが最適解なのか?を考える事が大切です。

例えば、スタイル改善の為にピラティスを始めるとか、腰痛や肩こりを改善したくてピラティスを始めるなどの場合、最初に考えた方が良いのは、ピラティスがベストな方法なのか?

ピラティスは素晴らしいものではありますが、それよりも最適な方法がある可能性は高いですからね。

そして、誤解をされがちなのは、ピラティスインストラクターの方というのは、ピラティスの専門家ではあるけれど、健康やボディメイクの専門家ではない!場合がほとんどということですね。

もちろん、ピラティスインストラクターの中には、健康やボディメイクに関して深い知識や経験をお持ちの方もおりますが、基本的にそういった方はレアポケモンです。

最初に評価を行っているか?

初めの数か月はパーソナルレッスンがおススメという前提になりますが、手段としてのピラティスの場合、通おうと思っているスタジオに評価があるかどうか?というのが1つのポイントになります。

最初に、姿勢であったり、動作であったり、呼吸であったり、何かしらの評価が行われているのか?

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また、腰痛など、痛みの改善の為に通う場合は、レッドフラッグなどの確認や痛みに関する細かな問診があるかどうか?というのがポイントです。

例えば、人によって股関節の付き方などは異なりますので、ストレッチなどで可動範囲が改善出来るものもあれば、出来ないモノもありますし、そうした個体差によっては、行えないor行いにくいエクササイズなどもあります。

知っておきたい股関節の前捻角

そうしたカラダの状態を把握した上で、ピラティスを指導してくれるのかどうかというのが、手段としてのピラティスの場合は大切ですね。

「10回のレッスンで気分が良くなり、20回のレッスンで見た目が変わり、30回のレッスンで身体のすべてが変わる」ジョセフ・H・ピラティス

というピラティス氏の有名な言葉がありますが、こちらはあくまで1つの比喩表現であり、股関節の前捻角などについては、30回のレッスンでは変わりませんし、骨の構造の問題なので「今は出来なくても、レッスンを続けていけば柔軟性が増して出来る様になりますよ」みたいにはならないんですね。

無理して行っているうちに、膝など他の部位にストレスが加わって傷めてしまう事も多い為、要注意です!

本日のまとめ

・ピラティスが目的の方はピラティススタジオへGo

・通い易そうなピラティススタジオで体験レッスンを受けて、気に入った所がおススメ

・手段としてのピラティスの場合、本当にピラティスが最適解なのかを一度考えてみる

・ピラティスインストラクターは、ピラティスの専門家だけれど、健康やボディメイクの専門家ではない場合がほとんど

・手段としてのピラティスの場合、そのスタジオで評価が行われているかが1つのポイント

・股関節の前捻角をはじめ、骨の構造の問題によるものは、30回行っても変わる訳ではない

ピラティスはとっても素晴らしい学問ですし、個人的にも大好きですが、万能では無いので、自分の目的に合わせて選択することが大切ですね!


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