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デスクワーク中に背中が張ってきたら行いたいストレッチ

 こんばんわ。

首都圏では緊急事態宣言が延長され、家でのデスクワークが更に増加している方も多い事と思います。

身体への負担を減らす為には、デスクワーク用の机や椅子を購入するなどの環境づくりが大切ですが、どれだけ良い椅子や机を揃えたとしても、最低でも1時間に1回は身体を動かす事が大切です。

筋肉は血液を押し流すポンプの役割も担う

血液は心臓というポンプによって押し出され、全身の血管を巡っている訳ですが、重力に逆らって心臓に戻ってこなければいけない為、それだけでは不十分だったりします。

その為、心臓以外にも血液を押し流してくれるポンプが必要なのですが、その役割を筋肉が担ってくれているんですね!

筋肉を動かす事により「ミルキングアクション」といって、牛のミルクを搾る様に、血液を押し流してくれます。

デスクワークにより長時間座っていると、座面によってお尻やももの裏が圧迫をされ、血流が悪くなるなどはもちろん、こうした筋肉によるミルキングアクションが行われない為、全身の血流が滞ります。

血流の低下と痛みの連鎖

そして、血液が私達の全身の細胞に酸素や栄養素、更には熱などを運んでいる為、血流が滞る事で、各細胞への酸素の供給や栄養素の供給なども減少し、各細胞の機能も低下をしやすいことが考えられます。

また、血流が減少して各細胞が酸欠になることで、ブラジキニンなどをはじめとした、各種発痛物質が産生されることで、背中が張って痛みなどの不快感を感じる様になり、痛みを感じる事で更に緊張モードの交感神経が優位になり、血管が収縮して血流が悪くなるという、負のサイクルに入りがちです。

その為、デスクワークの合間に、如何に身体を動かし、血流を促していくかが大切です。

ということで、デスクワークの合間に行いたいエクササイズをご紹介させて頂きます!

1種目5回だけでOKです。5分もあれば終わりますので、ご自身の身体を健康に保つ為にも、ぜひお試しくださいませ。

ヒップローテーション

今回は、テレワークということを前提に、お家で行えるエクササイズ&ストレッチお伝えさせて頂きます。

先ずはデスクワーク中に固まりやすい股関節、腰周りを、仰向けに寝た状態で、ゆっくりと大きく動かしていきます。

ソラシックツイスト

更に、デスクワークで巻き肩になり、血流が滞りやすい胸周りや肋骨周りの筋肉を緩めていくことで、浅くなりやすい呼吸も改善していきます。

更に言えば、胸周りの緊張が強いとリンパの流れも悪くなりやすい為、胸から鎖骨周りを動かしてあげる事で、リンパの流れも改善していきます。

フォースタンスストレッチ

次に四つ這いの状態で、背中や背中のサイドラインを緩めていきます。

きゃっとばっく

そして、骨盤、背骨、肋骨を連動させ、全身を大きく動かしていきます

スクワット

最後は立った状態で、下半身の大きな筋肉を使い、足元から血流を改善していきましょう!



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