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ヘルスケアリテラシーの重要性

こんにちわ。

日頃のコンディショニングサポートにおいて、エクササイズやストレッチなどを指導するだけではなく、そのお客様や選手、患者さんが叶えたい目的を叶える為に必要な知識なども、色々とお伝えさせて頂いております。

そうしたお客様への知識提供の目的や、このブログを書き始めた理由は何か?というと、その1つはお客様はもちろん、より多くの方のヘルスケアリテラシーを高めることに貢献をする為です。

ヘルスケアリテラシーとは

もともと、リテラシーという言葉は、ラテン語のliteratus(教育を受け、文字を知っている者)という意味からきているとか、いないとかで、現代では、〇〇リテラシーといった形で使われる事が多く、読解能力や活用能力のことを指します。

そこからヘルスケアリテラシーとは、健康に関する情報を読み解き、健康に生きる為に活用する能力のことです。

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茶色い炭水化物と誤った情報の伝達

特徴的なエピソードがあり、私が行きつけのお店でランチをしていると、隣に座った中年の男性2人。上司と部下の関係の様で、健康に関する会話を始めたことが耳に入ってきます。

上司:「この前テレビで言ってたんだけど、炭水化物を食べるなら白米とかの白いモノではなく、茶色いをものを食べた方が良いんだよ」

部下:「たしかに、白い砂糖は血糖値が急激に上がるから良くないって、私も何か記事で目にしました。やっぱり食べるなら茶色い炭水化物が良いんですね。」

上司:「血糖値が急激に上がるとか、俺らの年齢になってくると糖尿病とかも気を付けないとだしな。健康診断はどうだった?」

部下:「じつは血圧とか、コレステロールがちょっと引っかかったんですよね。やはり気を付けないと危ないですね。」「ちなみに茶色い炭水化物って、どんなものがあるんですかね?玄米は思いつくんですけど、それ以外があまり思い浮かばなくて」

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上司:「玄米以外だと‥‥‥パンとかじゃないか?」

部下:「たしかに!パンは茶色ですね。明日から朝をパンに変えてみようかな。」

上司:「そうだな。健康のために茶色の炭水化物が良いらしいからな」

隣で聞いていて、思わず吹き出しそうになりましたが、お2人とも真剣に話をされていたんですよね。

健康に生きる為に大切なヘルスケアリテラシー

平均寿命が長くなり、高齢化が進めば進むほど、健康に対する需要は高まる為、健康系の番組や雑誌、書籍、インターネット記事というのは増え続ける事と思います。

そうした洪水の様に溢れる情報の中では、以前も少し書きましたが、健康に関する情報を読み解き、日々の生活に活用をする為に大切なのがヘルスケアに関するリテラシーです。

多くの方にとって、幸せに生きる為に健康が大切なだけであり、健康が人生の一番の目的では無いと思いますし、例えば、ジャンクなものを食べない方が健康かもしれませんが、ジャンクなモノを食べながら、友人とワイワイするのが幸せな時間だったりする訳ですよね。

その時に、色々と知った上で選択をしているのか?知らずに選択をしてしまっているのか?は大きな違いですし、知った上で、その日だけ晴れの日として食べているのか、無意識に毎日それを食べているのか?も大きな違いです。

その為、健康的なことも、身体に悪い事も知った上で、自らが選択出来るサポートが出来ればな~と考え、日々記事を綴っております。

多くの方が耳にしたことがあるかもしれませんが、日本の平均寿命と健康寿命には大きな開きがあり、男性で約9歳、女性で約12歳もの差があります。

現状は、支援や介護を必要とする、健康上の問題で制限がある期間が平均してそれだけあるという事ですので、少しでも上記の差が縮まる様に、行動していきたいと思います。

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