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【ビジネス】失敗の科学

失敗の捉え方で「未来」が変わる。

失敗をどう活かすか…失敗を受け止めてその失敗が二度と起きないように改善策を検討し実行する。そのサイクルを何度も何度も回す。いつも言っている不足を認識してその補填をしていくという思考と同じです。失敗というと何か後ろめたい気持ちになるけど基本は同じ事だと私は理解しています。今私がついて書いてしまった”失敗というワードの何か後ろめたくなる感じ”…これがけっこうやっかいな要因だったりもします。やはり隠したくなる。失敗を見られたくない。認めることが難しい。そんな気持ちから気持ちよく素直に公にすることはとても難しいと個人的には思います。僕自身がずっと異常なまでに都合が悪いことをずっと隠して生きてきたので…

何かを失敗した時にそれは未来に繋がるものだと真正面から向き合って検証をすることと、嫌だと目を向けずそのままにすること、はたまた必死に隠すことと…全くその先に得られる結果は異なってくる。そりゃーそうだよね。

まさに科学はこの失敗も繰り返しから進歩を遂げてきたとのこと。今読んでいる本では冒頭で医療業界と航空業界とで比較をしている。

失敗から学ぶ為に重要なこと①

目に見えるデータだけではなく、見えないものまで考慮しなくてはいけないと記載がありました。この本では戦地から帰還した戦闘機の損傷からどこの部分を強化すればより帰還率があがるかという問題に対して、傷が多く受けているところが一定共通していたのでそこを強化しようとなった…ただ一人異議を唱えた人がいて帰還してきた戦闘機の損傷より墜落してしまった戦闘機を見ないと意味がないと。そこで逆に損傷箇所を見るのではなく、逆に損傷していない箇所に注目しそこも補強を図った。すると墜落率が下がったとのこと。目に見えるデータだけではく見えなものまで考慮する。営業現場だと今出てきているデータだけではなく、現場の感覚等もしっかり考慮しないといけない。成功事例も失敗事例も分析し考慮しないといけない。

失敗から学ぶ為ん重要なこと②

どんな姿勢が必要か…①注意深く考える力  ②物事の奥底にある真実を見抜いてやろうという意思。すんごい気合根性定性バリバリの2点だけど、とても重要だと思いました。目の前にあるデータだけを見てすぐに判断するのではなく注意深く見えないものも考慮し、根本原因を探るために何故?をたくさん繰り返し追及する意思はとても必要。止めるのはすぐにできる。

失敗から学ぶ為ん重要なこと③

失敗を言いやすい場所をつくること…これ一番重要かもしれない。どうしても何か失敗すると叱る事があると思う。そこに委縮して言えなくなる、隠したくなる。ウソを隠すのではなくそれを信じ込みそのまま継続してしまう。だから失敗を科学する、失敗から成長をしていくという文化を組織に浸透させなければいけない。成功事例も失敗事例も皆で共有し、ナレッジとしてためて組織を成長させなければいけない。

ここでとてもわかりやすい事が書いてあったのでそのまま引用…
成功事例や失敗事例は共有されているが成長に結びついていない事が多い。何故か…

浸透速度遅い原因は、必ずしも現場の怠惰や意思の欠如というわけでない。それより問題なのは、必要な知識や情報が、使用に適したシンプルで効果的な形に置き換えられていないことだ。

これだよね…使用に適した誰にでもわかるものになっていない。わからないから見ない。だから失敗が続く。活かされない。

まずは、今の組織で失敗を恐れずに言える環境をつくろう。できなかったことは仕方がない。それを認めて全てをありのまま話せる環境をつくろう。そしてそれをもとに使用に適したシンプルで効果的な形にアウトプットしよう。別で進めているsalesenablementと同期できそうだ。

salesenablemento   ✕ 失敗の科学

さて、やろう。目標達成の為に沈思黙考し、熟考し、何が何でもやり遂げるという意識を強く持って業務を推進する。


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