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【思考/その他】欲望

最近仏教関係の本を読む事が多いです。と、言ってもまだ2冊目ですが…
年末から毎朝仕事の前に近所の氏神様にお参りに行くのですが、そういう事も関係して少し興味を持ったのか、以前読んだ白坂春彦さんの「頭が良くなる思考術」を読んでから、白坂春彦さんの本がおすすめに出てきてその中でふとダウンロードした本がこの2つです。何かいろいろな本の事を書いているので中途半端に読んで終わってそうだと思われそうですが…一応読んでいます。1冊目は「仏道に学ぶ 心の修め方」、2冊目は「仏教超入門」です。2冊目はまだ読み始めたばかりです。

仏教は「人生とは苦しみである」から始まる。

そして人生における8つの苦しみはこちら。

最初の4つの苦しみは…
・「生・老・病・死」

あとに4つの苦しみは…
・「愛別離苦(あいべつりく)」
愛する人と別れたり離れなければならないという苦しみ
・「怨憎会苦(おんぞうえく)」
恨んだり憎んだりしている人と会わなければならないという苦しみ
・「求不得苦(ぐふとっく)」
求めるものが得られないという苦しみ、欲望が深いほどこの苦しみを味わう
・「五うん盛苦(ごうんじょうく)」
健康で心身が活発なのにかなえられないものがたくさんあるという苦しみ

これらの苦しみをまとめて「四苦八苦」とう言うらしい。

心に苦しみをもたらす原因は何か?

その苦しみは何から生まれるか…苦しみを集めるのは全て「欲望」とのこと。人生の苦しみを見つめる事を「集諦(じったい)」という。何が集まるか…苦しみが集まる。その中心にあって苦しみを集めているのが「欲望」である。人間の三大欲求は…「食欲・睡眠欲・性欲」と言われているが、欲求とは自己の生存に必要なもの。食欲と睡眠は生存に必要だが、性欲は必要ない。つまり、性欲は欲求ではないという事。「欲望」には選択という条件がつく、あえて選ぶということ。灼熱の砂漠にて喉がカラカラの状態で、お水と極上の女性がいたときに女性を選択する人はいない。生存に関係なく、あえて選択をするから「欲望」という事になる。

となったとき…僕はこの欲望に負ける事が多い。
というか…負けてばかり。一人でいる事が寂しい…その欲望を満たす為にお金を使って酒を飲みにいく、女を誘う…これでお金をどんどん使う。良く見られたいという欲望…これも生存に関係ない。それはまたお金を使う…

欲望を捨てることはできない。
どうしたら離れるこおとができるのか…

欲を生むような想像する心を捨て想像する心から離れること。
自分を関わらせることなく物事をありのままに見ること。
自分の偏見をいれずに物事を純粋に見ること。
思い込みの心や感情をまじえずに見る…

難しいな…正直全然イメージできない。寂しいという物事をありのまま見つめてその先にどうしたらいいのか?今は本を読むとか仕事をするとかで一定保たれているけどこれで欲望が埋まっている気もしない。会社にいって人と話をしたくなる。飲みにも行きたくなる。女とも話たくなる。ただ、それをやったところで何も埋まらない事もしっている。

意識的に欲望を捨てることも必要と書いてあったが…そもそもその場いかない、一人でいる…どうせ死ぬわけでもないしと。過ごすのか…わからない。レベルが高すぎでもっと読みこまないといけないな。何度も何度も読もう。


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