私たちはどう生きるか①|「やりたいことをやろう」はオワコンか?
毎日noteを更新している。最近「シリーズもの」のマガジンを次々に始めていて、どれも書き終わるのがいつになるのかはわからないが、書き手としてはワクワクだ。
このnoteはどの記事も「自分の興味があること」×「きっと役に立てる人がいるだろうと思えること」について書いているので、気になるマガジンがあったら気軽にフォローしてほしい。
「私たちはどう生きるか」の連載をはじめます
SNSを開けばやりたいと思えることは無限に出てくる。強く想い描いたものは叶えられそうな気がする。ゴールから逆算して作り出したプランを実行すれば理想は手に入ると信じている。
現代の日本では、「やりたいことをやるのはいいことだ」という認識で生きる人がたくさんいる。少なくとも、やりたいことをやって生きている人というのは周りから羨望や称賛を向けられる。
「好きなことで生きていく」というフレーズが一大キーワードとなり街に踊っていたことからも、我々の無意識下にはそういった生き方を是とする思想は染み込んでいる。
しかし、本当にそうだろうか?そもそも、本当にその生き方は実現可能なのだろうか?そもそも、本当にその生き方は私たちに幸せをもたらしてくれるのだろうか?
無限の成長を信じ、「よりもっと」を目指して突き進んだ世界観が終わりを迎えつつある令和の国で、「やりたいことをやる」ということは正しいことなのか?
「やりたいことをやろう」
それが仮に正しいとしても、しかしそれはどのような仕方であっても正しいのだろうか。「どの部分は有益」で、「どこは間違って」いるか。
そういった疑問も含めて、けっきょく私たちは今、これから「何をやるといいのだろうか」といったことを考えていきたい。
ということで、「私たちはどう生きるか」というテーマでの連載をしていきます。
興味のある方、こういったトピックについて話し合いたい方はぜひフォローください。座談会なども予定しています。
こんなことを書いていきます
・「本当にやりたいこと」をやる方法
・「やりたいこと」vs「やるべきこと」vs「いま目の前にあること」
・長期目標や人生設計が有効なケースと有害なケースと無駄なケース
・やりたくないことも歯を食いしばってやるべきか?
・誰のためにやるか
・それでも人は「やりたいことしかやらない」
・2×2マトリクスで見る「やりたい」こと
・「やりたいことをやり続けると人生は破綻する」か?
・渇望と満足。思考と意識。分離と一体。成功と幸福。
・時間を超越する|限りある時間の使い方をあらためる
・私たちはこれから何をやるといいのかを、どう見出せばいいのか
・やりたいことを手放した人生は豊かなのだろうか?
・人生の価値はそこにある
・人類史上初の時代を生きる個人の人生戦略
おわりに (自己紹介と連載の背景)
私は人の相談に乗ることをナリワイの1つにしていて、主に小規模事業の運営に関してや目標達成について、また人間関係や人生の悩みといった事柄の相談が多い。やっていることはコンサルティングともコーチングともカウンセリングともいえるけれど、ようはコミュニケーションであると思っている。
「やりたいことをやろう」として苦しい人生になっている人もたくさんいる中で、その人たちの共通点の1つは「やりたいことの結果」が「自分の価値」と結びついているということだ。簡単にいうことはできるが、解決の根は深い。
この連載を始めた背景には、佐々木正悟さんやjMatsuzakiさんの最近の発信の影響がある。先日も「タスクシュートジャーニー」という企画で、大変興味深く、しかし一般的にはまだ馴染みが少ないであろう思想が展開された。
私は「やりたいことをやろう」という言葉をよく使うが、その真意はjMatsuzaki氏の「やりたいことをやらない」という言葉とかなり類似点があると感じている。
こういった考え方はこれからの時代に必要な、人を豊かにできるものだと思っていて、なのでそれをクリアに書き出すことができたなら、読んでくれる人への価値貢献になると思ったことが連載を始めた理由の1つ。
また別に、自分自身がこのトピックへの興味が強く、もっと明確にしたいから、という気持ちも大きい。
これから不定期で更新していくので楽しみにしていてください。フォローはこちらから。話題のリクエストなどもお待ちしています。
p.s.
jMatsuzakiさんのVoicyの中から、おもしろいものをご紹介。このトピックに興味のある方にはぜひ聞いてみてほしい内容です。
「やりたいことをやる」という構図から抜け出す by.jMatsuzaki
Q:やりたいことが多すぎて困っています by.jMatsuzaki × 佐々木正悟
自分時間や自分らしい生き方を捨てる by.jMatsuzaki
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