フィンランドでスモークサウナ初体験
2017年11月にフィンランド企業N社のオウルのポジションの面接を受けてオファーをもらった話は以下の記事で書きました。
2018年1月にフィンランドのHRからInvitation Letterなどをもらった後は以下の流れでフィンランドの在留許可証を取得しました。
1月18日(木)フィンランド大使館Webで在留許可申請必要書類調べる→大学の卒業証明と、一緒に行く妻の自分との婚姻関係を証明するために戸籍謄本/抄本が必要と知る。
1月22日(月)区役所で戸籍謄本/抄本は日本語のみと知り再度調べて英訳と「アポスティーユ」が必要と知る。同じ日に大学で卒業証明英語版取得する。
1月31日(水)翻訳会社から戸籍抄本英訳とアポスティーユ受領する。
2月1日(木)新しいパスポート含め全ての必要書類がそろったのでフィンランド大使館Webで2人分の在留許可を申請する。
2月2日(金)妻と2人で広尾のフィンランド大使館訪問して書類の原本を提示し(確認のみで返却される)在留許可申請手続きが完了する。フィンランドN社HRに伝えたら会社として行政を急がせると頼もしい言葉をもらう。
2月14日(水)在留許可が承認される。
3月1日(木)在留許可証が郵送で届く。
在留許可証受領の日程を予想してフィンランド現地企業での就業開始日を3月15日にしていました。なのでその前日の3月14日にフィンエアーのヘルシンキ経由の便でオウルへ、当時妻はまだ日本で仕事していたのでまずは単身で移動しました。
そういえばヘルシンキからオウルに向かう飛行機で隣の席になったフィンランド人のおじさんからフィンランドにはクラフトビールがたくさんあると言う話を聞きました。いろいろ話した後で最後に「でも一番飲んでるビールはSandels」と言われ、その後のフィンランド生活で私も一番飲むことになるフィンランドのビールSandelsを知ることになりました。
オウルのLapland hotelに宿泊して、翌3月15日の朝オウルオフィスに初出社。そこで配属先のチームがラインマネージャー含めて全員でKuusamo(クーサモ)の近くの会社のコテージに行ってると言われて驚きました。
後で知ったことですが、この会社ではいわゆるチームビルディングのためにチーム全員でどこかに出かけることは良くあり、ちょうど私の入社日にそれが被ったのでした。直属ラインマネージャーのKristianは入社前から私の会社メールアドレスにこの日のイベントについて連絡して来てたのですが、こちらは有休消化と引っ越しの準備で会社休んでてPCも最終出社日に日本法人に返却してたのでメールを読んでいませんでした。
面接してもらった別のチームのラインマネージャーのVirpiにオフィス内を案内してもらい、他のチームのメンバーに紹介してもらったりしてから、机をもらって新しくもらったPCの設定などしていたらKristianから連絡があり、これから来れないかというので行くと回答。一度ホテルに戻って宿泊用荷物取ってから、オウルからバスで3時間かけてロシア国境近くにある町Kuusamoへ。
そこからさらにKristianの車で移動。Rukaスキー場の側を通って18:30ころ湖に面した会社所有のコテージに到着。元々は顧客やトップマネジメント専用だったのが2017年から一般社員もチームイベントで使えるようになったようです。
チームメンバーは全員サウナ中でKristianと私もそこへ。チームメンバー全員男でサウナ内は全裸。なので同僚との初対面がお互い裸という状況に。
ここのサウナはフィンランドでも珍しいスモークサウナ。暗くてじんわり熱い中同僚たちと話しました。日本の温泉で鍛えられてた?せいかフィンランド人から熱いのに長時間耐えられるんだねと誉められました。個人的には全然熱くなくてちょうど良い温度でした。フィンランドのスモークサウナについてはこちら↓の記事が詳しいです。
なお、フィンランドではサウナに入りながらビールを飲むのがけっこう一般的で、ここのサウナでも更衣室にフィンランドのビールSandelsがたくさん置いてあって勝手に飲んで良いということだったので私もいただきました。
サウナで温まった後は湖で泳ぎたいところでしたが残念ながら湖は凍っていて泳げず。代わりに雪の中に全裸でダイブしました。
その時Kristianから「Toshi、見てみろオーロラが出てるぞ」と言われました。オーロラ!ちなみにオーロラは英語では“Norhtern lights”と言います。残念ながらこの時はサウナだったのでメガネを外してて肝心のオーロラは良く見えませんでした。
でもサウナの後の夕食でも同僚たちとたくさん話せて楽しい夜となり、スモークサウナとオーロラを1日で初体験してしまうなど会社入社初日としては控えめに言って最高のものとなりました。