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やることを減らすからうまくいく!?「やること」を増やしがちな人へ

※stand.fmでこの内容の音声配信を聴くことができます。

こんにちは、TOSHIです。

私たちは、どうしてもやることを増やしがちです。TODOリストはどんどん成長していって、気がついたら膨大な量になっていた、という経験がある人も少なくはないでしょう。

でも、私たちには公平に24時間しかありません。その中には睡眠時間や、余暇の時間も含まれますし、それらも決して軽視できない重要な時間です。また、時間に余裕があるからといって、タスクを詰め込めるものでもありません。精神的なエネルギーや意思力といったものも、有限なのです。

新しくやることを増やすにはどうしたらいいのか? その答えは、逆説的ではありますが、「やることを減らす」ということになります。

「やることを増やす」のはすぐに行き詰る

真面目な人は特にそうだと思うのですが、「やることはまだまだ増やせる!」と考えてしまいがちです。そのためのスケジュール管理法やタスク管理法の本などもたくさんあります。売れているということは、それだけ需要があるのでしょう。私も例外ではなく、ついついそういう思考になってしまいます。

しかし、先にも述べたように、「やることを増やす」には限界があります。そしてその限界は、想定する以上にずっと早く訪れるはずです。私たちが1日にこなすことのできるタスク量は、実はびっくりするほど少ないのです。

「やれるはず」と思ってTODOリストに追加した「やるべきこと」は、消化されないまま残り続けます。それを見るたびに「あれもできてない」「今日もできなかった」となって、自己評価も下がりますし自信も失ってしまうかもしれません。良いことはないのです。

「やるべきことをやる」ためには、「減らせないか?」を考えることが重要です。

TOSHIは「やることを絞って」うまくいった

私自身の経験上、ブレークスルーが起きてうまくいくようになったのは、必ず「やることを絞って」やることを減らしたときでした。

起業して初めてビジネスがうまくいったとき

一番大きいのがこの経験です。会社員を辞めて起業して、何をやってもうまくいかない時期が半年以上も続きました。まさにノウハウコレクターという言葉がふさわしく、いろんなことに手を出して、どれもこれもを実践していました。

転売もやっていましたし、情報発信にしてもツイッター、フェイスブック、YouTube、ブログ、メルマガ、LINE……あらゆるものをやってはどれも中途半端になっていました。日々、起きてから寝るまで、いろんな作業に追われヘトヘトになるまでやっても、全然進みません。もちろん、成果もまったく出ませんでした。

そんなとき、「やることを絞る」ことにします。他に比べればマシだった、ブログでの情報発信だけに絞ることにしました。そこから、ほどなくして成果が出るようになったのです。

最近減らした習慣

最近でも、習慣になっていたことをいくつか減らしました。昨年一年くらいずっと、やるべきことがやれていない閉塞感がありました。それで、2022年の年が明けたタイミングで、日々当たり前にやっていた習慣を改めて見直してみました。

習慣を見直して、やめたことは次の3つです。

  • 新聞の購読

  • 本の要約サイトflierの購読

  • 毎日のメルマガ配信

新聞は電子版で購読していましたが、毎日発行されるものなので、毎日目を通すことになります。隅から隅まで読むわけではないですが、30分から1時間は使っていました。世の中の動きを知るには、食事のときにNHKラジオニュースを流しておけば事が足りますし、テレビでもニュースを見る機会があります。それで十分なことに気づきました。

本の要約サービスも、毎日新しい本の要約が配信されます。新聞と同じで、やはり毎日新しいものを読んでいました。知見も広がるし、情報収集として効率が良いかと思って始めたのですが、これも負担になっていることに気づきました。

メルマガ配信については、配信頻度を落としました。昨年は毎日休まず発行していたのですが、これを2日おきから3日おきに変更しました。もちろん、毎日読んでくれている方がいるのも知っているのですが、そうではない方も多いでしょう。メールの受信ボックスも進化していて、毎日配信されるメールは「プロモーションメール」に分類されてしまうという話も聞いたことがあります。

これらの習慣としての「やること」を減らした結果、新しく「やれること」が増えました。このnoteでのブログ更新もそうですし、音声配信も続けられています。インプットよりもアウトプットが多くなった印象です。

まとめ

「やるべきことがやれていない」「やりたいことがあるのに時間がない」ということがあるなら、今やっていることを見直してみるべきです。

もちろん、今やっていることは、必要だと思っているからやっているはずですが、始めたときと状況は変わっているはずです。改めて考えてみて、「本当にやめれないのか?」という視点で疑ってみると、意外と多くのことが見直せると思います。

新しいことを始めるときには、「1つ始めるなら、1つやめる」ということを徹底しないと、すぐに破綻してしまいます。気合や根性ではどうにもならないですし、決意してみたところでうまくいきませんので、ぜひこのことを心がけてみてください。

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