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知ってるとどこかで役立つかもしれないトリビア

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知らなくても困らないが、知っていると色んな場面で話のネタになるトリビアです。
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#歴史

意外と知らない!中秋の名月と十五夜の違いとは

9月も後半に入りましたが、猛暑日が続き季節の変わり方が変わってきていると感じます。 しかし夜は少しづつ過ごしやすい日も出てきました。 そんな9月の夜といえば「中秋の名月」と呼ばれるお月見が恒例行事となっています。 ススキを見立て、月見団子を備える。 幼少期からあるこの行事について、今回は記事にしました。 中秋の名月の由来まず「中秋の名月」とは、旧暦の8月15日に美しい月を楽しみながらお団子を食べる行事を指します。 もとは平安時代に、貴族社会で月を眺めながら詩を読んだり、

暑さ寒さも彼岸までの由来

毎日暑い日が続きます。 皆様も熱中症には充分にお気をつけ下さい。 そんな暑さが続くと、私はこのことわざを思い出します。 日本には四季があり、夏にはうだる様な暑さや、冬は凍える寒さを感じます。 しかし彼岸を過ぎれば、そんな暑さや寒さも和らぎ、過ごしやすくなってくるという意味です。 今回はそんな彼岸についての記事になります。 彼岸の由来まず「彼岸」とは仏教用語です。意味は2つあり1つは「悟りの境地」という意味だそうです。 悟りの境地に至った時を彼岸、反対に煩悩に生きている

地名の由来からわかる歴史の面白さ

日本には様々な地名が存在します。 物流事務をしていると、読み方のわからない地名に出くわす事も多いです。 そこでふと、地名の由来が気になり調べてみる事にしました。 珍しい地名もありますが、皆さんも良く知っている有名な地名でも、 意外とその由来は知らなかったりすると思います。 今回はそんな、土地に名が付いた由来の記事です。 神戸兵庫県の県庁所在地である神戸。昔は「かんべ」とも呼ばれていたそうです。 「かんべ」とは、神社に租税を納めている民の事を指します。つまり神社の所領を

意外と知らない!その5:焼きおにぎりが生まれた訳

私は友人とよく居酒屋さんに行きます。 お酒を片手に談笑したり語り合ったりする時間は、幸せなひと時です。 そんな折、メニューにある「焼きおにぎり」が目に止まりました。 その時「なぜ、おにぎりを焼こうと思ったのだろう?」と思い、 調べてみる事にしました。 焼きおにぎりの誕生早速ですが、新潟県に「けんさん焼き」という郷土料理があります。 実はこの「けんさん焼き」が、焼きおにぎりのルーツとなっているそうです。 戦国時代には、陣中食と呼ばれる携行食がありました。 代表的なもので「

意外と知らない!その2:ハヤシライスの名前は誰がつけたのか

先日、妻とランチにハヤシライスを食べていました。 何気ない会話をしている中、「ハヤシライス」の由来が気になり調べてみる事にしました。 由来ハヤシライスは明治時代に日本で生まれた洋食料理でした。 カレーライスは江戸の末期に日本に伝来していたので、「ルーを飯の上にかける」という食べ方は、すでに認知されていたようです。 しかし調べてみるとハヤシライスの明確な起源や考案者はなく、「諸説」が多くある食べ物であると解りました。 諸説1:林氏が広めた上野にある老舗フランス料理店「上野

意外と知らない!その1:ハイボールの定義とは

今年も残すところあと6日となりました。 年末年始は忘年会や新年会と、お酒を飲む機会が増えます。 私はお酒が好きですが、数年前からはビールよりもハイボールを飲む様にしています。 年齢的な事もありますが、飲みやすい上に悪酔いしないのが有難いです。 そんなハイボールについて、今回は記事にしたいと思います。 ハイボールの由来まず「ハイボール」の名前の由来を、みなさんご存じでしょうか。 調べてみると諸説ありますが、これが一番有名な話だそうです。 他にもセントルイスの信号係の話や