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ナミビアで幼稚園

10月10日(火)の午後にナミビアに到着し、10月13日(金)と14日(土)に合計3つの幼稚園を見学。夫のリサーチのおかげ、そして友人に紹介していただいたおかげ。本当にありがたいことだ。

なるべく職場の近くで、というところで探したけれども、車で15分くらいの郊外の園にも行ったところ、外国人が行くような幼稚園(ナミビアの子どもたちも来ている)では、シュタイナー(注1)とモンテッソーリ(注2)教育が主流のようで、両方を見て、先生からもお話を聞くことができた。

結論を先にいうと、職場近くのシュタイナー教育の園に決めて、3歳の娘は早速、10月16日(月)から通い始めた。朝7時からオープンなので、朝7時半ごろに送り、帰りは延長(夕方5時まで)を利用し、4時半ごろに迎えに。楽しそうにしている。先生いわく、両親がいなくなったことに気が付いてほんの数秒(数分でもない!)泣いたが、そのあとはケロッとして、みんなと楽しく遊んで過ごしていたそう。想像できる。

こちらのシュタイナーに決めたのは何よりも、園長先生の雰囲気。私よりもずっと若い方だけれども、温かくて、安心をする。私が通いたいくらいだ。こちらの冗談にもふんわりと心から楽しそうに笑ってくれるので調子に乗って連発してしまう(なんのこっちゃ)。そして、園での食べ物は子どもたちが一緒になって準備をすること。親はお弁当を持たせることもなく、、、という手間が省けるということ以上に、多様なバックグラウンドの子どもたちがみんなで一緒に準備をして、食べ物を一緒に食べる、というのは何とも素晴らしいと思う。

遊具は木でできていて、日本から見ると安全性で大丈夫だろうか、と、ついつい心配になってしまうけれども、園長先生いわく、常に先生が外にいて見守っているし、何よりも子ども立ち同志がお互いを気にかけて面倒をみあっていると。3歳から6歳の子が一緒なので、確かにうちの子も年上の子や、年下の子たちと仲良く楽しそうにしている。兄弟がいないので、見ていて微笑えましいし、ほっとする。学ぶことが本当に多い。特に、こちらに来る前に日本で、様々なプレスクールに通ったので、比較も出来て興味深い。この大切な時期に、こちらに来ることが出来て本当に良かった。

初登園のようす。ナミビアについて数日後には日本で通っていたプレスクールのバックを準備しては「スクールバス?スクール?」としきりに聞いて、買い物にいくにもバックを持っていたので、本当にウキウキ。階段を登っていくと園があり、園を通ると園庭。木で出来ている遊具やオモチャ

ここに書いていて気がついたこととして、私もオフィスにあってはこの園長先生のような雰囲気をぜひ目指していきたいものだ、ということ。振り返ると、誰かが話しているときの会議中についついパソコンや携帯を開いて少しでも業務時間内に仕事を終わらせよう、なんて思って内職をしていたりする。上司が話している時でも! そして時々顔を上げては内職していませんよ、聞いていますよ、のアピール。反省、そしてせこい! 安心感と包容力は言葉にはできないし、KPI(注3)で測れないけれど価値が本当にあるもの。努力していこう。自分。

そんなことも徒然と思いながら、母と子、そして夫、日々仲良く、ナミビア生活を続けていきます。(夫の機嫌がこちらに来てからすこぶる良い!)


(注1)シュタイナー教育(シュタイナーきょういく、ドイツ語: Waldorfpädagogik、英語: Waldorf education)とは、シュタイナー(Rudolf Steiner, 1891-1925年 64歳没)が提唱した「芸術教育」としての実践であるヴァルドルフ教育を、日本で紹介する際に名付けられた。教育という営みは、子供が「自由な自己決定」を行うことができる「人間」となるための「出産補助」であるという意味で、「一つの芸術」であると考えられている。(出典 シュタイナー教育 - Wikipedia)

(注2)モンテッソーリ教育(:Montessori education または the Montessori method)は、モンテッソーリによって考案された教育法。(出典:モンテッソーリ教育 - Wikipedia

(注3)KPI (重要業績評価指標・key performance indicators, KPI)は、組織の目標達成の度合いを定義する補助となる計量基準群。KPI はビジネスインテリジェンスにおいて、現在のビジネスの状態を示すものとして使われ、今後の対応策でどうなるかを予測するのに使われる。KPI をリアルタイムで監視することを BAM(ビジネスアクティビティ・モニタリング)と言う (出典:重要業績評価指標 - Wikipedia)

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