🚢THE JOURNEY TOUR ＠横浜アリーナ4列目で聞くトリプルアンコールの感動🚢

世古壽實

2023年11月24日 08:34

2023年11月22日　横浜アリーナで開催された
松任谷由実THE JOURNEY TOURに行ってきました。

松山から羽田に着いたヨーコさんを
Y CAT にお迎えに行き、
タクシーで家に戻り
車で横浜アリーナへ。

Y CATに17時20分に到着でしたが
18時15分にはセンター席に座っていました。
早い！

今回のツアーで初めてのセンター席。
しかも4列目。
船尾目の前という最高のお席でした。

席の右手通路からユーミン登場！
もうこの瞬間から大興奮。

オープニングごあいさつ

「ようこそ、デビュー50周年を記念するThe Journey Tour へ。
今回の旅ではみなさんに海賊船に乗ってもらいます。
わたしは大好きな海の歌を作ってきました。
新米の船乗り日記をもとに、
みなさんと一緒に旅をしたいと思います。

もちろん　船長は　わ・た・し！

最後までついてきてね。

01 心のまま〜1983年　REINCARNATION〜

02 WANDERERS 〜1989年　LOVE　WARS〜

03 リフレインが叫んでる
　〜1988年　Delight Slight Light KISS〜

【新人乗組員の日記①】

水曜日　快晴。海はおだやか。
太陽がジリジリ照りつける。
ロープを結んだり解いたりの繰り返し。
訓練は只々つらい。

これが大好きだった海なのか・・・

これが憧れていた船乗りなのか・・・

その答えは誰が教えてくれるのか・・・・

04 ただわけもなく　
〜2002年　Wings of Winter,Shades of Summer〜

05 満月のフォーチュン　〜1990年　天国のドア〜

06 TYPOON 〜1983年　VOYAGER〜

07 青いエアメイル　〜1979年　OLIVE〜

08 紅雀　　〜1978年　紅雀〜

09 あの日にかえりたい　〜1975年　シングル〜

【新人乗組員の日記②】

月曜日、くもり、波やや高し。
出航してはや7ヶ月。
苦しくてどうにもならないこともあったが、
ようやく楽になってきたような気がする。

君は元気にしているだろうか。
過去の先に未来があるように
未来の先に君がいてくれる気がする。

10 さまよいの果て波は寄せる　〜1979年　悲しいほどお天気〜

11 セイレーン　　〜1997年　スユアの波〜

12 Blue Planet 〜2006年　A GIRL IN SUMMER〜

13 Delphine 〜1995年　KATHMANDU〜

14 LOVE WARS 〜1989年　LOVE　WARS〜
15 Now is On 〜1999年　Frozen Roses〜

【新人乗組員の日記③】

金曜日、雲は少なく　波はおだやか。
3日後に下船する。
長かった航海もようやく終わる、
やっと船酔いから脱出できる。

出航前より孤独な気がする

月が煌々と光り、夜なのに自分の影が伸びる。
影は今の自分なのか
過去の自分なのか

明日生きていられると
誰が保証してくれるのだろうか・・・・

16 星空の誘惑　〜1983年　REINCARNATION〜

17 埠頭を渡る風　〜1978年　流線形‘80〜

18 真夏の夜の夢　〜1993年　U-miz 〜　

19 航海日誌　　　〜1975年　COBALT HOUR 〜

【ユーミンからありがとう】

海はいつもいろいろなことを教えてくれます

おだやかな時も　しける時もあります。
いつまでも荒れ続けているようだけど
また、もとの静かな海に戻ります

我々の世界もそんなことのくりかえし

集団心理はまるで海のよう

どうやってもコントロールできないように思えます

けれども　わたしは　人間の知性を信じたい

未来がより良い世界であるために！

今日は最後までありがとうございました

💜アンコール💜

20 守ってあげたい　〜1981年　昨晩お会いしましょう〜

21 やさしさに包まれたなら　〜1974年　MISSLIM

22メドレー
　心のまま（イントロのみキーボード演奏）
　春よ来い　　〜1994年　THE DANCING SUN

ありがとうございました

今日は楽しんでいただけましたか？

わたしはいつでもとこでも新米の船乗りでありたいと思います。

初めてのことは　辛くて　面倒くさいけど

前むきでありたいと思います。

見えるもの
感じること
いつも新鮮です

50年経ちましたが
いまだにそう思っています

次の航海でまたお会いしましょう

💙ダブルアンコール💙

残すところ9ステージになりました。
寂しい気持ちでもあります。
全部で54ステージ、
あっという間でした。
天変地異もくぐりぬけ
1本も欠けることなくできました
なにかに守られているようでした

みなさんの応援で守られています。

ここは横浜だから、
最後にこの航海を終えるに相応しい曲を歌います。

23 瞳を閉じて

🩵トリプルアンコール🩵

今ここにいない人
もう会えなくなってしまった人に届くように
歌いました

わたしフライングしてしまいましたが
この曲を歌います。

24 海を見ていた午後

50年あっという間でした
いくつもの波がきたけど
一度として同じ波はありません

この波を一所懸命にのりこえてこれたのは
みんなの応援のおかげです

感謝しかありません

あとどれくらい続けられるかわからないけど
まだ続けていきたいです

みんなに恩返ししたい！

今日はありがとうございました。

🚢　航海を終えて　🚢

2023年05月13日　ぴあアリーナMM
2023年06月17日　有明アリーナ
2023年09月23日　横浜アリーナ
2023年11月22日　横浜アリーナ

わたしは4回の航海に出ました。

同じコンサートをなんで何回も行くの？

たまにそう質問されます。

同じ航海というものがないのと同様

同じコンサートというものはありません。

例えば、
今回はNHK 「驚きの解体キングダム」（8月2日放送）で
有名になったスタッフも紹介されました。

コンサートは進化していくのです。

ユーミンの航海は12月まで続きますが、

わたしは今回で船を降りました。

5月に初めて航海に出た時のわたしと
航海を終えた時のわたし違っています。

センター4列からのステージは圧巻でした。

船尾で軽やかに踊るユーミンが

とても力強く見えました。

クルーのメンバーとアイコンタクトができる近さ・・・

篝火の熱さを感じ、

イルカの帰る場所も見極めました。

航海の最後を飾る最高の席でした。

ユーミンのMCを記録したいと思って
有明の時にはスケッチブックを持っていきました。

真っ暗な中書き留めるの至難の技でした。
今回はもう一度チャレンジしました。

未完成ながら
2023年にユーミンが語り
わたしが何を思っていたのかの
ドキュメントになりました。

11月半ばから非常勤の仕事に就きました。

新米乗組員と同じ心境です。

覚えることが多くて、自信がなくなります。

この新しい航海をずっと続けられるかしら・・・
と不安でいっぱい。

でも頑張ろう！っていう気分が湧いてきます。

ありがとうユーミン❤️

11月21日に叔母の訃報が届きました。
わたしが生まれた時、
父の料亭で女将をしていた母の代わりに
祖母と叔母がわたしを育ててくれました。

大好きだった祖母は54歳でこの世を去り、
1972年、母は43歳で天に召されました。

ユーミンがデビューした年・・
わたしは母のない子になりました。

そんなわたしを支えてくれた叔母。

生き急いで逝った二人と違って
叔母には天寿を全うしてほしいと祈っていました。

従兄弟から危ないからもしできたら会いにいって
という知らせを受け、
11月3日にお見舞いに飛んで行きました。

母の声にそっくりな叔母の声。
わたしは涙をこらえて
務めて明るく話しました。

これが、言葉を交わしたのが最後となりました。

88歳・・静かな最後でした。

もう会えなくなってしまった叔母に
ありがとうと言いながら
ユーミンの「瞳を閉じて」を聴いていたら
涙が止まらなくなりました。

いつ、「その時」がくるかはわかりません。

だからこそ、
天国からお迎えがくるまで
わたしも使命を全うしようと思いました。

ありがとうユーミン❤️

船から降りたユーミンが右側の扉に消えてゆくまで
ありがとうユーミンと何度も言いました。

きっと届いているでしょう。

ユーミンあなたのの航海が続く限り

わたしはあなたのあとをついていくわ💕

ご参考までに有明公演のnoteです⇩

#松任谷由実
 #ユーミン
 #横浜アリーナ
 #THE JOURNEY

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