私とゴルフと経営と①
初めまして。株式会社小林創建代表取締役の小林稔政と申します。
今回からnoteコラムを始めることにしました。
突然ですが、皆さんはゴルフをされたことがありますか?
自己紹介代わりに、私とゴルフの話を少し。
社長業のストレス発散
私は30歳で社長になって、今49歳。20年近く社長業をやってるんですけど、ある時会長である父から「趣味を持った方がいい」とアドバイスされました。
経営者をやっていると、本当にストレスが多いんですよね。
そのストレスを解消できるものを持つべきだよと言われたんですけど、30代の自分は社長になりたてでいっぱいいっぱいでした。
今もそうなんですけど、年配の社員の方が多い。そうすると社長だからといって私の意見が通らない。どちらかというと私の方ではなくて、会長(父)の方を向いてるんですよね。そういう環境の中でストレスをためながら、30代を過ごしていました。
そんなことをやっているうちに、40歳になったあたりから、ストレスが体に出るようになってしまいました。
やっぱりこのままじゃマズいなと思い、加圧レーニングっていうトレーニングを始めたんですよね。腕や脚に専用のバンドを巻いたりして、筋肉痛が早く来るように、みたいな。アメリカのトレーニングの方法らしいんですけど。それを4、5年ぐらい続けていましたかね。
トレーニングを続けていくなかで、体力も回復してきたので「じゃあ、そろそろゴルフを始めるか」という気持ちになったんですよね。やっぱり仕事以外の趣味をもたないと、精神的に続かない。体力をつけたり体を動かすということは、 人間ドッグでもしょっちゅう言われていました。そこで何かをやろうって始めたのがゴルフなんですよね。
1年間の朝練
しかし、あまり私は運動神経良くないんですよ。父と一緒にやってもうまくいかず、むしろやればやるほどストレスを感じて(笑)
でも、40歳を過ぎたころからゴルフに誘われることが多くなったんです。仲間も家庭があるので若いころのように気軽に飲みに行けないじゃないですか。それでみんなが、仕事の話をする場としても、情報交換をするにしても、ストレス解消を兼ねられるゴルフをやっているんだと分かってきたんです。
それで最初はしぶしぶでしたけど、しっかりゴルフをやろうと、1年間禁酒をしてた時期に毎日朝練に行くようになりました。
自分でもよく続いたなと思うんですけど、朝5時ぐらいに起きて、6時ぐらいに早朝から営業しているゴルフ練習場に行っていました。最初は本当に下手で、あまり人に見られたくなかったんですよね。早い時間はゴルフが好きなおじいちゃんたちがいっぱいいるんですけど、一番端っこの目立たない場所で1年ぐらいやったのかな。
その中でプロにも習って、コースに出るようになって、当初の目標であるスコア100を切ることがその年にできるようになったんですよね。まぁ、今も別にそんなにうまくはないから、100切れたり切れなかったりなんですけどね。。。
そういう趣味だけじゃないところにゴルフの魅力ってあるんだな、と思いました。
その時期は会社が大きな赤字を出した次の年ぐらいのことだったんですよね。やっぱり自分のマインドを変えていかなきゃいけないという強い気持ちがありました。それでお酒もやめていたんです。自分でいろんなことをコントロールできるようになっていかないと、と思っての禁酒でした。
そうすると結果的に早く寝るんですよね。毎日22時ぐらいに寝て、自然に朝早く目が覚める。
お酒を飲んでいないから、体調は当然良い。なので、この時間がもったいないと思ったんです。 それがやる気になっていたゴルフに向かったんです。
朝、練習をやってから会社に行っても7時くらい。まだ誰も来ていない会社の中を掃除したりして、みんなをお迎えしようみたいな気持ちで始業時間までを過ごしていました。
②に続きます。